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 (遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)  
■2009年10月の結果と11月の予定■ 
芝居は前年11月の月間最多本数を4本上回り約1年ぶりに記録更新。その分、映画は6本とふるわず、LIVEに至っては5ヶ月連続で足を運ばず 
 
         【じべ 2009.11.25】 
	(10月の結果)■■■■■■■■■■■■■■■■■■			
	【芝居】			
	1日(木)M 『アルコホール2009 〜1秒先の未来〜』キャンペーンズ@神楽坂 die platze	 	突拍子もない、しかし非常によく出来た設定のオープニングでツカミはオッケー、もうここだけで「大当たり!」な予感。それにリードされての本編は大好きなバックステージ系の上出来シチュエーションコメディなので、もう個人的には大喜び	
  
	2日(金)S 『朝焼けのパレード』ハチビット・プラネット@参宮橋トランスミッション(10月の特選芝居)	 	報道が及ぼす影響やジャーナリストの使命と責任、クーデターによって独裁政権下に置かれた国民の気持ちなどシリアスなものもちりばめながらも全体的にはユーモラスで、緊張感の高め方と息の抜き方も絶妙。もう「傑作」を優に通り越して「名作」か?	
  
	3日(土)M 『北区のケン』ロスリスバーガー@RAFT	 	開場時からモー娘。のシングルコレクションが流れているし、舞台上は万年床と複数のリュックで散らかっているし、ということから察した通り、ちょっとナサケない男6人の物語。わが身を見るような部分もあり、共感とノスタルジーに浸ってしまう…(笑)	
  
	3日(土)S 『間違いの喜劇』タイプスプロデュース@IMAホール	 	かつて航海中に遭難し生き別れになった双子の兄弟の取り違えられぶり、勘違われぶりが大いに笑える上に、兄弟のみならず父・母とも再会し、家族が久々に揃うラストは優しく温かく、文字通り「めでたしめでたし」で「これぞ王道」的な?(笑)	
  
	4日(日)M 『呪われたバブルの塔(アフターサイド)』北京蝶々@OFF・OFFシアター	 	「社会派(?)エンタテインメント」、不動産の所有権譲渡に関する専門用語なども飛び交いつつ、しかし堅苦しくなく娯楽性は十分アリ。ビフォーサイドとの関連を匂わせつつ、単品として独立しているのでワケがワカランことはないという匙加減も巧み	
  
	4日(日)S 『呪われたバブルの塔(ビフォーサイド)』北京蝶々@OFF・OFFシアター	 	ビルのオーナーの身辺に起こる怪奇現象を描いたホラー。序盤はユーモラスなのに次第にコワさが増すスタイルで、その「呪いの正体」的なものを結局明かさずに観ている側にワケのワカらない不安を残す「ズルさ」(笑)は清水崇監督の『呪怨』の如し	
  
	7日(水)S 『劇読み! vol.3』劇団劇作家@TACCS1179	 	タイトル通りリーディング系の公演ながらリーディング用の台本ではなく「普通に上演することを前提に書かれた台本」を読むというのが独特で、演者がそれぞれの人物を担当するばかりでなく、黒衣の人物がト書きを読むなんてところが面白い	
  
	8日(木)S 『あなたに会えてよかった』劇団あかぺら倶楽部@東京芸術劇場 小ホール2	 	思いもよらずに過去にスリップして状況が状況だけに最初はそのことに気付かないが、気付いてからはそれから起こる事態を防ごうとする、というタイムスリップ系では王道とも言うべき物語、ユーモアとサスペンスの配分も申し分なく、とても楽しい	
  
	9日(金)M 『カムパネルラ(残された人間/ジョバンニ)』Oi−SCALE@サイスタジオ小茂根	 	宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたもので、原典のジョバンニにあたる主人公・蓮田の金ヶ崎(=原典のカムパネルラ)に対する追悼の気持ち・喪失感がクッキリと浮かび上がって切なくも美しく優しい仕上がりになっているのがイイ	
  
