2006年1月第2週

 正月休みも終わり、5日から学校は始まりましたが、授業は10日からで、その前に3連休があるもんで、なんとなく正月休みが抜け切らないような今日この頃ですね。まぁ、一般人としてはですが。そうそう、3日の夜、高速バスで帰って来ましたよ。福岡に着いたのは4日の昼の11時過ぎでしたけど。新宿発は夜の9時で、その前に、3月のリーディングの脚色台本のことで翻訳者の熊谷さんと西口のインド料理屋で打ち合わせをして(話に夢中になってて、結局、チャイしか飲めませんでしたが)、でっかいスーツケースを預けたロッカーまで取りに行って(800円だけど、大きなロッカーがあるんですねぇ)、バスに乗ったら、すぐに発車! やはり新宿からなんで中央道を通るようですね。またまた諏訪湖SAまでの間、モニターテレビで映画をやってくれたんですが、これがなんと行きと同じ『ホワイトアウト』。当然、観るのはやめて、ちょっと寝てしまったもんだから、後で消灯になってから眠れなくなって、さぁ大変! 席も後ろの方のタイヤの近くになったのか、ガタンガタンという揺れが結構身体に響いてきて、行きとは大違い! ほとんどボーッとしてただけで、熟睡はしてないんじゃないかな。朝の8時頃に山陽道の下松SA(行きも止まったのはここでした)に着き、お茶とパンケーキをもらって食べ、また『ワンス・アンド・フォーエバー』かい、と思っていたら、これがなぜか邦画の『サトラレ』で、観てなかったので観たら意外に良くて、じっくり観てしまいました。ま、本広監督ですからね、巧いです。しつこいです。あ、いい意味でね。もう朝の日の光が車内に差し込んでる中で、イヤホンつけたまま笑ったり泣いたりして、多分、映画を見てない隣りの人は、なんじゃこいつは、と思っていたんじゃないでしょうか。

 しかし、夜行バスの乗客って、行きも帰りも(どっちが行きか帰りかはどうでもいいとして)、同じような傾向があることがわかりました。まずひとつは、いわゆるオタクっぽい人が乗ってる! それから、ホームレスっぽい人(いや、本当にホームレスってわけじゃなくて)が乗ってる! それから、変に派手な感じの姉ちゃんが乗ってる! そして、年配のサラリーマン! まぁ、私は分類されるなら、オタクっぽい人の範疇に入ると思いますが。そんなわけで、時間さえもったいなくなけりゃ、あと、金を安くあげようというなら、夜行バスもいいんじゃないかい、と思いました! 終わり。

 というわけで、福岡に帰って来て5・6日は学校で、普段の授業がある時には絶対出来ないテストの点数付けや(チェック項目が多い上に4クラス分だからね、これが!)、10日から始まる授業の準備をして、3連休は朝から晩までリーディングの脚色台本書き! まぁ、9日の朝にはようやく入力が終わって、後は細かい整理だけというわけで、9日の昼からは、前から楽しみにしていた大衆演劇を観に博多新劇座へ! さらに、その日の夜は、何と25年ぶりという懐かしい再会! その顛末については、来週ね! で、あまり、引き伸ばしてもいけない、〈2005年/小松杏里の乾坤一的十大ニュース〉を発表しちゃいましょう!

 さて、昨年はいきなり、冬雁子ことガンちゃんが亡くなるというショックなことから始まったわけですが、そういったことは、ここに入れるようなことじゃないので、別扱いとしますね。まぁ、ある意味、第1位といえば第1位だし。命日の1月5日には、妻と劇団道学先生のかんのひとみが寺に墓参りに行って、ガンちゃんの好きだった焼きプリンとお酒をあげて来てくれたそうで、私は夜、福岡の家でいろいろ思い出しながら、そして、ある決意をしながら、ひとり酒をクイクイとやってました。ある決意っていうのはねぇ、今年はガンちゃんと会って30年、つまり、私も本格的に芝居を初めて30年になるわけで(演劇舎螳螂の結成が1976年ですからね)、ここはひとつ初心に返って……ま、それについては、いずれ発表しますね!

 では、〈2005年/小松杏里の乾坤一的十大ニュース〉、まずは第10位! 〈福岡のいろいろな大劇場に初めて行く!〉です。福岡に来てから一番行ってる劇場は、おそらく西鉄ホールだと思いますが、去年は、ようやく博多座に行き(1月『近松心中物語』)、さらに北九州芸術劇場の大ホールに行き(2月『ロミオとジュリエット』)、福岡サンパレスにも行きました(6月『黒蜥蜴』)。みんなキャパ1.200以上の大劇場です(サンパレスは2.300!)。まぁ、大きけりゃいいってもんじゃありませんが、いつかこういう大劇場でやる芝居の演出をすることがあるんでしょうかねぇ。あまり興味はありませんが。

