2009年9月第3週
wrote by 一寸小丸(押しかけ制作補助)
■チラシ完成
そんなわけで、9月18日(燐光群初日)に無事、本チラシが完成した。こんなだ。過去のアンのデザインと比べても、かなり美しいんじゃなかろうか。しかし裏では七転八倒の騒ぎがあったわけだが。まあ、チラシってのは、デザインだけじゃなくて、手にとったときの大きさや紙質も重要なので、これだけじゃなんとも言えんわけだが・・・。
にしても、ほんとデザイナーさんはご苦労さまだった。が、これで終わりじゃなくて、DMハガキ用のデザインもするんだって。・・・大変だよ。
■箱庭円舞曲
今回の「月いづる邦」の出演者でアンのメンバーである高木充子さんが箱庭円舞曲「極めて美しいお世辞」@下北沢オフオフシアターに出演するというので、見に行った。高木さんのことは、去年のワークショップで知ったのだが、その芝居は見ていない。桃唄に客演したやつを見たと思ってたんだが、印象がなかったのだ。調べたら、立花あかねさんとなるちえ(成本千枝)さんが出たやつは見たが、そんときのには出てなかったみたい。・・・だと思う。
で、箱庭だが、けっこう重要な役で出てた。ホンも役者も水準が高く、楽しめる要素がいっぱいの芝居だった。まあ、常に点が辛い私の場合、「もっとあるだろう」としか思わなかったんだけど・・・すんません。
■杏里さんと前川さん
そういえば、8月に第二回公演をやった小松杏里さんから3ヶ月ぶりの「乾坤一滴」が届いた。第二回公演は別役の「天神さまのほそみち」で、新宿のサニーサイドシアターの「サニーサイド演劇祭:別役づくし」への参加だ。見に行ったとき、「私もアンのやつを書くので」と言ったら、「じゃ私も復活するよ」と約束してくれていたのだ。杏里さんが声優学校の精鋭と作った劇団は、来年には2回ぐらい公演し、その後韓国での公演も計画しているという・・。「結局、芝居に対する情熱は全然落ちていないことがわかったから」というコトバに私も励まされたわけで・・・。
8月には前川麻子さんの脚本・演出による龍昇企画公演「モグラ町1丁目」も見た。そしたら、ちょっと手伝った今年6月のWSの参加者が一人、出演していた。が、その他のメンバーはほぼベテランと言える人たちで、安定した芝居を見せていた。ホンもわかりやすいもので、月刊テアトロ8月号に掲載されたらしい。ただ、私としては、やっぱり前川さんは若い役者とむちゃくちゃなことをやって欲しいと思うわけで、なんか「安定感」のある芝居に物足りなさを感じてしまった。龍昇企画では二回目らしい。これはこれでアリだと思うので続けて欲しいとも思うけど・・・とか思っていたら、10月にWSをやるので手伝えとの命令が! 10/3、4と10/31、11/1に「素の表現方法」と題して、阿佐ヶ谷シアターシャインで。楽しみです。
■制作スケジュール
9月は企画書作りと、チラシ情宣の対象公演の抽出。あと、同時に企画書配布の対象も抽出しないと。10月はチラシの配布と、企画書の送付だ。11月は取材の対応など。制作のほとんどは10月が勝負だ。その意味で、9月にどんだけ準備できるかがカギ。あっちこっちにちらばる公演情報を集めていると・・・アンのHPが更新されていないことに気付いた。チラシが出回り、そこには「詳しくはHPで」とあるのに。で、どうしましょう?と聞いたら、命を削って日々の舞台をこなしている水木さんから夜中に電話があり、アカウントとパスワードはコレだから、やって、と。そんなムチャな・・・。でもまあ、HPと公演情報ブログを直しに行ってみたら、入れないという・・・。しょうがないので、裏技を駆使して、パスワードを引き出してしまったわけだが・・・訴えないでください。とりあえず、トップページと公演詳細ブログは朝までに直したわけだ。
制作活動は、じゃっかん遅れ気味。でもまあ、燐光群の「BUG」の評判はいいみたいで、なによりです。さっき、ツタヤから映画版「BUG」を借りてきた。これがかなり面白いらしいんで、こっちも楽しみです。