	9日(金)S 『カムパネルラ(死んでしまった人間/カムパネルラ)』Oi−SCALE@サイスタジオ小茂根	 	『模様の様な汚れ』同様、両編で同じ部分もあるが違うエピソードも挟まれるスタイルは、左右それぞれの眼の位置で撮った2枚の写真を同時に見る裸眼立体視の如く、基本的には同じながらところどころが異なるものを両方観るとより深く見える、的な	
  
	10日(土)M 『ソウガ 亡国の爪牙篇』@SPACE ZERO	 	かつての友人が対立する陣営に分かれる構図にキラとアスランを連想しつつ、若干のお約束を含むユーモラスな部分も交えたストーリーに引きこまれ、あんな若者たちが殺しあった時代に思いを馳せるが、今ひとつ「けりが付かない」終わり方が残念	
  
	10日(土)S 『鉄塔13』さるしげろっく@萬劇場	 	かつて出産制限されている近未来を描いた映画があったが、国家的な規模でなく、閉鎖社会のルールとしてアレンジしたのはナイスアイデア。この方が身近というか、より現実的に感じられて…。また、終盤でのとっさに妻を庇う2人の夫の姿にはホロリ	
  
	11日(日)M・S 『黒米(WOOGIE・BOOGIE)』劇団BOOGIE★WOOGIE@d−倉庫	 	同じ小川信太郎演出の『ブラック・コメディ』だが、翻訳モノのお手本のようだった8月のSAME∞LINEプロジェクト版とは対照的にBOOGIE★WOOGIEテイスト満載のドタバタ劇。後から「コンセプトはザ・ドリフターズ」と聞いて大いに納得	
  
	12日(月)M 『EDEN 〜至上の楽園〜』JEWEL BEANS@メガバックスシアター	 	全体の世界観は好きなタイプだし、ストーリーの運びも悪くないが、旗揚げ公演ということもあってか、主人公たちが戦う相手の強大さ・層の厚さが見えないことや、アクションのキレが良くないとか、いくつか残念な部分もあるのもまた事実	
  
	12日(月)S 『今昔舞踊劇 遊びの杜』劇団パラノイア・エイジ@靖国神社 境内 神池前特設ステージ	 	古典から比較的最近のものまで幅広い範囲から選んだ「綺譚」系のエピソード6話を夜空の下の野外ステージで見せるという企画、能舞台同様に下手後方に花道を設えた舞台や能管とパーカッションによる音楽(兼S.E.)も含めて独特の趣があって楽しい	
  
	13日(火)M・S 『ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか(フラワーキャスト・キノコキャスト)』O−MATSURI企画merrymaker@シアター風姿花伝	 	ゲーム関連ネタにダンスやアクション、サスペンスやほのかなロマンスもバランス良く配合して鮮やか。また、ゲームキャラとして演じらる登場人物たちについて、それを操っているプレイヤーの素性が明かされた後、その本人が垣間見えたりするのも巧い	
  
	14日(水)M 『噺劇と落語の会』北沢タウンホール@北沢タウンホール	 	元ネタが最後のオチでストンと決まるタイプのものではないことと上手く脚色されていた(「転宅」の終盤で唄に乗せて演技を見せるなぞ見事)こととで、前回のようになんだか潔くないとかキレが良くないとかの不満もなく、「おぉ、進歩している!」みたいな…	
  
	14日(水)S 『くるくるとしとしっと』秦組@赤坂RED/THEATER	 	胡蝶の夢的なトリッキーな構造に戸惑わされもするが全体を通して謳われるのは命の重さ・生命の尊さ。特に終盤で研修医が述べる生命についての主張にはホロリ。また、凶悪犯の生命=死刑の是非などについても考えさせられる	
  
