FSTAGE演劇ベストテン'00

FSTAGE演劇ベストテン'00
作品部門 パフォーマー部門 スタッフ部門 

FSTAGE 演劇ベストテン'00 作品部門
投票へのコメント集

 

1位 「阿修羅城の瞳 BLOOD GETS IN YOUR EYES」
 Inouekabuki-Shochiku-mix

  • やっぱりこの組み合わせはひとつの「事件」だったと思う。次回は染さんに書き下ろしで新作で見せて欲しいな (^^) 貪欲に楽しめるエンターテーメントをまた作って欲しい。

  • この舞台が成功したこと自体が刺激的で、松竹座でロックが鳴り響き、役者たちが花道を本当に疾走する姿を見られたことにむちゃくちゃ興奮しました。5回の予定が8回になったほど。

  • 新橋演舞場にあんな大音量と照明をつけただけで感動です (笑) 花道を全速力で走りぬける姿、忘れられません。

  • 新橋演舞場であれができたのはやはり事件。面白かったし。

  • 高額なチケット代以上のものを魅せていただけた作品。

  • 点数方式であれば間違い無く10点丸ごと投票してました。2000年の中で最も思い入れも愛着もある作品。松竹座であの曲が流れたときには鳥肌もの。演舞場のいつもの客層だって大いに楽しませ実力ある一大エンターテイメント。

  • あの時の新橋演舞場はアミューズメントパークでした。

  • とにかくかっっこよかった!染さまに惚れた。

  • 役者はもちろん、ドコからみてもいろんな楽しみ方がある演出に感服。

  • 最高の出会いによって作られた最高の舞台! いのうえさんの「強運」を強く感じた作品。贅沢な舞台でしたいろんな意味で。

  • 江波杏子さんら実力派役者が演じる新感線ワールドは見応えがありました。染五郎さんがかっこ良く見えたのは初めてでした。
 

2位 「ビューティフル・サンデイ」
 サードステージプロデュース

  • 見た瞬間「よし、今年の1本が決まった」と思った。まだ2月だったのにぃ。この作品について数行で語るのは無理だな。うん。見てない人、ビデオでも良いから見るべし!

  • 2月の時点で今年のベストだわ、と思ってしまった大好きな作品。ビデオも買ってしまいました。でもやっぱり舞台と客席という関係で感じられた"やさしさ"はピカイチです。

  • なんの思いもなく当日券でいってすっぽりはまってしまった。小須田康人さんという役者さんに興味をもってその後『第三舞台』にはまったきっかけの作品。

  • 3人の登場人物それぞれに入り込んでしまい、切なさとおだやかなやさしさに包まれました。

  • なんだかその時の私の心情にやけにはまってしまって、嗚咽を押し殺してボロボロ泣きながら観ました。いい芝居、実にいい芝居でした。私の2000年度No.1の芝居です。

  • ありがちなストーリーと言ってしまえば言えるのだけれど、本当にしみじみして、自分の人生の中の色んなことに感謝する気持ちになった。ひょっとして自分自身が辛い時期に観たら、結構キツイ内容だったかも知れない。ちなみに、演出は板垣恭一さんですが、過去観た板垣演出作品の中でもダントツ1位です。

  • 心を持ってかれました。一年中忘れられなかったです。

  • 好きな役者さんの心温まセリフに感動!

  • 脚本にハマった役者さんの魅力いっぱいの、心にくる作品。

  • まったくもって大穴!って感じでした (^-^) 。もう一度観たくてガマンできず当日券狙いで玉砕し、諦めきれずに大阪まで行ってしまった (^^;) 。

  • なにげない会話なんだけど、ずずーんと来るものがあるんですよ。精神的にきつかったですね。
 

3位 「グリークス」
 Bunkamura

  • 長時間でも飽きなかったし,その場に自分が立ち会えたことに。

  • 演劇というより「事件」という概念でしょう。あの拍手の中にいることができた自分を幸せに思います。10年か20年たって、「私はグリークスの初演を観たんだ」と自慢しているかもしれません。

  • グリークスに翻弄された年でした。再演されたとしても、これだけのメンバーは揃わないと思って。 (>_<) ちょっと恥ずかしいなあ、 (^^ゞ でもどうしても、好きです、「グリークス」 (*^_^*)

  • 10時間拘束なんのその、この充実感・一体感はもう味わえまい。

  • 私の今年のNo.1です。なんと言っても通しで10時間以上の長さです。演劇ファンとして、またギリシャ神話ファンとして不満が無かった筈はありません。けれどもそれだけの時間を飽きさせず、疲れさせずに楽しませてくれた力量に脱帽しました。

