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レジャー白書2002「観劇人口」


2002.10.18
レジャー白書2002より

(財)自由時間デザイン協会「レジャー白書2002」発表(2002年7月)

余暇活動参加人口(単位:万人)
観劇 映画 演芸 コンサート
1993 1,590 3,410 650 2,500
1994 1,490 3,080 560 2,470
1995 1,390 3,300 630 2,390
1996 1,480 3,120 660 2,500
1997 1,510 3,140 520 2,270
1998 1,390 3,860 530 2,260
1999 1,300 3,440 650 2,330
2000 1,370 3,450 500 2,560
2001 1,280 4,050 570 2,460
(テレビは除く)

参加人口4分野

「レジャー白書」は全国15歳以上の男女3000人(人口5万人以上の都市居住)に対するアンケートを毎年実施している。訪問留置法。有効回答2431(回収率81%)。2001年は12月に実施した。余暇活動分類は全90種目で、スポーツ28種、趣味・創作30種、娯楽20種、観光・行楽12種としている。上記4部門は趣味・創作部門。「参加人口」とは「ある余暇活動を1年間に1回以上おこなった」と回答したもの。回答数に15歳以上人口(2001年12月時点で1億913万人)を掛けて推計。

余暇活動参加人口総合ランキング(2001年)(単位:万人)
順位 分類 参加人口
1 外食(日常的なものを除く) 7,800
2 国内観光旅行 6,430
3 ドライブ 6,180
4 カラオケ 5,150
5 ビデオ鑑賞 4,740
6 音楽鑑賞 4,430
7 動物園、植物園、水族館、博物館 4,430
8 パソコン(ゲーム・趣味・通信) 4,140
9 園芸、庭いじり 4,080
10 映画 4,050
11 バー・スナック・パブ 3,990
12 宝くじ 3,930
13 遊園地 3,640
14 ピクニック、ハイキング 3,490
15 ボウリング 3,440
16 体操(器具を使わないもの) 3,320
17 家庭でのテレビゲーム 3,130
18 トランプ・オセロ・カルタ 2,840
19 ジョギング・マラソン 2,780
20 催し物、博覧会 2,720
21 海水浴 2,550
22 帰省旅行 2,470
23 コンサート 2,460
24 水泳(プールで) 2,270
25 ゲームセンター 2,160
26 スポーツ観戦 2,110
27 パチンコ 1,930
28 キャッチボール・野球 1,870
29 学習、調べ物 1,860
30 トレーニング 1,690
31 釣り 1,690
32 美術鑑賞 1,660
33 サイクリング・サイクルスポーツ 1,580
34 日曜大工 1,450
35 編物・織物・手芸 1,400
36 ゴルフ(コース) 1,340
37 ゴルフ(練習場) 1,340
38 写真の制作 1,290
39 観劇 1,280
40 海外旅行 1,270
41 卓球 1,220
42 料理 1,100
43 スキー 1,080
44 バドミントン 1,060
45 将棋 1,030
46 サウナ 1,010
47 洋裁・和裁 980
48 麻雀 980
49 中央競馬 970
50 バレーボール 930
51 テニス 920
52 ソフトボール 890
53 絵を描く・彫刻する 850
54 サッカー 840
55 登山 840
56 洋楽器の演奏 790
57 オートキャンプ 760
58 ビリヤード 740
59 ビデオの制作・編集 590
60 演芸鑑賞 570
61 バスケットボール 560
62 文芸の創作 560
63 スノーボード 530
64 書道 530
65 エアロビ・ジャズダンス 520
66 趣味工芸(組みひもなど) 490
67 お花 480
68 囲碁 450
69 フィールドアスレチック 380
70 お茶 350
71 クラブ・キャバレー 350
72 コーラス 340
73 柔道・剣道・空手 320
74 陶芸 320
75 模型づくり 290
76 アイススケート 280
77 洋舞・社交ダンス 230
78 スキンダイビング・スキューバ 220
79 邦楽・民謡 220
80 地方競馬 200
81 サーフィン 150
82 おどり(日舞など) 130
83 競艇 130
84 ヨット・モーターボート 110
85 ゲートボール 100
86 ディスコ 100
87 乗馬 80
88 競輪 80
89 オートレース 50
90 ハンググライダー 30

なお、その他のデータとして、余暇活動参加者一人当たりの参加回数、参加費用なども尋ねている。その結果、「観劇」に関しては、「参加人口」自体が上記のように「やや減」にとどまっているが、成年人口の増加もあるため、「参加率」は大きく減っているものである(1993年の15.3%から2001年の11.7%へ)。また、参加回数はやや減(1割減)。逆に参加費用は大きく増加しており(4割増)、その結果の「観劇市場規模」全体は微増を示している。つまり、業界としては、四季や海外劇団の招聘公演、タレントを配したプロデュース公演などの高額公演の増加で賑わっていると言えるものだ。しかし、その実、参加率、参加回数が減ってきているものであり、中小規模公演の観客減を証明している。



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