	15日(木)M 『ソウガ 相剋の双牙篇』@SPACE ZERO	 	亡国篇のラストシーンの後に40分にも亘る「後日譚」や「エピローグ」のレベルではない新たな歴史が刻まれるシーンがあり、亡国篇の半端な終わり方ならびに他の2バージョンもののように両篇を交互上演にせず順次上演としたことに納得	
  
	15日(木)S 『徹底的に手足』売込隊ビーム@「劇」小劇場	 	冒頭のワカるようでワケのわからないオカヤマの喩えを筆頭に、会話全体にトボけた味わいがあって可笑しく、確信犯的にツッコミどころを作っているフシもあり、捻りすぎ・考えすぎのようだった以前観たものと比べてイイ意味で力が抜けている感じ?	
  
	16日(金)M 『地図から消された島』amipro@アドリブ小劇場	 	シリアスさを緩和するためのコメディリリーフが設定を活かしきれず中途半端なのが惜しいが、人と人との殺し合いを「戦時下の狂気」で片付けず、現在でも愚かしさは変わらないので人間そのものが変わらなければ平和は訪れない、とする主張は◎	
  
	16日(金)S 『ぼんやり劇場特選会・秋』KUSARE芸道R@THEATER BRATS	 	「ぼんやり劇場」シリーズの旧作2編&書き下ろし新作をメインにしたプログラム。新作は久々ながら前作でのネタをしっかり拾ってキチンと続編になっているのがイイし、演技臭さがないと言おうか自然体で芝居をしているようなのはいつもながら見事	
  
	17日(土)S 『蛮幽鬼』劇団☆新感線@新橋演舞場	 	通常の芝居1本分もある第1幕は長く感じたが、第1幕で仕込んでおいた伏線を次々に開花させて予想外の結末まで突っ走る第2幕はワクワクドキドキな上に観応えたっぷり、また、堺雅人・早乙女太一・上川隆也による三つ巴戦の殺陣も見事	
  
	18日(日)M 『純真回路』OZab@新宿ゴールデン街劇場	 	主要人物4人のうち3人が妙な扮装をしていることからも推測できたように基本的にはコメディ。 が、後半で記憶の操作・移殖(というより転送?)などP.K.ディック的なSF要素によって心地好い理屈っぽさ(笑)が加わって独特の感覚になるのが面白い	
  
	18日(日)S 『モロトフカクテル』タカハ劇団@座・高円寺1	 	学生運動も今やほとんど「コップの中の嵐」的なものになってしまったのね、な目線で観ていながら、かつての闘士であり現在の闘争もひそかに支持している「モロトフカクテル」の存在が次第に大きくなってくる後半にはどっぷり引き込まれる	
  
	19日(月)M 『VOYAGER 〜空から見た1秒〜』無頼組合@シアター・ミラクル	 	同時進行する3つのストーリーの取り合わせが巧く、動的な女性ラリードライバーの話と静的な喫茶店内の客とマスターの会話劇を併行して描き、さらにその遥か上空の月では宇宙飛行士が救援(あるいは死)を待っているというダイナミックな構図がイイ	
  
	20日(火)S 『深情さびつく回転儀』電動夏子安置システム@サンモールスタジオ	 	基本的にはコメディながら四次元系SFのテイストやルーレットに関連した法則・ルールも加えて、さながらアタマの体操…どころかアタマの中距離走?一方、理屈っぽさとは無縁のひたすら笑わせるためだけの設定もあり、この取り合わせが何ともオカしい	
  
	22日(木)S 『1人芝居 ある女(4)』渡辺美弥子@サンモールスタジオ	 	電動夏子安置システムの渡辺美弥子が本公演の合間に見せる1人芝居で10分程度の短編3編。バーのママ、合コンに臨む女性、図々しい老女をコミカルにデフォルメしつつ描いてオチまで付けるのは友近の芸を芝居寄りにした感覚で大変楽しい	
  
	23日(金)M 『Equal』進戯団夢命クラシックス@萬劇場	 	単純な勧善懲悪ではなく、どちらが正しいという二元論では語れない国同士の戦いというスケールの大きな物語を、対立する両陣営に反戦グループも絡ませた3つの勢力をうまく使いながら全体の流れを制御するストーリーテリングが巧み	
  