  • これだけのキャストを集めての公演だけでもニュースでした。とっつきにくい部分があるかと思っていましたが、エンターテイメントに仕上がっていて長時間でも疲れを感じませんでした。
 

3位 「農業少女」
 NODA・MAP番外公演

  • 百子に泣いた。思いっきり。痛むのは心の奥の古傷か、カサブタか。

  • 久しぶりに語りたいモードにはいってオフにまで乱入してしまいました。「農業少女」はものすご〜く野田さんは絶望しているように思えてあたしの中ではショック度が強かったんです。

  • ああ、演劇みててよかったなあ、と。個人的にはこれがベストです。

  • ものすごく濃密な空間で、すごく贅沢な時間を過ごせたような気がしました。

  • ここのオフのおかげで観ることができ感謝している。カノンの世界感よりもこっちの方が好み。深津さんも可愛かったし。

  • 深っちゃん、可愛い!明星さん、カッコイイ!!松尾さん、胡散臭すぎる〜!!!野田さん、さすが〜!!!! ミーハーですね (^_^;) 。
 

5位 「カノン」
 NODA・MAP

  • 野田作品にはいつも驚かされドキドキします。

  • 私の観劇スタイルを言葉にしてみると (<だいぶ無理矢理ですが) 「作品に対して本当にその場限りでの出会い」とでもなるでしょうか...。芝居に合わせてどんなに感情を揺り動かされても、何かに疑問を覚えたり、怒りが湧いたりしてもあくまでその場限りのこと、幕が下りると同時にす〜っと引いてしまいます。感情を引きずったり後追いで勉強することなど先ずありません。ですが『カノン』は私の知識欲を刺激しました。「浅間山荘」「日本赤軍」「全共闘」等々、一連の知識の空白を埋めるきっかけとなり、そうして得た知識を元に反芻しつつ楽しめた希有な作品でした。
 

5位 「キレイ」
 Bunkamura

  • 未だになんで感動したのか自分の中で謎のままなのですが、確かに号泣させられたので…。ひりつくような痛みを感じる作品でした。2000年で一番泣いたかもしれません。

  • もう一度観たい作品。うーん、観たい。

  • 面白い。舞台でユメを見せてくれる松尾に拍手。感動的なものをそのまま出さないハジの感覚は信用できる。

  • 最初から最後まで (休憩中も (笑) ) ワクワクしどうし。

  • 「戦います食べれます」の大豆兵が好き (^^;) 。

  • 松尾スズキおそるべし! 松尾ワールドをこんな形で魅せてもらえるとは思いませんでした。素晴らしかった!

  • まるで岡崎京子のマンガのように素敵でした。
 

5位 「古田新太之丞東海道五十三次地獄旅 〜踊れ!いんど屋敷〜」
劇団☆新感線

  • もうただただ楽しませてくれるために全力を尽くしているのが嬉しくなりますね。観終わった後本当に悩みがすっとんでいるのには笑ってしまいました。

  • とにかく楽しかった。私の一番見たい系作品 (楽しくてナンボ)

  • 言うことナシ! これぞ新感線! 大好き! いつまでもこんなバカ騒ぎを見続けて行きたいです!

  • この作品を劇団の記念作品に持ってきたセンスの良さに一票。
 

8位 「またもや!休むに似たり」
 自転車キンクリートSTORE

  • 自分にとっては、もしかしたら、この作品 (初演も含めて) 以上に「好き」な芝居ってのは出てこないんじゃないかと思うぐらいに、思い入れが深くて。「凄い芝居」とか、「面白い芝居」ってのは、出てくるかも知れませんが。これをまた見ることができた幸せ。もう理屈じゃないので。

  • 初演を見逃していて、再演されて飛びつくように行った作品。もう、等身大で、身につまされて、大変でした (笑) 。ラストシーンのちょっと前、薄暗い部屋でおもむろにファミコン (なのかしら) を始める柳岡香里さんの背中がとても印象的でした。

  • 「OUT」も良かったが、自分の現実に重なり考えさせられた意味でこっちの方が上。
 

9位 「お正月」
 中島らも事務所プロデュース

  • 1年の始めに良い物を見た、と心の底から思いました。最初と最後に美味しいところをかっさらっていった粟根まことさんもとっても印象的。

  • 長い年月が経っているのに、淡々と人々を描いていたので好感を持ちました。平凡な家庭内と揺れ動く外の状況が見え隠れして良い舞台だったと思います。

  • とにかく淡々と過ぎていく時の流れが心地よかった

  • 定点観測で 100年を綴る。こんな見せ方もあるのだと素直に感心した。
 

10位 「OUT」
 自転車キンクリートSTORE

 
10位 「regolith−惑星を覆う土−」
トリのマークトリのマーク(通称)
  • 普段数十人相手のトリのマークがグローブ座でどんな見せ方を?期待と不安半々であったが、ふたを開ければいつもの世界。12ヶ月連続公演の話題も含めて。
 

