いやぁ、暖かくなってきましたねぇ。このポカポカ陽気に東京の桜もノー天気に咲き始め、1953年からの気象庁観測史上、最速記録だとか。うちの近所の桜も日に日に蕾が開き、この分だとすぐに満開でしょうね。しかし、桜といえば入学式の集合写真の背景って感じだったけど、その頃には葉桜で絵にならないだろうなぁ。
ま、それはそれとして、暖かさに伴って花粉症の症状が悪化してきて大変なんだ、これが。でも今年は使い捨ての安い紙マスクが出回っていて重宝してます、ほんと。鼻のところもワイヤーでピッタリするし、プリーツを伸ばすと顎の方まで届いて完璧に口と鼻が塞がれるのでバッチリ。特にメガネがくもらないからいいよね。ガーゼのだとすぐくもるし、結構汚れが目立つんだ。洗うとすぐ縮まっちゃうし。外だけじゃなく家に帰ってきても洗濯物に付着した花粉とかにやられるので、家の中でも手放せ、いや顔放せません。花粉症仲間では、どこどこの紙マスクがいいなどという情報交換もしてます。
ところで、マスクってなぜみんな白なんでしょうかねぇ。白衣と同じように清潔感を表しているんだろうけど、病院ならともかく、街中だったら色とりどりのマスクがあってもいいんじゃないか、って思うのは私だけでしょうか。ファッションに合わせて、黒や赤や花柄とか、迷彩色のマスクとか、シャネルやプラダのマスクがあってもおもしろいんじゃないかなぁ。肌色で口が描いてあったりすれば、マスクをしてるんだかしてないんだかわからない……わけないか。とにかく来年あたり試しに作って原宿で流行らせてみっかな。
そんな花粉症にもめげず、先週から5月の韓国ソウル公演『啼く月に思ふ』[韓国タイトル「ウヌン タレ マウム」=啼く月の心]の準備が本格化してきました。日韓文化交流基金の助成金もようやく正式決定し、2002年日韓国民交流年記念事業にもなりました。パチパチパチ。ま、申請までの準備はそりゃもう大変!だったんですけど、決まればその苦労も報われたというもの。よかった、よかった。さっそくすでに準備を進めてたチラシとポスターを刷り上げて、3月末には情宣のためソウルに行って来ます。
ソウルは韓国公演の準備を始めてから5回目。とりあえず明洞や南大門、大学路は歩き回ったからかなり詳しくはなったけど、観光客がよく行く仁寺洞や狎鴎亭洞はまったく知りません。ロッテワールドにももちろん行ってません。ソウルの王宮や博物館ものんびり廻りたいけど、一体いつのことになるやら……そうそう、来年は今年やむなく断念した釜山公演が出来れば2回目だし少し余裕も持てそうだし、今年も6月にはク・ナウカが水原の演劇祭に行くし、8月には大鷹明良も出てる佐藤信さん演出の『ふたごの星』が韓国に行くそうなので、それを観にいくついでにちょっとのんびり観光して、温泉にも入って……出来るといいなぁ。
そんな夢を描きながら、韓国公演の情宣に使うイメージ写真を、先日、月光舎の事務所で撮りました。事務所といっても木造アパートの一室で、大掃除をしてから(月光舎では事務所や倉庫の大掃除は年末ではなく、新旧入れ替えがあるので年度末の3月にやることにしてます)、黒幕を張って簡易スタジオを作り、月光舎の女優陣をモデルにして小松杏里カメラマンがカシャッ、カシャッと……月に思いを寄せたり、月と関わる女たちの表情をいろいろなパターンで撮影しました。なかなかいい出来になったと思いますよ。しかし、こうなるとますます『啼く月に思ふ』は女の芝居になりそうだなぁ……。
ではまた来週、はまだ日本にいるな。
(3.18.2002)
(つづく)