	23日(金)S 『ペンパル狂時代』B−amiruプロデュース@OFF・OFFシアター	 	小難しい理屈とは無縁なショートコント集を経た後の中篇コメディで、それまでに出たネタを拾いつつ、憧れのおねーさんに近付きたくて正体を隠してそのペンパルとなり次第にキモチがエスカレートして行く女子中学生を描いて締めくくるのが鮮やか	
  
	24日(土)M 『死すべき母の石』劇団桃唄309@テアトルBONBON	 	場転時に流れるリズムを強調した音楽、時として「逆回転再生」もあるダンスっぽい雑踏シーン、それに一番大きな特色であるところの舞台上に設置された音響ブース(!)などからクラブDJイベントのような雰囲気が全体を包んでいるのが斬新	
  
	24日(土)S 『RING 〜Destiny〜』FEVER DRAGON NEO@笹塚ファクトリー	 	女子プロレス界を描いたシリーズの3作目、昭和の熱血スポ根少年マンガのようなノリは確信犯?(笑) それぞれ個性が描き分けられた8人の選手と、コメディリリーフ的な男優陣によってプロレス興業ではいかにもありそうな出来事を描いて見事	
  
	25日(日)M 『似而非 〜えせ〜』劇団伊達組@メガバックスシアター	 	民間伝承や江戸の巷間話に材をとったストーリー、古典文学っぽい雰囲気も漂わせて「世にも奇妙な物語・江戸時代編」みたいな…。旗揚げ公演『闇に咲く華』の娯楽アクション時代劇とはガラリとオモムキを変えての「サテライト公演」、イイ感じ	
  
	25日(日)S 『ナノクライシスポルノグラフィティ』演劇集団砂地@SPACE雑遊	 	「なるほどロンドだわ」な構造で、恋愛やセックスを浮き彫りにする戯曲自体の面白さに加えて、翻訳臭を感じさせない演出、黒い舞台と白い布でいろんなシーンを見せる装置、場転時の短い映像、臨場感あふれるS.E.などが相俟って時の経つのを忘れる	
  
	26日(月)M 『カラクリヌード』演劇カンパニー「東京の人」@THEATER BRATS	 	若干粗削りだったり未整理だったりする部分はあるも、SFメルヒェン的なストーリーは好みだし、その世界観や表現方法、群読の巧さなどで惑星ピスタチオを連想。また、冒頭でクライマックスの一部を見せておくことによる効果に感心	
  
	26日(月)S 『−JUN AI CODE−』ATTENTION PLEASE!@王子小劇場	 	同時併行的に描く2つのエピソードの関連がなかなかわからないのがもどかしく、まとまりに欠ける感無きにしも非ずではあったが、利益重視の現代社会に対して警鐘を鳴らし批判する狙いは良く、そこに「生命賛歌」的なモノも加味されているのは○	
  
	27日(火)S 『甲賀の七忍』劇団三年物語@ザ・ポケット	 	好きなタイプである「メンバーが集まりまとまってゆく」展開に程よい笑いもまぶしてラブコメの要素まで混ぜ込んだストーリー、分身の術による各々が別人格というアイデアが愉快。さらに終盤で一行が掲げる「一人も死なず、殺めず」というコンセプトが◎	
  
	28日(水)S 『ファンタスマゴリア』少年社中@座・高円寺1	 	ショーの最中に消えた奇術師フーディーニを友人であるコナン・ドイルとホームズ、ワトソンが捜索するストーリーをメインに、現代の女性翻訳家のエピソードも加えた物語。終盤でのフーディーニの亡くなった妻に対する心情が表現されるシーンにはホロリ	
  