12位 「泉鏡花の海神別荘」
 花組芝居

  • この作品好き。これからの花組芝居の可能性がいっぱいつまった舞台だと思いました。女形表現であるとか、鏡花の世界の表現とか、役者さんの身体性とか。サラサラヘアーの加納さんが髪振り乱している姿にヤラれました (^^;;

  • 「何もないところにこそ何でも生み出せる」人間の脳味噌の力というのを実感させてくれました。
 

12位 「JULIO」
 遊気舎

  • (ずば抜けて面白かった「オケピ!」に) 匹敵するくらいインパクトが在った。遊気舎は初見でしたが、こんなに上質のホラーが楽しめたことは、感動モンでした。

  • 途中からラストが見えているのに怖さを感じた。怖かったのは光る目ではなく岡田さんの絶叫でした。あの叫びに絶望感とともにこれからの暗い未来が見え隠れしている気がして。

  • 劇場版ホラー作品として良くできた作品だと思う。ぞくっときました。
 

12位 「法界坊」
 平成中村座歌舞伎公演

  • 非常に現代風でもっと値段が安ければ、もっといろんな層に見てもらえただろうにとちょっと残念でもあります。従来の役の枠を越えて演じる役者たちも非常に楽しそうでした。

  • 歌舞伎ってこんなに楽しいものだったのね。と、江戸時代の歌舞伎ってこういうものだったのではないか、大衆演劇だったのではないでしょうか。出演者も楽しそうに演じられていて、本当に楽しいひとときでした。
 

15位 「犬夜叉」
 SHINKANSEN☆PARCOMICS

  • すべてのキャラクターが愛しかったです。

  • 犬夜叉アッくん、弥勒の京ちゃん、西牟田さんの奈落さま (*^ ^*) 。とにかくワクワク興奮の血湧き肉踊るステージに大満足!
 

15位 「オケピ!」
 PARCOプロデュース

  • ずば抜けて面白かったです。オールスタンディングで拍手と歓声の嵐のカーテンコールは、まるでロックコンサートのアリーナ状態で最高でした。
 

15位 「海神別荘」
 松竹

 

15位 「借りたら返す」
 カクスコ

 

15位 「ゴドーを待ちながら」
 Bunkamura

  • 12月の佐藤信演出のほうとどっちにしようか迷って,串田和美演出にしました。何年か経ってまた観たいと思うのは佐藤演出かもしれないけれどゴドーっておもしろいんだと思ったのはこっちだったので。

  • 休憩含めて2時間半くらいあったような気がしますが、2人前で当日券が売り切れ、久々の立ち見で観劇しました。つまらなかったら途中で帰ろうと思っていましたが結局最後までみてました。もう、すぐそこに緒形拳さんがいるというだけでも目が離せなかったし、「ゴドー」という作品が面白くなる作品だとやっと実感できた公演でした。年末の世田谷パブリックの公演も良かったんですけど、こ ちらを。
 

15位 「怒涛」
 新国立劇場

  • 森本薫三部作のひとつ。ちょうど仕事が一段落した時に観にいってお芝居が好きでよかったなぁと思った作品でした。
 

15位 「ナイス・エイジ」
 NYLON100℃

  • 作品としては、去年の (私の) 1番。
 

15位 「夏の夜の夢」
 彩の国さいたま芸術劇場

  • さらさらと流れ落ちる砂の美しさ、天上のようにもみえる石庭。美の極地の舞台上にこの世のものではない役者達。

  • その舞台の絵面の美しさに圧倒。お芝居観に来てるんだなっていう贅沢を堪能。
 

15位 「Happy Days」
 流山児★事務所

  • 積み重なった歴史の枠組みの中で狂気がしみこんでいく様に圧倒されました。最後まで救いがないとは・・・

  • 意外なまでに転がっていく狂気、その展開に目が離せなくて。
 

15位 「プロパガンダ・デイドリーム」
 KOKAMI@network

  • やっぱり鴻上さんが好き。「プロパガンダ・デイドリーム」で、「傍観者」から絵美の世界に巻き込まれていく山室に、もう傍観者ではいられない、劇場に走って、ひとつの芝居を作らなければならないという使命を負った鴻上さんの姿が重なる。そして、2000年は、私自身もこれ以上傍観者ではいられなくなってきた年でした。
 

