FSTAGE演劇ベストテン'00

FSTAGE演劇ベストテン'00
作品部門 パフォーマー部門 スタッフ部門 

FSTAGE 演劇ベストテン'00
スタッフ部門投票へのコメント集

 

1位 野田秀樹/脚本・演出

  • あたしの中では「パンドラの鐘」「カノン」「農業少女」は、集団とそれを率いる人との関係、ひいては、日本における「集団と支配者」の共犯関係を提示している、ということで三部作になってます (^^;;
  • 他愛ない発想みたいだけど、迫力はいつも満点
  • 作品部門には選べなかったのですが、ここはやはり。
  • 野田地図本公演は何度かみてましたが、番外公演ははじめて。あのとても贅沢で濃密な空間づくりにやられてしまいました。
 

2位 いのうえひでのり/演出

  • 昨年見た3本のどのお芝居も、チケットを取ったときからずっと楽しみで、お芝居を見ている間も楽しくて、わくわくして、時間があっという間に過ぎていってしまって、そういう時間を味合わせてもらえました。
  • 作家や制作との共同作業ではあるだろうけど、はずれがない。キャスティングというのは様々な制約の中で固めていくしかないわけで、それでこれだけ毎回見事に組み上げてくるのは、もはや魔法に近いかもしれない。
  • 信頼できる演出家だと思っています。「阿修羅城」は大劇場の、「犬夜叉」は中劇場のキャパシティにそれぞれぴったり合った演出で、柔軟さを感じました。文句なしに楽しませてくれて嬉しい。
  • とにかくいのうえさんの演出はおもしろい
  • 2000年も楽しませていただきました。
 

3位 岡崎司/音楽

  • 「犬夜叉」 (5/1,東京グローブ座) ,「阿修羅城の瞳」 (8/19,新橋演舞場) もさることながら対象作における卓越したパロディ・センスと編曲には脱帽!
  • 今年も新感線関係で音楽を怒濤のように作成していましたね。あれだけの曲をちゃんと舞台に合わせて作成するとは・・・ひたすら感嘆です。
  • いのうえさんの演出を最大にカッコ良くみせてくれる楽曲
  • 完成度の高い劇中曲を書くかと思えば、ぎりぎりセーフな本歌取りまで。楽しませてくれます。
  • 2000年も楽しませていただきました。いっぱい聴いたなぁ。
  • 「踊れ!いんど屋敷」の音楽は、まさに20年総まとめ歌謡メドレーといった感じ。
 

4位 蜷川幸雄/演出

  • 難しい作品をわかりやすく、そしてきれいな絵を、蜷川さんは芝居を魅せてくれます。
  • 凄かった。達成感があった。
  • やっぱり去年一番の話題作でしょう。
 

5位 鈴木裕美/演出

  • 怖いお話を、怖く作る。論旨明快。
  • 活躍は特筆すべきだったと思います。
 

5位 中島かずき/脚本

  • 今年は戯曲も色々出ましたが、それに載らない短い作品も楽しむことができました。特にクライマックスに世界が一気に変わってしまうようなところが好きですね。
 

5位 三谷幸喜/脚本・演出

  • スポットがあたっていない人物も止まることなく、日常あるように自然に動いてる状態をきっちり描く演出。その人物の背景が見えて作品に深みを感じます。
  • どこかに「オケピ!」の文字を出したくて、作・演出ということで代表していただきました (笑) 。本当に楽しいミュージカルで、出演者はほとんど踊っていないのにミュージカルしていて楽しくて。音楽もとても素敵で、私は未だにCD化を待っていたりします。
  • 休憩中に観客がするであろうことを第二幕の冒頭の休憩明けに取りいれるという発想が素晴らしい。また序盤にいきなり重唱をもってくる“掟破り”なツクリもいかにもこの人らしい?
 