	29日(木)S・31日(土)S 『水になる郷』SPIRAL MOON@「劇」小劇場	 	装置の2/3以上を占める「分岐点」で繰り広げられるシュールな物語は「胡蝶の夢」やメタフィクションの香りも漂わせていろいろと解釈できそう。また、終盤での「世界観はイイ。で、どう終わらす?」という台詞はそのまま観ている側の気持ちだったり…(笑)	
  
	30日(金)M 『セブンピーポー』チェリーブロッサムハイスクール@劇場MOMO	 	気がつくと出口のない部屋に閉じ込められた7人の男女が、あるルールに従って1人を選ばなくてはならない…という不条理系だが、真相は一般的な想像を遥かに超えるもので、それが明らかにされた時にはその発想に度肝を抜かれ口アングリ	
  
	30日(金)S 『父産』劇団印象@吉祥寺シアター	 	惹句には「ドタバタコメディ」とあったがやはりシュールな感覚が前面に出されており、ここの特色なんだろうなぁ、などと思いながら観る。そんな中で先に逝ってから永年の間、遺した娘のことが気になって成仏できない父親にツボを突かれる	
  
	31日(土)M 『ドラゴノクエスト』ノーコンタクツ@シアター風姿花伝	 	元ネタ及び関連ネタの「お約束」を使って思い切り遊びたおした内容はもちろん、細かいギャグとツッコミによるリズム感とテンポの良さによって、時間の経つのがアッと言う間。また、劇中のゲームには開発者の乙女ゴコロが反映されているという発想もイイ	
  
	【LIVE】			
	(な し)	 		
  
	【CD】			
	アルバム	 	「デュオ・ソナーレ/プレイズ・マイク・オールドフィールド」(1996年作品)(10月の特選アルバム)「マーセル・バーグマン・ピアノ・アンサンブル/チューブラー・ベルズ」(2005年作品)「マハヴィシュヌ・オーケストラ/オリジナル・アルバム・クラシックス」(1971〜74年録音)「ブルックナー/交響曲全集」(1997〜2006年録音)「伊福部昭/協奏風交響曲、協奏風狂詩曲」(1997年録音)「スメタナ/連作交響詩「わが祖国」全曲」(1971年録音)「山下和仁/展覧会の絵&火の鳥」(1981年・1985年録音)を購入	
  
	シングル	 	「AKB48/RIVER」「BONNIE PINK/鐘を鳴らして」(2008年作品)(10月の特選シングル)を購入	
  
	【映画】			
	1日(木) 『扉をたたく人』@角川シネマ新宿 シアター2	 	老大学教授と外国人カップルに世代を超えた友情のようなものが生まれるのは優しく時にユーモラスだが、カップルが不法滞在者ということで迎える事態は自業自得な気もして心の持って行き場に困ってしまうし、静かな終わり方に物足りなさも感ずる	
  
	1日(木) 『女の子ものがたり』@角川シネマ新宿 シアター1	 	西原理恵子の自伝的作品で、小学生時代のパートではあのサイバラ流の画と描き文字が目に浮かぶようで頬が緩み、高校時代パートは小学生時代の彼女たちが高校生になったらこんなだろうなぁ、なキャスティングにニンマリ	
  
	6日(火) 『キラー・ヴァージンロード』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン7	 	『ヘブンズ・ドア』と通ずる不道徳さを持っているも、アチラほど気にならないのはナンセンスかつブラックなスラップスティックコメディだからか?ただ、必然性の薄い人死にが複数あるのは気にかかる。そのあたりは安易と言おうか配慮不足と言おうか…	
  
	21日(水) 『ロボゲイシャ』@シアターN渋谷 シアター1	 	「大のオトナが“ごっこ遊び”的ストーリーを楽しみながら撮った作品」で、B級映画の極致。そのアソビゴコロを楽しめるかどうかで評価は真っ二つだろうが個人的にはそこそこ楽しむ。ただ、設定上木口亜矢、長谷部瞳とも大半が白塗りなのは残念	
  