15位 「ぼちぼちいこか」
 199Q太陽族

  • 9時間ロングランの「グリークス」に負けず、たっぷり芝居漬けで堪能させてもらった。昼3時の公園高台、通天閣を借景にしての野外から始まり、夕暮れ木立に囲まれた神社でかがり火の中、暗闇から幻想がわき出し、さらには都会の喧騒の隠れ場ともいえる廃校なった小学校講堂での終演9時半まで、役者とともに3箇所の会場を移動する6時間あまりの体感型演劇。劇中では、機動隊の出動した西成騒動から近未来、日本が二分されたらしい戦争さなかまで過去と未来が往来される。たんに、芝居にとどまらず自身が街の匂いをかぎつつ移動することで現実と芝居がシンクロし始める。実際に大阪の街を踏みしめ歩くことで、景観が身体に取り込まれ、時空を超えたバーチャルな劇世界が体内に発酵し立ち上がる。ラスト、むせ返るほど香る白い花に囲まれ、ピアノ生演奏されるドヴォルザークの「家路」 (奇しくもNODA・MAP番外「農業少女」と同じ) 。けっしてバラ色ではなく終末を予感させる「新世界」に、かつて勧業博覧会が開かれ賑わった (維新派「水街」冒頭シーンでおなじみ) 通天閣・通称新世界がリンクし、1幕目の現実に回帰する。人みな時間と空間の旅人でしかないのだと。

  • ある時代には確かにあった、「町中を巻き込む芝居」、自分は体験をしていなかったから、この芝居が実に面白くて。いわゆる市街劇というのとは少し違うのかもしれないけど。通天閣さえも借景だけじゃなくてしっかりと物語に取り込んでしまったり、移動の最中も役者たちが芝居をしていたり。これに立ち会えた幸せ。
 

15位 「夢から覚めても」
 泪目銀座

  • (2月の時点で今年のベストだと思った) わずか1ヶ月後に今年のベストだわ、とやっぱり思ってしまった (笑) 作品。節操ないって言わないでください。本当に"あたたかくてなつかしい"作品だったのです。
 

27位 「アイ・ガット・マーマン ニューキャスト」
 ケイダッシュステージ

 

27位 「雨の塔」
 第七病棟

  • 唐さんの書くセリフがとてもきれいに聞こえてきたのが印象的。唐組より唐戯曲をうまく生かしていると思いました。丁寧に丁寧に作られた舞台でした。
 

27位 「泉鏡花の天守物語」
 花組芝居

 

27位 「いとしの儚」
 扉座

 

27位 「召命」
 弘前劇場

 

27位 「世界で一番速い女」
 遊気舎

  • 泣きました、笑いました。
 

27位 「ニジンスキー」
 PARCO

 

27位 「人間風車」
 G2プロデュース

  • もうただ単に、観ていて面白かったから。「面白かったねえー!」ってシンプルに友達と盛りあがれる芝居。
 

27位 「はえお2000」
 芝居企画絶対王様

 

27位 「萩家の三姉妹」
 二兎社

 

37位 「AIDA」
 PALACE THEATRE (ニューヨーク)

  • 一回のNY滞在のうちに2度見に行ってしまいました。
 

37位 「ア・ラ・カルト」
 遊◎機械/全自動シアター

  • 本当に失速していた昨年後半の私にたくさんの元気をくれた作品です。今年のゲストの平沢智さんの「年上の先輩とのデートを何とかセッティングした好青年」が良かったなぁ。もちろん、毎年出会えるその他のキャラクタのみなさんも大好きです。
 

37位 「アンソロジー」
 イスラエル・アッコシアターセンター

 

37位 「イヌの日」
 阿佐ケ谷スパイダース

  • ぞっとするよな残酷さと、たまらないほどの哀惜、ドライな笑いは悪夢みたいにいつまでもつきまとう。
 

37位 「インシデンタルギフト」
 プロジェクト・ナビ

  • 戦争という不穏なラストにも関わらず、前向きな気持ちにさせてくれた。
 

37位 「VOYAGE」
 Bunkamura

 

37位 「S (エス) ―記憶のけもの―」
 遊◎機械スペシャル

 

37位 「オイディプス王」
 ク・ナウカ

 

37位 「お祝い」
 ラック・システム

 

37位 「王女メデイア」
 ク・ナウカ

  • 美加理の本業 (?) 、初めて見たが、すばらしく面白い。視覚・聴覚・思考など全てに訴えて来る緊張感のある世界。
 

37位 「お迎え準備」
 サードステージ

  • 魅力的なキャスト。終末感は少し安っぽかったが、切なさとユーモアを感じるひととき。すばらしい。
 

37位 「ガールズタイム」
 PARCOプロデュース

  • いいね〜。「ガンバル!」って気持ちが湧いてくる。よぉ〜し、おいらも「今度こそ世界一ラッキーガール」になってやるぞ!
 