8位 山中正哉/脚本・演出・音響・照明

  • 12ヶ月公演のおかげで今年1年とってもワクワクいっぱいに過ごせました。
  • 無謀ともいえる12か月連続公演を成功させた確かな力に。場所を選ぶことそこから物語を立ち上げる力。
 

9位 松尾スズキ/脚本・演出

  • キレイは、普段の大人計画にくらべたら見た目メルヘンだけど、そのメルヘンに少し救われる思いがしたんですね。好き嫌いや合う合わないは人によってあると思うけどいまの日本の、状況認識って松尾スズキさんがいちばん確かだよなって思う。
  • 最後の最後、奥菜恵をさえぎるダンス、というあの演出一つで私のハートをわしづかみ (笑)
 

10位 加納幸和/脚本・演出

  • いつも「こんな解釈があったのね」という驚きを与えてくれる。
  • 泉鏡花に始まって泉鏡花で終わった一年でした。キレイキレイで終わらない鏡花をみせてくれたことに。
 

11位 加藤ちか/美術

  • SPACE 107の客席に向かう階段からすでに往年の名画のポスター (再現・複製) を貼り、さらに客席全体を名画座のある路地 (ガード下?) に見立てたツクリにして、入場時からすでに作品世界に引き込んだ功績を評価
  • 彼女の作る美術は、舞台でしか成立しないもの。いわゆるセットではなくて、それだけでひとつの世界になっているというのが、印象に残る理由かしら。
 

11位 笹部博司/プロデュース

  • この方がいなければ「グリークス」は誕生しなかっただろうと思います。
 

11位 高橋岳蔵/小道具

  • どんなものでも作れるのでは?
  • お願いだから『小道具のない国』には行かないで下さい (笑) 。
 

11位 永井愛/脚本・演出

  • いつも分かりやすい言葉で、深く真摯に舞台を作っている所に。また上京して観たいと思わせてくれます。
 

11位 宮本亜門/演出

  • これといったスターもいなかったのにすごく楽しかったです。国本武春の起用も奇をてらったもののようには見えませんでした。
 

11位 山崎清介/構成・演出

  • 初めて『子どものための〜』シリーズを観て大変感激しました。
  • とにかく「子どものためのシェークスピア」が好きなんです。楽しくて、でもきちんとしたシェークスピアで。クラッピングも大好き。一緒に手拍子したくなります。今年も楽しみです。
 

11位 わかぎゑふ/脚本・演出

  • ラックシステムでの演出が良い。大阪をモチーフにした名作の数々
 

21位 奥村泰彦/美術

  • 影を意識したデリケートな作り込みが好きです。特に怒涛の回り舞台は回している時の中廊下までしっかりと舞台になっていたのが印象的。
 

21位 加藤健一/キャスティング

  • 「煙が目にしみる」は、加藤健一の実力発揮
 

21位 加藤昌史/選曲・制作

  • キャラメルの制作として、疲れ知らずの活躍
  • ズルイって、その選曲。ズル過ぎ。加藤マジックに (T_T)
 

21位 鐘下辰男/脚本・演出

  • あの息をのむ緊張感がたまらないです。
 

21位 串田和美/演出

  • どんな時でも遊び心が見え隠れする演出がおちゃめ。
 

21位 坂手 洋二/脚本・演出

  • 南洋くじら部隊…インドネシアの人がみればまた違う物語として成立して見えるんじゃないかと。複数の立場から成立できうるところが興味深かったです。
 

21位 中村勘九郎/プロデュース

  • すごくうまい人だとは思いつつ,役者としてはどうしても好きになれないんですが,「やりた〜い」と言って実現させてしまう行動力はたいしたものだと思います。
 

21位 村上マリコ/脚本

  • サイレントナイトの脚本に関して。ちょっと前まであった、あったかな世界を、確かに描き出していました。
 

31位 青木秀樹/脚本・演出

  • 演劇を超えた美術・音響・映像・パフォーマンスの総合芸術へ脱皮しようとする熱意、無謀なまでのコスト無視・ぜいたくな制作態度にあきれを通り越し畏敬さえする
 

31位 アラン・ヌーヴォー/音響

  • JULIOでの音楽の効果をこれほど体験させられるとは
 

31位 井手茂太/振付

  • MODEの小太りの役者さんが踊っているのをみて、妙にはまっているのに感心しました。年配の役者さんとかへの振付をどんどんやってみて欲しい。
 

31位 岩崎正裕/脚本・演出

  • これも無謀ともいえる街踏劇の成功に。
 

31位 鵜山仁/演出

  • パブリックシアターの天井を上手く使ったと思います。>気のせい?
 