	21日(水) 『悪夢のエレベーター』@シネセゾン渋谷	 	2年半前のドラマは観たものの、原作は未読で舞台版も観ていず、ほとんど覚えていないまま観たが、ドラマを観た後に「確かに悪夢だわ」と思ったことは思い出したものの、こんなにも人死にが多いとは全く記憶になく、その後味の悪さに辟易	
  
	28日(水) 『さまよう刃』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン6(10月の特選日本映画)	 	犯人の凶悪ぶりから未成年に甘い少年法制度に大きな疑問を抱かされるのは関係者の思うツボか? また、「警察が守るのは市民ではなく法律なのですか?」という上司に対する刑事の問いかけがそのまま観ている側の疑問でもあるというのが上手い	
  
	【展覧会】			
	29日(木) 「迷宮への招待 エッシャー展」@そごう美術館 	 	7年ぶりながら6回目なので大半は観たことのある作品で初見のものは数えるほどしかなかったとはいえ、初期のシンプルな線による明暗・光の表現は何度観ても飽きない。逆にトリックアート的なものはさんざん観ているので「何を今さら」な感アリ	
  
	【読書】			
	(な し)	 		
  
	【その他】			
	アース&ファイアー(音楽)	 	モーリス・ホワイト率いるソウル系のグループではなく69年にデビューしたオランダのロックバンド。ルネッサンスやフォーカス、キング・クリムゾンを想起させる部分もあるいかにも70年代前半のヨーロピアン・プログレな音創りが懐かしい	
  