37位 「髪をかきあげる」
 青年団若手公演

 

37位 「カレッジオブザウィンド」
 演劇集団キャラメルボックス

  • だって、私日本人だもん。好きだい。お母さんの「彼は生きている」の言葉にドキ
 

37位 「奇跡の人」
 ホリプロ

  • シンプルだけど華があって、明るく爽やかに感動的で、しかも役者さんは全員上手い夢のような舞台でした。
 
37位 「キッチンタイマー」
トリのマークトリのマーク(通称)
  • 12ヶ月連続公演で、結局これしかみにいけなかったのが残念ですが、とても気持ちよく楽しめた公演でした。毎回送られてくるDMもとてもすてきな劇団です。
 

37位 「銀ちゃんが逝く」
 北区つかこうへい劇団

 

37位 「クラムボンは笑った」
 あらたの企画プロデュース

 

37位 「クラヤミノレクイエム」
 STRAYDOG

  • オールナイト興行中の名画座のロビーを舞台に展開される一晩の出来事。名画座 (と映画) への深い愛情が感じられる脚本と、ギャグやダンス、疑闘なども取り入れてエンターテインメントに徹したツクリが良かった。またほぼ同時期に公開された映画版も併せて観たために面白さも倍増。
 

37位 「くるみ割人形」
 スターダンサーズバレエ団

 

37位 「苦労人」
 猫のホテル

 

37位 「精しき神様」
 燃えよDTフィール

  • 心を病んだ人たちにロールプレイングをさせる治療を描いた作品。深読みをすればするほど泣けるストーリーにアクションや笑いも取り入れて2時間15分という長さを全く感じさせなかった。
 

37位 「汚れなき悪戯」
 劇団桟敷童子

  • 唐組や新宿梁山泊の出身者が中心の劇団。仮設の文字どおりのアングラの会場で見た、力のこもった芝居が印象的でした。
 

37位 「Kecak Dance」
 タガス カンギンナン村、Gunung Jati (バリ)

  • 通常行われているものと筋書きが異なります。ほとんど別作品と言ってもいいでしょう。新月と満月の日にのみ上演する劇団なのでタイミング良くウブドに行かれた方はぜひ見てください。ウブド中心部からはちょっと離れてます。
 

37位 「煙が目にしみる」
 加藤健一事務所

 

37位 「元禄忠臣蔵」
 歌舞伎座10月歌舞伎

 

37位 「孤哀子」
 劇団SEIN

  • 三段入れ子構造という凝ったツクリのホラー。『ウーマン・イン・ブラック』と似た雰囲気があるものの、こちらの方が数段上のコワさで、個人的には大好き。 (σ (^-^) が観た時にはクライマックスで地震もあったりしたのでよりコワかったし) 9月に予定されている再演が今から楽しみ!
 

37位 「ゴージャスキス」
 TEAM 発砲・B・ZIN

 

37位 「子供のためのシェイクスピア/十二夜」
 グローブ座カンパニー

  • なんだか色々なことが盛り上がったので。トイエバッ!
 

37位 「子供のためのシェイクスピア/リア王」
 グローブ座カンパニー

  • シェークスピアの芝居がこんなに楽しいと思った事は初めてでした
 

37位 「この夏、突然に」
 地人会

  • テネシー・ウィリアムスの難しい解釈を、観客に問うように見せた演出の成功。
 

37位 「ZION」
 InnocentSphere

 

37位 「サイレントナイト」
 にんじんボーン

 

37位 「ザ・ミュージック・マン」
 ニール・サイモン劇場 (ニューヨーク) (Doger Theatricals他present)

  • うーん。アメリカンミュージカル。大好きな作品の待望のBW再演。日本の再演も期待したいところです。
 

37位 「三人姉妹」
 グリークス

 

37位 「ジ・エンド・オブ・エイジア」
 飛ぶ劇場

 

37位 「GIANT STEP」
 あなピグモ捕獲団

  • それまでの劇団の作品を総まとめにした感じの、20世紀へのレクイエム。脳に電極をはめ込まれたように、直接意識にびんびん響いてくる芝居。アナザーサイドと銘打って上演された「真夜中の王国」も、ウェルメイドな感じで、こういう普通の芝居もそつなく出来る劇団の力量を納得。21世紀も楽しみ。
 

