2005年4月第4週

 いやぁ、先週、地震のことを書かなくなった途端に、20日(水)、大きな余震があった福岡ですが、今回はしっかり博多区の自宅にいまして、震度5強を体験してしまいました! さすがに怖かったですねぇ。早朝(6時11分頃)なので、もちろん寝てましたが、まずゴーッという地響きのようなものがして、細かくガタガタ揺れ、それで「……ん、何かな?」と、目が覚めた瞬間、ドカンと下から突き上げられるような感じがして、大きな揺れに変わり、思わずベッドから飛び起きてしまいました。それでもしばらく部屋がユッサユッサと大きく横に揺れていて、立っていられませんでした。一瞬、このまま揺れが大きくなったら建物が倒れ、コンクリートの下敷きになって死ぬんじゃないかと思いましたもん。私のとこはマンションの2階なんですが、2階でこれですから、上の方はもっと揺れて、死ぬんじゃないかと思った人も多かったでしょうねぇ。いや、いないかな……でも、後で近所の人たちが話しているのを聞いたら、前の時より大きく感じたといってましたからね。

 で、すぐテレビをつけてニュースを見たら、前の地震から一ヶ月ということで、玄界島から中継をしているところもあり、リアルタイムで揺れが放送されたりしていたようですね。しばらくして、落ち着いて室内を見たら、テレビの上の置物や台所の食器が落ちたりしてました。で、結局、その日は学校は休校になりました。何しろ、JRはほぼ全面的に動かなくなったし、私のとこのマンションも学校も、エレベーターが止まってしまいましたからね。電話は、神奈川の実家にすぐ電話をしたんですが、今回はつながりました。携帯じゃなきゃ大丈夫なのかな。ま、そんなわけで、まだまだ余震が続く(といっても、先週の大きな余震の後はなぜかありませんが)福岡ですが、実は余震域が前回の時より福岡市に近づいているらしく、陸地に近いと地震の規模が小さくても被害は大きくなるそうなので注意してほしいとテレビでもいってましたね。変な噂だと、27日にまた大きな地震が起きるといわれているそうです。もちろん、私は信じてませんが。でも、今回の地震で活断層が刺激されたことは確かなので、これからは九州でも頻繁に地震が起きる可能性はあるかもしれませんね。あぁ、嫌だ嫌だ!

 その地震が起きた前日の夜、つまり火曜日の夜には、西鉄ホールG2プロデュースの『Candy’s』を観に行って来ました。いやぁ、なかなか楽しい芝居でした! G2演出にしては珍しくまともなドラマで(というのも変ですが)、すみませんが、しっかり感想を書く元気はないので、私が好きだったところだけをいうと、とにかくまじめな展開の中におバカなシーンがいきなり入ってくるところが好きで、例によってひとりで大笑いしてました。まじめなシュプレヒコールがヘイヘイという掛け声になってしまったり、いろいろね。女優陣の中ではしじみ役の新谷真弓嬢が私のツボにはまり、彼女を観ているだけで楽しかったです。

 それとやはりよかったのが、ベテランのおじさんたち。いや、おじさんなんていったら失礼ですね。ていうか、私と同世代なんですけど、陰山泰氏に久保酎吉氏。二人とも、二人が所属していた早稲田「新」劇場(現在はDA・M)時代からの知り合いで、陰山氏には去年の10月の『痛くなるまで目に入れろ』の福岡公演の時に会ったんですが、久保氏とは何年ぶりでしょうか。彼は大鷹明良とは結構共演してるんですが、その舞台を私は観てないんで、MODEの何かの舞台以来でしょうかねぇ。とにかく、久しぶりに久保さんの舞台を観ることが出来て(いやぁ、こういう役の彼を観れるようになるなんて、うれしかったですねぇ)、公演が終わって楽屋に行って二人に会いました。久保さんは、陰山さんに私が福岡にいるということを聞いたそうで、久しぶりの再会を喜んでくれました。で、二人とも、一緒に観に行った学生たちと写真も撮ってくれました。もちろん、公演を観て、すてきなおじさんたちに感動していた学生たちは大喜び! 久保さん、陰山さん、ありがとうございました! お二人とはちょっと話をして、また福岡に来る機会があったら、その時こそ一緒に飲みに行きましょうという約束をして、その日は別れました。そうそう、陰山氏は北九州芸術劇場に7月、木の実ナナさん主演の『おんなの落語』という芝居で来るので、小倉で飲もうという約束もしました。北九州芸術劇場には、6月にはホビロン小須田氏も『その河をこえて、五月』で来るんですね。その頃には花粉症も治ってるだろうから(?)、今度は例の小倉の屋台で一緒に飲めるかな。