 続いて、第9位〈福岡西方沖地震の日に、小倉競馬場にいる!〉。で、岡部騎手の引退式を見たわけです。まぁ、福岡西方沖地震自体、大変な事件、ていうか、天災なんですが、その日に限って小倉競馬場にいたってことが、私にとっては事件、ていうか、えっ、て感じなんですね。だって、みんなにいわれましたからねぇ。福岡に住んでるはずだから心配したのにって。いや、別に恩着せがましくじゃないですけど。しかもその日は、大好きだった岡部騎手の引退式ということで、二つのことで3月20日という日は決して忘れられません! しかし、小倉競馬場がグラグラ揺れたのも驚きましたけどね。

 第8位は、〈蜷川演出の舞台を3本鑑賞!〉。10位の大劇場で観た2本と、シアターコクーンで10月15日に観た『天保十二年のシェイクスピア』。こんなに観たのは久しぶり、っていうか、ホントはもっと観たいんですが。蜷川さんの芝居を観ると、元気になるんで! 特に『天保〜』はねぇ、観た時にも書きましたが、私の長い演劇鑑賞史に残る素晴らしい体験でした! しかしまぁ、ほんとに70歳でああですから、元気ですよねぇ、蜷川さん。50なんかまだまだガキですね、頑張らなきゃ! あ、まだ50じゃないですけど。

 そして、第7位〈念願の博多祇園山笠の追い山を観に行く!〉です。これは、思わず動画を、横のままですが(笑)、載せちゃいましたからねぇ。ただ、その興奮は、実際にその場にいた人じゃないとわからないねと神保さんにいわれてしまいましたが(笑)。その時に録画した、早朝、というより夜中からのテレビ中継のビデオ、大事にとってますよ。久しぶりにわくわくして興奮したお祭りでした。そういえば、写真館の動画、この後やってないですね。いいネタがなかなかないからなぁ。あ、来週はあるかも!

 続く第6位は、代アニの卒業公演だけど、〈6年ぶりに『ピカイア』上演!〉。いや、好きなんですよ、『ピカイア』。劇作家でも小説家でも、自分の作品の中でも好きなのってありますよねぇ。私はまぁ、実はこれまでに出てる戯曲集とかに入ってないやつが好きだったりして。あ、戯曲集の中では『莫』かな。でもあれも、いろいろやる時には設定変えたいんですよ。他には、『フラワーズ』だとか、『イミテーション・ラヴァーズ・コンチェルト』だとか、改訂してやりたいのは『銀河中学三年宙組賢治先生』ですね。いけない、関係ないですね。『ピカイア2005』は、稽古は大変だったけど、結果として良かったと思います。「終わりよければすべてよし」、ね。

 第5位〈15.000円で2泊3日の釜山ツアーに!〉。去年も韓国には1回だけでしたが、行けました。韓国行き通算10回目、釜山は5回目でしたね。まぁ、ハードスケジュールで体調を壊したりしましたが、西面[ソミョン]にも初めて行けたし、私の他に3名だけでしたが、福岡校の先生方と行くことも出来たし、久しぶりにコプチャンを食べることも出来たし、楽しかったです! 何しろ、安かった! しかし、夏に行くと、去年といい(やはり2泊3日)、なぜハードスケジュールになるんでしょうねぇ。

 そして、第4位は、〈福岡での夏休み! ヤフードームでソフトバンクホークスの公式戦、初観戦!〉。夏の初めが釜山で、結局、去年の夏は神奈川には帰らずに福岡で過ごし、最後には、妻と次男が福岡にやって来ました。そして、これまた念願の、福岡に来た時から、野球をやっている次男に「福岡ドームで野球を観せてやる」と約束をしていたこともあり、ヤフードームでの野球観戦が実現! まぁ、飛行機のチケットより早く、野球のチケットは取っていたんですけどね。しかも、その試合がいい試合でねぇ! ますますホークスのファンになったし、今年は城島もいなくなるんで、いい思い出になりました!

 ということで、長くなるんで、ベストスリーの発表も、来週にしま〜す! あ、もうひとつ、先に番外編として、3月に卒業生から、〈幻の焼酎、ていうか、ムチャクチャ高い“森伊蔵”の一升瓶をもらって飲んだ!〉ってのを、入れておきたいですね。いやぁ、ホント美味かった! ありがとう、F君! おじいちゃんが蔵元と知り合いだということらしくて、また機会があったら、よろしくね!

 さぁ、今週は授業開始だし、リーディングに関しては、脚色台本は仕上げなきゃいけないし、韓国のイ・マニさんや翻訳の熊谷さんとFAXのやりとりしなきゃいけないし、制作の薙野さんとの打ち合わせもあるだろうし、それと別に、週末には芝居を2本観に行かなきゃいけないし……う〜、ファイティン!

【今週は写真はありません】

(2006.1.10)
(つづく)


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