37位 「尺には尺を」
 シェイクスピアシアター

 

37位 「ジャスキスマラソン」
 TEAM 発砲・B・ZIN

  • こればっかりはねぇ、お祭りってこともありますから。しかし、この3本を見ていくと、作家の確かな力を感じるのです。それが実にいいバランスで出来ているのです。この3本。
 

37位 「シューズ・オン!」
 博品館劇場+オフィス・トゥ・ワン

  • 今年も3演めが始まっていますが、ミュージカル作品の魅力を余すことなく小劇場的なつかみで見せてくれました。
 

37位 「授業」
  

 

37位 「修験塚」
 ひげ太夫

  • 完成度といういみでは、はっきりってまったくなってません。役者が凄いかというと、ばらつきが激しすぎます。が、ここには確かに「何かの芽」が出ているような気がしてなりません。自分好みのナンセンス系なところも多々ありますが、もしかしたら高大な広がりのある芝居を語れるようになる次の世代かも、という若い劇団への期待をこめて。
 

37位 「ショート・ハウス」
 劇団KAKUTA

  • 昨年までの10点持ち点制であれば、迷わず5点は入れていたと思います。筋自体はいわゆるホームレスの話ではあるのですが、一つの会社に属して生きることを生き方としてきた日本の勤労者は、終身雇用制の崩れつつある現在において、いわば精神的な (そしていくぶんかは経済的にも) ホームレス状態にあるとも言えるのではないでしょうか。そう考えると、あの劇のホームレスの生活は決してひとごとではないように思うのです。劇中で専門家であるディレクター (?) とカメラマンが最も生き生きしていたのも象徴的なように思えます。若い劇団メンバーが「働く」ということについて真面目に向き合った作品と思います。
 

37位 「新・タイムトンネル」
 THE CONVOY SHOW

 

37位 「素足の日記」
 劇団八時半

  • ただひたすらいとおしい。生きてることを素直に嬉しい、と思えた。
 

37位 「スープ」
 水と油

  • まるっきり台詞を持たない、ダンスとマイムで綴られる物語なのに、とてつもなく饒舌で豊か。衣装、選曲その他全て一貫したシックなスタイルも見事。
 

37位 「透きとおる骨」
 風琴工房

  • この時期にみた「プロパガンダ・デイドリーム」「キレイ」「ソウル市民1919」とこの作品は微妙に絡み合って、あたしの中で問いとなって心に残ってます。すぐ答えが見つかるものでもないので、地道にそれと付き合って行こうと思います。
 

37位 「助六由縁江戸櫻」
 新橋演舞場1月歌舞伎

 

37位 「すずかけさん、ガルボン・ブエノ通りで唄う」
 PM/飛ぶ教室

  • これまた脂ののった戯曲を連発中の蟷螂襲率いるPM/飛ぶ教室。「船唄。霧の中を行くための」でも鮮やかなラストシーンを見せたが、「すずかけさん−」では舞台そのものを外国に移しての新展開。死者と生者、日本人と外国人そしてハーフ、音楽と台詞、去る者出会う者の時間と空間がここで交差し、織り合う。そこに至る葛藤、膨大な独白、そして沈黙に胸打たれる。
 

37位 「涼風鈴本落語会 林家小正楽改め三代目林家正楽襲名披露興行「紙切り」」
 林家正楽

  • 正楽師匠の興行は昨年私が見た唯一の定席でしたこれからも頑張って楽しませてください
 

37位 「鈴木の大地」
 カムカムミニキーナ

 

37位 「STOWAWAYS (密航者) 」
 フィリップ・ジャンティ・カンパニー

 

37位 「ストリッパー物語」
 少年ボーイズ

  • 私が初めて見た「つか」作品。明るく切なく、演じる若手の熱意も伝わってきた。
 

37位 「SMILE」
 青空美人

  • これはもう、観ている当時の自分の心境にとてもしみたんですね。隣り合わせた某FSTAGERがいなかったら泣いてたかもしれない (^^;;;絶望を抱えながら微笑む勇気。その強さ、その闘い。それが声高でなく透明感のある世界として描かれているように受けとめました。
 

37位 「Slow」
 少年社中

  • ミステリという枠を守りながら喪失と再生への祈り、寄り添いあうことを願う心が誠実に描かれていて、胸に迫る。
 

37位 「世界に一家」
 桃園会

 

37位 「千年王国の避難訓練」
 劇団衛星

 

