人気作家として活躍している柳美里はかつて劇団青春五月党を率いていた。自らの戯曲を他の演出家の手を借りて上演していた。青春五月党の旗揚げは1987年。柳美里18歳のときであった。６年後の1993年に「魚の祭」で岸田戯曲賞受賞、1997年に「家族シネマ」で芥川賞受賞。

その柳美里がほんとうに久しぶりに演劇活動を再開するという。そして、その再開の様子を自らブログに綴っている。2007年3月より日経エンタテインメントのサイトに連載。毎週水曜日更新。

単純に劇団活動をレポートするのではなく、演劇との関わりをすべて掲載。エッセーとしても楽しめる内容になっている。

「青春五月党2007」