そういえば、この乾坤一滴、先週で200回目になってたんですねぇ。約4年ですか。いやぁ、まさかそんなに続くとは……私なんか、インターネットを始めてすぐでしたからねぇ、乾坤が始まったのは。先見の明あるじんぼさんのおかげです(?)。その頃は、今、大流行の個人のブログなんて、そんなになかったしね。ま、これからもこのインターネットの世界はどんどん変わっていくでしょう。それにしても、4年のうちの3年は福岡からですからね……う〜ん。神奈川にいたら、全然違ってたでしょうね。乾坤だけじゃなく、人生そのものが。当たり前ですが。
さて、まずは先週の続き、というか、〈2005年/小松杏里の乾坤一的十大ニュース〉の残りからお送りしちゃいましょう! これも考えたら、2003年、2004年と福岡絡みのニュースがほとんどでしたし、去年もそんな感じですね。今年は……ちょっと変わりそうです。
というわけで、2005年の第3位! これは、 〈九州全県制覇!〉です。九州にある7県、そのすべてに、ようやく行くことが出来ました。もちろん、ただ通過しただけじゃなく、各県の、ある場所に行って何かをした、時間を過ごした、ということで、5月に宮崎(学院の説明会)、7月に鹿児島(これも学院説明会)、10月に熊本(清和文楽邑と片岡演劇道場)、11月に佐賀(さがけいば)に行き、一昨年行った長崎、大分、そしてもちろん福岡と合わせて、7県すべてを訪れることが出来たというわけです。沖縄も行ってるし、九州・沖縄は、一応、行ったと! 北海道や本州の県もほとんど行ってると思うんですけど(秋田、新潟、鳥取、島根は確実に行ってないですが)、唯一足を踏み入れていないのが、四国です。4県とも。いつかのんびり四国を旅行したいですねぇ。お遍路さんとかでもいいな。
続いて、第2位は、〈27年ぶりのダービー観戦! そして、ディープインパクトを観た!〉です。なんと第2位なのに競馬の話ですみませんが、何しろ27年ぶりですからねぇ! そして、競馬史に残る、シンボリルドルフ以来の無敗の三冠馬、ディープインパクトのダービー観戦ですからねぇ! 私にとっては、10万馬券を取ったなんていうことより(あ、まだ取ってませんけど……最近では、どうせなら100万馬券でも狙おうかなんて思ってるんですが)、大切な思い出です。ていうか、競馬を知っていてよかったなぁ、とも思いましたよ(こういう気持ちは、競馬をやってる人にしかわからないと思いますが)。あの東京競馬場の興奮、というか感動は、テレビ観戦にもかかわらず大興奮して感動した、1990年のオグリキャップの復活有馬記念制覇以来でしたね。それもこれも騎手は武豊です。すごい! それに、長男と行ったというのもうれしかったですねぇ。彼の記憶にも残るでしょう。しかし、長男には若いうちからなんかいろいろ教え過ぎちゃって、いいのか悪いのか(笑)……ま、何事も経験することは大切ですから!
そして、ジャーン! 2005年の栄えある第1位は! やはり、〈2006年3月、福岡でのリーディング公演決まる!〉ですねぇ! ま、これは公演そのものじゃなくて、“決まった”ということなんですけど、それが大事なんですよ! もちろん、3月の本番(4日・5日)も大事なんですが、そこに至るまで、決まるまでに、いろいろなことがあったからこそ、これが決まった、と。そこんところが重要なんです! つまり、福岡の演劇関係の方々との付き合いね。それがあったからこそであり、その一区切りの集大成として、この公演が決まったということが、すごくうれしいわけです! いやぁ、なかなか大変みたいですが(特に制作の薙野さん! ホント、御苦労様です! 倒れないで下さいよぉ!)、私自身は楽しくてしょうがないって感じです! 代アニの先生やってても、やっぱり演劇人ですからねぇ。いや、もちろん先生もしっかりやってますよ! ていうか、先生だけやっててもダメだと思うんですよ。教えるだけとかダメ出しするだけなら誰でも出来るけど、“教育”っていうのは、“教え育む”ですからね。育てないといけないわけです。出来ないことを出来るようにしてあげなきゃいけない。で、育てるためには、自分自身も磨いていないとダメだと思います。錆びた包丁じゃ、おいしい料理なんか作れっこありませんからね。だから、学生たちにこれを見せられる(リーディングですから、聞かせられる)ってことも、とてもいいことだと思うんです。授業で口を酸っぱくしていってたことが、力のある役者さんたちの演技で、「これぞ、プロ!」ってものを実際に見せられるわけですから。なんか、役者たちにも自分にも、プレッシャーをかけてるようですが(笑)……あ、ちょっと本題からはずれてきてしまいましたね。とにかく、内容はともかく(もちろん、それも重要なんですが、内容や結果に関しては、今年の出来事として考えて)、福岡での3年間というひとつの区切りとして、リーディング公演が決まったということは、やはり、2005年の一番大きな出来事だと思うわけです!