37位 「双数姉妹」
 小池竹見演出

  • 第三舞台を思わせる癒し系芝居で安い涙ボロボロ。もう先進的じゃなくても私はこれでいいよ。
 

37位 「ソウル市民1919」
 青年団

  • 無意識に刷り込まれる情報はその供給源の作為によって無辜なる悪人をも作り上げるという怖さを淡々と綴っていて。何でも無いような一日を描いてるのに見終えた後の恐怖感はホラー映画を見たかのようでした。
 

37位 「その穴・・・」
 少年ボーイズ

  • 劇場の使い方も面白かったし、笑えたし怖かったし。充実感は抜群。
 

37位 「鯛多二九波濤泡」
 日本俳優協会

 

37位 「たまたま、素敵。」
 ランニングシアターダッシュ・インターリーグ

  • かつて雑Rにも書いたけれど、“ちょっとイイ話、意外なオチ付き”を手際よく1時間程度の長さにまとめたところが巧い。この公演でダッシュの女優陣を識別できるようになったというオマケも付いたので選出…ってのは邪道?
 

37位 「血は立ったまま眠っている」
 流山児★事務所

 

37位 「超リーグ」
 超歌劇団

 

37位 「月の岬」
 青年団プロデュース/月の岬プロジェクト

  • 2バージョン見ましたが、どう考えても脚本の大勝利。あの戯曲の持つ圧倒的な力を、舞台で再確認。
 

37位 「テイル」
 X-QUEST

  • こういう作品に点入れていいのかなあ。脚本は練りきれてないし、寒くなるギャグもないとは言えなかったし。でも、世界の滅亡とか人類の将来とかいうスケールの大きなことを、投げやりではなく自らの問題として考え、描いている演劇が最近ほとんどないように思うのですよ。日常を描くか、懐古するか、現状をただ追認するか、絶望して暗くなるか...そんな中では、こんな所は貴重だと思えるのですよね。主宰のトクナガヒデカツさんには、これからも自分のことばを磨きつつ、かたり続けて欲しいと思います。
 

37位 「テンペスト」
 彩の国さいたま芸術劇場/ポイント東京

 

37位 「図書館奇譚」
 ジャブジャブサーキット

 

37位 「トニー賞授賞式」
 RADIO CITY MUSIC HALL (ニューヨーク)

  • なんといっても昨年の一番です。劇場にはいるまでも劇的でした (^^;;)
 

37位 「トリトン」
 フィリップ・ドゥクフレ&カンパニーD.C.A.

  • サーカスとかダンスとかの枠組を超えて、劇場空間を楽しめました。特にダンスの公演でよく感じる「観てやろう」という姿勢ではなく、観客の側に「楽しもう」といういい雰囲気が感じられる公演でした。
 

37位 「NANTA2000」
 NANTA劇場 (ソウル)

  • 楽しい。小さな劇場で見れたので評価高くなってます。
 

37位 「南洋くじら部隊」
 燐光群

 

37位 「錦鯉」
 MONO

  • なんつうんでしょう、良いのよ、ホント。クマちゃん見つめて死に行くシーンに (T_T)
 

37位 「二十世紀」
 ひょうご舞台芸術

 

37位 「眠りの森の美女」
 キーロフバレエ

 

37位 「上りの始発」
 カクスコ

  • ・・・もう、生理的に好きなんですよ、カクスコの芝居が。特に何事も起こらないのに、どうしてああ心地よく面白いのでしょう。「借りたら返す!」のチケットが取れず、当日券に並んでも観ることができなくて、今でもくやしい!!!
 

37位 「花結」
 花結

  • 佐渡の和太鼓集団「鼓童」の女性メンバーを中心につくられたユニット。和太鼓・アイヌ民謡・沖縄舞踊・大黒舞などを披露するパフォーミングユニットの第二回東京公演でした。
 

37位 「ハムレット」
 シャトナー研

  • 劇団を解散した「Believe」ではアンサンブルのまとまりイマイチな元ピスタチオだが、実験作3本目になる「ハムレット」でシャトナー研としての方向をつかむ。戯曲のテーマを大胆に抽出、解釈してアドリブ展開する手法に期待。ただ、役者の力量さらに問われるし、各回ごとの出来不出来の差なくすが今後の課題。
 

37位 「光之帝國」
 少年社中

 

37位 「ビギン・ザ・ビギン」
 東宝

  • 日劇の歴史を触れながら劇場に関わる人たちと、そして劇場内で戦死した幽霊の話なんだけど、私たちや次の世代へ語り継いでゆくべきものをドラマ化したことで
 

37位 「ヒゲとボイン」
 ラッパ屋

 