	(11月の予定)■■■■■■■■■■■■■■■■■■			
	【芝居】			
1日M 『走馬燈秋麗 まはりとうらうあきうらら』nojimaji@d−倉庫	 			
1日S 『ONEDAY 〜さよなら、リーダー〜』u−you.Company@サンモールスタジオ	 			
2日S 『甘い丘』KAKUTA@シアタートラム	 			
3日M 『暗闇シークエンス』赤堤ビンケ@OFF・OFFシアター	 			
3日S 『リフラブレイン』MCR@下北沢・駅前劇場	 			
4日S 『ラフカット2009』プラチナペーパーズ@SPACE ZERO	 			
5日S 『GHOST SEED』カプセル兵団@ラゾーナ川崎プラザソル	 			
6日M 『おんな』劇団虎のこ@萬劇場	 			
6日S 『トランスフォーム、ゴーホーム』tsumazuki no ishi@ザ・スズナリ	 			
9日S 『いらない里』ホチキス@吉祥寺シアター	 			
10日S 『拝啓、絶望殿』ペテカン@下北沢・駅前劇場	 			
11日S 『focus#2「庭」』箱庭円舞曲@nakano f	 			
12日M 『肖像の残滓 〜Suicide Corporation〜』劇団海賊ハイジャック@ザムザ阿佐ヶ谷	 			
12日S 『ほたえな 胸中が猿』ソラトビヨリst.@阿佐ヶ谷アルシェ	 			
13日M 『ヒーローズ』スプーキーズ@シアターグリーン BASE THEATER	 			
13日S 『アユタヤ順風伝』ひげ太夫@萬劇場	 			
14日M 『夕焼けのカナタ アカツキの手前 −2009 邂逅−』SHAFT@シアターモリエール	 			
15日S 『〜刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ 外伝〜 白キ肌ノケモノ』ASSH@笹塚ファクトリー	 			
15日S 『NINPU』ロスリスバーガー@RAFT	 			
16日S 『贋作人形の家2009』DOGA DOGA+@浅草東洋館	 			
18日S 『ストイックだよ全員集合!!』Theatre劇団子@ザムザ阿佐ヶ谷	 			
19日M 『ブロークン・セッション』elePHANTMoon@サンモールスタジオ	 			
19日S 『inside out,inside out』演劇集団アーバンフォレスト@SPACE107	 			
20日M 『ヨミガエリ』演劇ユニット スーパーコンプレックス@アトリエフォンテーヌ	 			
20日S 『時間泥棒』+1@王子小劇場	 			
21日M 『桃色的ギラッギラの キャバレー DE SHOW』ももいろぞうさん@東京キネマ倶楽部	 			
21日S 『アワード』ZIPANGU Stage@シアターサンモール	 			
22日M 『私の世界/名もなき世界』楽園王+@Gallery LE DECO 4	 			
22日M 『い・江戸・ロ・サリヴァン・ショウII』イエロー・ドロップス@Gallery LE DECO 4	 			
23日M・S 『SO SHOW 天国 〜パパは訴訟中〜(ひまわりSide・きくSide)』劇屋いっぷく堂@劇場HOPE	 			
24日M 『4の話』FLAMEPLOTS@タイニイアリス	 			
24日S 『おるがん選集 秋編』風琴工房@本駒込ギャラリー日月	 			
25日S 『ベイビーフェイス 〜キミの笑顔がみたいから〜』鈴舟@シアターサンモール	 			
26日M 『ビッグバン貴族 〜2109年、かぐや姫の手の中に満天の星空を〜』宇宙食堂@SPACE107	 			
26日S 『欲望貴族』角角ストロガノフ@王子小劇場	 			
27日M 『我が名はレギオン』演劇実験室∴紅王国@ザ・ポケット	 			
27日S 『最後の料理人』味わい堂々@OFF・OFFシアター	 			
28日M 『OLD FRANKENSTEIN』劇団あぁルナティックシアター@小劇場「楽園」	 			
28日S 『梅津さんの穴を埋める』H・R企画@ブローダーハウス	 			
29日M 『影のあるオンナ』キテレツゥ@Gallery LE DECO 5	 			
29日M 『王国』『11月戦争とその後の6ヶ月』劇団アロッタファジャイナ@Gallery LE DECO 5	 			
12月1日S 『シャッフルーム』東京おいっす!@「劇」小劇場	 			
12月2日S 『奇々怪々 〜もののけ達の夜〜』カートプロモーション@SPACE107	 			
12月3日M 『トナカイ ブルース』GENKI Produce@笹塚ファクトリー	 			
12月3日S 『抗菌バスターZ3 チェンジ』ACファクトリー@シアターサンモール	 			
12月4日M 『相沢さん家の結婚式』波天南人@テアトルBONBON	 			
12月4日S 『月いづる邦 −mother moon−』La Compagnie“A-n”@座・高円寺1	 			
12月5日M 『Q&A』AchiTION!@しもきた空間リバティ	 			
12月5日S 『天使の涙 竜眼堂物語〜VOL.1〜』IOH@シアター711	 			
12月6日M 『生の瑕疵』集団 as if 〜@萬劇場	 			
12月6日S 『見えざるモノの生き残り』イキウメ@紀伊國屋ホール	 			
12月7日M 『カタルシス夢十夜』ムシラセ@王子小劇場	 			
12月7日S 『ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル』猫の会@d−倉庫	 			
12月8日S 『太陽と下着の見える町』庭劇団ペニノ@にしすがも創造舎	 			
12月9日S 『Speak of Devil I』劇団S.W.A.T!@「劇」小劇場	 			
12月10日S 『コーポ桜木101号室』劇団離風霊船@シアターBONBON	 			
	【LIVE】			
(予定なし)	 			
	【CD】			
アルバム「柴咲コウ/Love Paranoia」「May’n/Styles」 など	 			
シングル(購入予定なし)	 			
	【映画】			
『パンドラの匣』	 			
『携帯彼氏』	 			
『風が強く吹いている』	 			
『なくもんか』	 			
『ゼロの焦点』	 			
『わたし出すわ』	 			
『笑う警官』	 			
『あばしり一家 THE MOVIE』 など	 			
	【展覧会】			
「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」@上野の森美術館 など	 			
	【読書】			
「風が強く吹いている」三浦しをん、「図書館の神様」瀬尾まいこ など	 			
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