先週は、本物の台風が去ってからは、成績表作成という台風がありまして、昨日まで、その対応に大童でした。学院は、前期と後期に分かれていて、前期がもうすぐ終わるので、10月の第2週には学生たちに成績表を渡すため、声優科は、1年と2年の担任のクラス分の成績表をつけなくてはいけないわけです。それが1、2年合わせて約65人。その子たちへの所見と出欠席のチェック、あとそれぞれの講師が担当するカリキュラムの成績を、全員分(約220人で去年より多くなってます)つけるのですが、もちろん、正規の授業をやりながらなので、必然的に残業、そして、土日も費やすことになったわけです。そんなわけで、先週はどこにも行けず終いの一週間でした。
ところで、韓国から帰って来て、しばらく韓国の話題を取り上げませんでしたが、別に何にもなかったわけじゃないんですよ。というより、巷の韓流ブームはさらに拍車がかかってるようで、最近は地上波放送でどんどん韓国のドラマが放映されるようになり、福岡でも、朝、チェ・ジウの『真実』と、イ・ビョンホンやソン・スンホン、チョン・ジヒョンも出ている『Happy Together』が九州朝日放送(テレ朝系)と福岡放送(日テレ系)で同じ時間帯に放送されてて、同時に録画出来ないので、人に録画を頼んだりしている状態です(来週からはキム・ハヌルとリュ・シウォンの『秘密』も始まります)。東京でも日テレで、朝、ウォンビンの『レディ・ゴー!』やってるんですよね。ペ・ヨンジュンの『海風』や、チェ・ジウの『オルガミ〜罠』(これは映画ですが)も、深夜、放映されました。
日本における韓国映画の火付け役が『シュリ』だとしたら、当然、韓国ドラマの火付け役、というより、空前の韓流ブームの火付け役は『冬のソナタ』なわけで(先週のグランドフィナーレ、見ました? おばさんパワー恐るべし! いやぁ、なんかまだまだ「冬ソナ」ブームは終わりそうもなくて、すごいと思いました)、韓国ドラマが次々と放映されるのはいいんですが、必ずしも、みんながみんなおもしろいわけじゃないんで、ちょっと心配です。しかし、ついつい続けて観ちゃうんですよね、韓国ドラマ。『真実』も、例によって、これでもかこれでもかってチェ・ジウ扮するジャヨンがいじめられるドラマなんで、「かわいそう! 何とかして!」って思いながら、続けて観たくなるんです。でも、相手役のリュ・シウォンは確かに人気はあるんですが、私にはジミー(大西)ちゃんをちょっとかっこよくしたぐらいにしか思えないんですけどねぇ……あ、リュ・シウォンファンの人、ごめんなさい。
そういえば、私のテレビ史を振り返ると、なんたって一番はまっていたドラマは『細うで繁盛記』でして(知ってます? 早くDVD出てほしいなぁ!)、あれはまさに、いじめといい、盛り上げ方といい、今の韓国ドラマに通じるようなところがありますねぇ。視聴率もすごかったですし。そうそう、よく、赤いシリーズとかの大映テレビの作品も、韓国ドラマとの共通点が指摘されますね。あれも物語の展開や人間関係の設定が、確かに今の韓国ドラマに似ている部分がありますが、私は、どんな韓国ドラマを観ても、韓国映画を観ても、共通している部分として、やはり家族が描かれているってことじゃないかと思うんですよ。家族を描いたドラマって、日本でも強いですよね。あれですよ、あれ、おかくらと幸楽の。まぁ、現実の家族の関係が希薄になっているからこそ、家族ドラマが受けるんでしょうけどね。『冬のソナタ』の純愛もそうですね。現実では純愛が成立し難いからこそ、純愛ドラマが受けるわけです(ただの愛じゃなくて、純愛ですよ)。日本の『世界の中心で、愛をさけぶ』もそうですね。こういったブームは、しばらく続くんじゃないでしょうか。
韓国ドラマは、今後もいろいろ新作を含め、放映予定があるようなので、韓流ブームはさらに盛り上がっていくような気がします。ま、そのおかげで韓国への渡航者が増え、ソウルも、いえ、ソウルだけじゃなく、これまでは日本人が観光で行くなんてことはあまりなかった地方の町や村でも、日本人の観光客が増えているようですね。これは、日韓の関係を考えると、いいことなんでしょうねぇ。私も、地方都市にもゆっくり行ってみたいんですが。
さて、久しぶりに(といっても比率的には多いですが)、韓国の話題に触れましたが、実は、今週から、いや、正確には先週の10日(金)から、福岡では、アジアフォーカス・福岡映画祭が始まってまして、まぁ、いろいろアジアの映画をやっているんですが、人気の韓国映画は、今週の金曜日から始まります。今回、観る予定なのは、来年2月の韓国現代戯曲ドラマリーディングでも上演される『豚とオートバイ』の作者であり、8月の訪韓では私も会ったイ・マニ氏が脚本を書いている、私も韓国でも観た『僕が9歳になったら(原題:9歳の人生)』、『ラブストーリー』や『フー・アー・ユー』に主演していて私もお気に入りのチョ・スンウ主演、韓国映画界の巨匠イム・グォンテク監督の『下流人生』、『永遠の片想い』や『バンジージャンプする』のイ・ウンジュと、個性的な顔をしていて私も大好きなイ・ボムス主演の『オー!マイDJ』、そして、同時開催のアジア太平洋映画祭で上映されるカンヌ映画祭グランプリ作品『オールド・ボーイ』の韓国映画4本と、昔から香港映画で大好きだったスー・チーが主演している中国映画『美人草』、他にも時間があったら日本の『デビルマン』や『笑の大学』も観に行きたいなと思ってます。多分、これまた同時開催の中国映画フェスティバルの名作も何本か観に行くと思いますよ。もちろん、何作品も観れる共通チケットの前売り券もとっくに買ってます! 観たら、いろいろ報告しますね。
というわけで、3連休や秋分の日を挟み、同時開催の映画祭がすべて終了する今月末まで、秋の最初のお楽しみが出来ました! で、10月に入ると、演劇三昧です!
【今週は写真はありません】
(2004.9.15)