いやぁ、なんとか十大ニュースの発表も終わったので、先週の話を。
まずは、1月9日(月)の三連休最後の日、といっても2日間は家でずっと脚色台本書き。明け方、ようやくひとまずの入力を終え、風呂に入ってひと休みし、11時に家を出て、前から楽しみにしていた大衆演劇の博多新劇座へ。観るのは、姫京之助座長率いる劇団花車! 一緒に観るメンバーは、福岡演劇のひろばの薙野さんの呼び掛けで集まった人たちと代アニの体験入学とかに来ている演劇好きの女子高生二人の総勢10名。団体ということで、座布団敷いた桟敷席で花道のすぐ横。役者さんがすぐ近くまで来る絶好の場所! 大衆演劇は10月の熊本の片岡演劇道場以来3ヶ月ぶり。今回もまた、歌謡ショー(第一部と第三部)でたっぷり魅せてくれて、お芝居(第二部)で笑わせて泣かせてくれて、さらに、特別出し物の『梅川忠兵衛』(客席まで雪が降って、一瞬、博多座になりました!)までついて、たっぷり3時間半! これで1.700円(団体料金)なんて、安過ぎ! 行ったことのない人は、絶対一度行ってみるべきですね! 特に演劇人は! 劇団花車は座長の姫京之助と、錦之助、猿之助、勘九郎という三人の息子が中心になっていて、中でも私は、芝居も巧いし(特に表情)、身体のキレがよくて、踊り、というか、ダンスも巧い、次男の猿之助にすっかり魅了されてしまいました! ちょっと小柄な市村正親(顔が似てる)、てな感じでしたね。終わって外に出た時に一緒に写真を撮らせてもらっちゃいました! あ、みんなともね。まぁ、それぞれお気に入りが出来たようで(薙野さんは女形の錦之助が気に入られたようでした。私はパンフを買いに戻った時に錦之助さんにサインをもらってしまいました!)、そういうおばちゃんたちが当然いっぱいいて、この日も万札が飛び交ってましたね。正月ということもあるのか、着飾ったおばさんたちが、お目当ての役者さんが出て来ると、タイミングよくスススッと舞台ツラに近づくんですが、そうすると役者さんも踊りながらおばさんに近づいて来て、ちょっとしゃがむとおぱさんは胸元に万札を何枚か差し込むわけです。大好きな、市川森一の名作ドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』で、西田敏行扮するサラ金業者の沼田が、借金を返済するために、それを見て、「これだ!」と叫んで借金苦の人たちと旅回りの芸人一座を組んだのを思い出しました。
しかし、福岡に来た時から、その存在は知ってたんですが、一度も行ったことのなかった博多新劇座が、こんなに楽しいところだなんて、もっと早く知っとけばよかったって思いましたよ。まぁ、各地に大衆演劇の劇場はあるわけで、好きな人はしょっちゅう行ったりしてるんでしょうが、一度も観に行ったことのない人は、絶対、一度は行ってみるべきですね。ただ、当たり外れもあると聞きました。好みもあると思いますが、熊本の片岡演劇道場で観た正研座も、今回の劇団花車も、私的には大当たりでしたけどね。多分、これからも何回か行くんじゃないでしょうか、博多新劇座。ほんとにこれは、はまっちゃいますね!
さて、劇団員たちの送り出しが終わって、夕方の4時頃になり、みんなと別れた後、喫茶店で薙野さんとリーディングの打ち合わせをし、その夜は、なんと25年ぶりという劇的な再会を、福岡在住のある少女、いえ25年ぶりですから、すでにおばさん、いや失礼(笑)! ま、私もおじさんですから……ある女性とすることになってたんですが……すみません、その話はまたまた来週ということで! いや、別に焦らしてるわけじゃなくて、長くなりそうなんで……実は先週は、その他にも、12日(木)には今年最初の韓国映画(といっても公開されたのは昨年ですが)を観に行き、13日(金)には西鉄ホールにE−1グランプリを観に行き、15日(日)には代アニの今年最初の体験入学の後、GIGAの山田恵理香さんの紹介で、釜山の劇団トケビの人たちと飲んだりと、いろいろありまして、まぁ、今週は、『豚とオートバイ』の一部の稽古が19日(木)から始まり、21日(土)には顔寄せがあるんですが、そこら辺をバーッとまとめて、来週お送りします! う〜ん、結局、来週も長くなるかな……それより、遅れないようにしないとね。すみません。
(2006.1.18)