 さて、先週末には、2ヶ月ぶりに神奈川の実家に行って来ました。例によって、金曜日の夜に帰って、月曜日の朝戻りの強行軍でしたが、今回は、日曜日に次男の少年野球の試合があるというので、それがメインになりました。ただ、金曜日には、いつもよりちょっと早めの飛行機が取れたので、家に帰る前に下北沢の古里庵[こりあん]に行くことにし、長男と下北沢で待ち合わせて飲みに行って来ました。あ、長男は高校生ですから、一応、酒は飲めませんが(笑)。下北沢は、もう母も父も亡くなっているので実家はとっくになく、小中学校の同級生のやっている店はいくつか残ってるんですが(駅前から茶沢通りの方に坂を下って行って、井の頭線のガードをくぐって本多劇場の方に行く道の角にある八百屋も、小学校の同級生のシンちゃんの家で、いつもシンちゃんが「へい、らっしゃい!」と元気な掛け声で野菜を売っています)、この古里庵という呑み屋は、マスターとママの二人だけでやってる小さな店で、開店した当初からもう30年近く通っている、私の故郷(ふるさと)のような店なんです。だから、古里庵。別に韓国のKoreanとは関係ありません。マスターが、亡くなった母の知り合いで、母もよく行っていたので、今では親子三代が通っている店ってことですね。昔はよく、芝居仲間と飲みに行き、閉店時間が過ぎても飲んでいて、店に迷惑をかけました。そういえば、鹿児島にも古里庵という有名な店があるようですが、下北沢の呑み屋の古里庵とは関係ありませんので、あしからず。下北の古里庵では、定番メニューのじゃじゃたまや雷[ひりひり]豆腐、とんぷらや長男の好きなバターせんべいを食べ、デザートに練乳掛けいちごをもらって、大満足で小田急線相武台前行きの最終電車で家に戻りました。

 翌土曜日は、疲れが溜まってたんでしょうね、いつもは必ず目覚める朝の7時にも目が覚めず、久しぶりに昼近くまで寝てました。というわけで、新装開催なった東京競馬場には行きませんでした。先週は競馬は一切なし。夕方、これまた久しぶりに妻の母の家に寄り、買い物をして帰って来て、なんちゃってサムギョプサルで家族5人で食事。あと、福岡のスーパーで買い、わざわざ冷蔵保存して持っていった小松家全員お気に入りの“酢モツ”(東京や神奈川ではほとんど見かけないけど、今では居酒屋の人気メニューになっている“ナンコツのから揚げ”も昔はなかったから、そのうち東京の居酒屋でもメニューに入ってくると思いますが)もみんなで食べました。

 で、日曜日は伊勢原まで、次男の少年野球の試合を観に行きました。この日はもう夏のような日差しと暖かさで、2試合(正確には、間にもう1試合あって、それも観ていたので3試合)観ていた私は、すっかり顔が日焼けしてしまい、今でもピリピリしています。次男は現在中学3年生で、最近ではファーストを中心にやらされているようなんですが、この日はキャッチャーのレギュラーの子が出られず、第1試合でまずはショート(守備は良かったです)、それから中継ぎのピッチャー(最初に2連続三振取りましたし、その後も打たれてはいましたが、なかなかいい球を投げるとは思いました)からキャッチャーに変わり、第二試合ではずっとキャッチャーをやりました。このキャッチャーだけは、これまでにもやったことがあるとはいえ、やはり慣れていないというか、足が長いんでつらそうな感じがしましたね。ただ、背の小さいキャッチャーだったら後逸してるような高めの暴投をしっかり取ってたので、背の高いキャッチャーもいいのかもしれませんが。

 しかしまぁ、小学校のジュニア時代とは違って、だんだん本格的になっていくのを観ていると、元々野球少年だった私(昔は観るにしてもやるにしても野球しかありませんでしたから。いや、もちろん他にもいろいろスポーツはありましたが、やはり、長嶋、王世代ですからね。あ、高校野球も好きでしたよ。三沢高校の太田幸司が18回投げ抜いたのとか、ずっと観てましたからね)としては、ホントうれしいですね。次男は高校に行っても野球をやりたいといってますが、どうなりますことやら。試合結果の方は、残念ながら2連敗でした。新しいチームと、試合慣れしている相手チームとの違いもあったように思いました。次男は、初めてボーイズの試合を父親が観てくれたというのを、とっても喜んでくれたようでした。神奈川と福岡と、離れているので仕方ありませんが、この日は久しぶりに子孝行をしました。

 というわけで、日曜日の夜は、これまた久しぶりに家族5人で外食をし(今回は、家にいられたのが実質2日間だけでしたからね)、今度は夏まで帰れないかもという話をし、月曜日の早朝、4時起きで福岡に戻り、そのまま学校に行き、学院長の特別ゼミの立会いをし、夜は学院の先生方と学院長を囲んで、例の中州の“ふとっぱら”で飲み会をしました。う〜ん、やっぱりほとんど毎日飲んでるなぁ……今週末からのGWは福岡にいるわけだけど、酒はちょっと控えようかなぁ。

(2005.4.27)
(つづく)


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