37位 「陽のあたる教室」
 企画製作:えとせとら・eye

  • 映画に勝とも劣らず!水谷豊の魅力満載。
 

37位 「秘密兵器」
 クロックアップ・サイリックス

  • ともすれば言葉に偏りがちな川原さんの作品としては、役者やスタッフワークとのバランスのとれた作品だったと思う。私は好きでした。
 

37位 「Believe」
 アプリコット

 

37位 「ビルドゥングス・ロマーニ」
 悪運ダイヤ

  • すばらしい。訳分からな過ぎてまともな気がして来る。真下極めてチャーミング。そして全体的に地味。
 

37位 「ファイナルダイナマイトパンチ」
 シアターガッツ

 

37位 「プレゼンツ」
 世界一団

  • 百人が限界のタイトな空間・カラビンカで秀作が続く。カラフルでポップな明るさが持ち味、汗飛ばし動き回る役者はそれぞれミュージシャン、大道芸人の顔も持つ。観客へのきめ細かなホスピタリティ感じられる暖かな舞台。
 

37位 「幌馬車とコーヒー」
トリのマークトリのマーク(通称)

  • トリのマーク(通称)の12カ月連続公演は2000年の小劇場界での一つの大きな話題ではなかったでしょうか。一番素直な感じがした作品に一票。
 

37位 「まぼろし電車」
 東京懐古旅団

 

37位 「MAMMA MIA!」
 Prince Edward Theatre (ロンドン)

 

37位 「三日月堂書店」
 弘前劇場

 

37位 「水いらずの星」
 羊団

  • 多作かつ充実した仕事ぶりの松田正隆。二人芝居ながら、かつての仲間・時空劇場時代の看板二人がキャストの「水いらずの星」に、凝縮されたその世界を味わえる。
 

37位 「満ち足りた散歩者」
 B級遊撃隊

  • ・・・・ともかく、気持ちに合った (^^;) 。説明しにくい。
 

37位 「メランコリー・ベイビー」
 遊◎機械/全自動シアター

  • 舞台と客席の素敵な空間にいられるっていう事は、もうそれだけでも、芝居に来た価値ありです。仕事が終わって、お化粧直して、劇場に向かうその1歩からいつもと違う時間が始まっているわけですから、行った先におしゃれな空間が待っていてくれたら、自分も「少し素敵な私」になったような錯覚 (笑) を起こします。それが心地いいです。遊◎機械の物語は、少しほろ苦くて好き。美しい物語があまりにハッピーエンドだと、「ちぇっ、嘘つけ!」と思ってしまうので・・・ (笑) (ひねくれ者)
 

37位 「黙阿彌オペラ」
 こまつ座

  • 再演、なのかしら。井上ひさしさんの選ぶ言葉のこまやかさが、実に気持ちいいのがこまつ座なのですが、「ご見物衆」とか「ご恩送り」って言葉がいいじゃないですか。うかれる気持ちと、しっかりと別の考えを持つことと、その狭間でいろいろしちゃうのが、ヒトって感じもしたりして。
 

37位 「ももんがの臭い」
 芝居企画絶対王様

  • ゆるやかに息が止まっていくような絶望を感じた。しかし、望みを無くすことで開放されるものもある。
 

37位 「ゆるやかな家、虹が流れる」
トリのマークトリのマーク(通称)

 

37位 「義賢最期」
 歌舞伎座6月歌舞伎

 

37位 「予想屋3」
 少年ボーイズ

  • 登場人物が多い分、 (『その穴・・・』『ストリッパー物語』より) パワーダウンしたかんじはあれど、捨てがたいキャラが何人かいたので。また、これからも続けて欲しいという願いもこめて。
 

37位 「4人のN氏」
 惑星ピスタチオ

 

37位 「夜への長い旅路」
 新国立劇場

 

37位 「ラフカット2000 第2話 恋愛の達人の恋」
 スペース・ゼロ制作

  • 福島三郎さんの脚本に参りました。江利チエミが好きという主人公の設定だけでほろりと来るではないですか。この1話が終る頃には涙が止まりませんでした。
 

37位 「RENT」
 レント・プロジェクト・ジャパン

  • オリジナルが持つ力強さを実感しました。詞・曲・演技の一体感がパワー溢れる舞台でした。
 

37位 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
 メジャーリーグ

 

37位 「ロベルト・ズッコ」
 世田谷パブリックシアター

 

37位 「LONG AFTER LOVE」
 tpt


 FSTAGE演劇ベストテン'00

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