31位 金井博文/脚本

  • ショート・ハウスの脚本に関して。
 

31位 蟷螂襲/脚本・演出

  • 「舟唄」で観た死者と生者の交錯シーンには、胸が詰まりました。
 

31位 児玉洋介/プロデュース

  • 夢枕獏さんの「陰陽師」を舞台に上げたくて、がんばって、そしてついに実際に舞台化した彼の努力に乾杯。何を舞台に上げたかったのか、舞台を見ていた私にもよく伝わってきました。
 

31位 G2/演出

  • MOTHERの9週間にわたる全方位客席ステージ「スィート・フラジャイル」
    「シャイバン」「プラシーボ・デパート」「ジャンキー・スクエア」4本立という、これまた無謀な企画・演出に対し尊敬と感謝をこめて、いや楽しかったです。
 

31位 柴田隆弘/美術

  • 南船北馬一団以外に、TANT RYTHM、世界一団、スクエア、八時半、桃園会「どこかの通りを突っ走って」、立身プロデュース「ふたりでお茶を」などを手がけ、今や引っ張りだこの人気。リアリズムと詩情がマッチした作り込みは緻密の極み、立体感があり照明との相性もバツグン。
 

31位 城崎憫/演出

  • 情念とは違った部分での女の怖さ、冷酷さ、強さの描き方に共感。月の光を思い起こす、冷ややかな美しさは後を引く。
 

31位 鈴江俊郎/脚本・演出

  • やっとみることができてうれしかったので。また東京公演をやって欲しいです。
 

31位 鈴木聡/脚本

  • 一年間のブランクをものともせず痛快ぶり健在
 

31位 高羽泰雄/脚本・演出

  • 時間を自由自在にもて遊ぶ伏線たっぷりな物語は目眩を起こしそうな先の読めなさが好き。残念ながら「アコカ」は退団されたとのこと。舞台での再会を祈念しております。
 

31位 高平哲郎/脚本・演出

  • 笑わせていただきました。この方は本当にミュージカルが大好きなんですね。感じますよ、演出から。
 

31位 棚瀬美幸/演出

  • 一連の演出に、傷ついた魂の震えとしなやかな抵抗がにじむ。演劇では遅れているフェミニズムの、新しい展開を予感させる。
 

31位 千葉雅子/脚本・演出

  • 小劇場界では完成された魅力を感じました。
 

31位 花田明子/脚本・演出

  • 何気ない一言を放つことでサスペンスな空気に変えるところに、この人の非凡さを感じます。
 

31位 文月奈津子/脚本

  • 情念とは違った部分での女の怖さ、冷酷さ、強さの描き方に共感。月の光を思い起こす、冷ややかな美しさは後を引く。
 

31位 三谷麻里子/脚本・演出

  • これも繊細で、でもちょっとがさつなところもあったりして、確かに彼女の世界というのがしっかりとそこにあるというのが感じられるのです。かわいいもの好き、オンナノコ、彼氏のこと気になる、でも、ちょっとかっこいいのも好き。...みたいな。
 

31位 毛利亘宏/脚本・演出

  • ドライヴ感あるスタイリッシュな造りでありながら、どこか静かで懐かしい。
 

31位 森田清子/制作

  • もう言わずもがな、かもしれませんが。イッセーさんを含めた3人での創作姿勢そのものに投票したいと思います。
 

31位 森田雄三/演出

  • もう言わずもがな、かもしれませんが。イッセーさんを含めた3人での創作姿勢そのものに投票したいと思います。
 

31位 矢部愛/脚本・演出 (カブ)

  • 役者としての「いっちまった目」も好きだけど、パフジンで語っている繊細な世界が好き。
 

31位 依田謙一/音楽

  • ドライヴ感あるスタイリッシュな造りでありながら、どちらもがどこか静かで懐かしい。

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