2008年3月第3週


17(月)
「非戦を選ぶ演劇人の会」の2008年が動き出した。さああ、忙しくなるぞ。しかし、私は今夏は「原子核クラブ」の本番直前。何とか参加したいなあ。

18(火)
杉並の仕事の流れが強くなって来たので、本番前で参加できない明樹から不安や質問の電話。明樹も小さな子どもを抱えている。若い母親たちと劇場をつなぐ絆を作れたら、本当に嬉しい。

19(水)
制作鈴木、高木チームで、申請書等の書類作りがどんどん進む。あかねちゃんも絵本のリスト作りの目線が面白く、新しいあかねちゃんの一面を発見したようで大収穫。

20(木)
韓国行きを決めたジュリと、引っ越しの算段を少し。電気ガス水道宅急便、電話、インターネット、敷金。おお、「住」ってこういう事だったのね?

21(金)
同級生と春の鎌倉巡りの企画を立てる。行けるかな?無理かな?ドキドキするなあ。 夕方から、杉並芸術会館準備室にて打ち合わせ。

22(土)
ああ、松井茜ホットスカイ()に出演が決まった。甲斐君に鍛えられて、また新しい松井茜に出逢えるのが楽しみだ。

23(日)
ジュリと女優みやなおこと、水入らずのディナー。私には家族がたくさんいる。故郷もたくさんある。苦しい時悲しい時、気持ちを分け合って助け合った家族たちの私も含めた新しい人生のスタートの季節に舌鼓。結局食べる事よね。

(みずき)

☆「私何だか変わっているみたいなんですよ」なんて、もう人生も後半なのにやっとわかったか明樹、まだまだこれからの人…代表・明樹由佳的先週

明樹由佳「YUKA's EYEs」

稽古中です。大分流れがわかってきた。しかし、ダブルキャストの人は稽古半分だからなぁ。大変だよなぁ。

ミュージカルの仕事がここ数年あって、歌を勉強しているのだが、芝居と一緒だなぁとつくづく思う。今レ・ミゼのフォンテーヌの曲をやっていて、とりあえず声が出てきて、色々表現を要求されてくると、静かな表現ほど難しい。中の感情の強さをそのままに、抑えた表現をする…。今やってる礼子も同じ課題なのよ〜。行きたい状態はイメージ出来るんだけどな。抑える、中の感情(まあ状態)をぎゅーっと引っ張って最後までいくのが難しい。しかし、やったことないからやりがいあります。ま、発散型なので私。

「礼子は実は女性の生き方としては、感情移入出来ないの…」と水木さんに相談したら、ちゃんと批判をいれてやったら…と。それもむつかしいんだよぉ。役を愛しすぎると、埋没しすぎちゃうし。その役の色々な部分をきちっとやることだろうか…。まあ、演出家は"いい話"にはしたくないみたいなのだが…ううむ模索は続く…

(ゆか)

☆生真面目に首を傾げて考える。はっと気付くと話題が進んでいる。それでいつもきょとん顔の…立花あかね的先週

立花あかね「AkaNetCafe」

久々のジェストダンスレッスン。レッスン後に、由佳さんと「ジェストダンスの良さ」について語り合う。俳優にとって、ジェストダンスをやる良さは「舞台上でのイマジネーション」の助けになることだと思う。きちんと道具が揃っている演劇でも、その場の温度や時間帯までは舞台上に再現することはできない。ジェストダンスは無対象で行ない、時空も自由なため、温度・質感・相手役を最大限想像する。そのため、自然と「舞台上でイマジネーションすること」の訓練となっている。「舞台上でイマジネーションを広げ、体で表現すること」は俳優の仕事の基本だと思うので、俳優にとってジェストダンスはとても良い訓練になる。

また、俳優だけではなく、ダンスの経験がない方でも入りやすい踊りのジャンルだと思う。ターンもルルベもパッセも高いレベルの技術は必要ない。個々の体やそれぞれの感受性だけが必要なもの。音楽を楽しみ、心と体を動かす。ヨガやフラダンス、ベリーダンスが流行っているように、ジェストダンスも、もっともっとたくさんの人に知ってもらうにはどうすればいいかしら…!!!最近、そんなことをずーっと考えている。

(あかね)

☆環境を変える事でより深く生きていこうとしているが、どうも、その現場はやはり不器用でなんとも愛らしい…清木場直子的先週

清木場直子「げんばのきよこば」

テストが終わった!! いぇーい、いぇーい。結果はまだ先だし、確実に間違えたとことか、わかってるけど終わった開放感でいっぱい。おかげで終わったあと家に帰ってからは、化粧品作り後、全く動かなくなった・・・。この反動はなんだ。

動きたくない。とにかく動きたくないんです。絶対に動かない。そんな気持ち。この1ヶ月、ほんとにいろんな方からお芝居の案内をもらったが、いけなかった。みんなとも会ってないなぁ。

みんなと大変そうな活動だけが、メールで伝わってくる。みっちゃん鈴木さんが入って、ずいぶんといろんなことを活動してるようなぁ。みんなの時間の流れと今の私の流れは違うのだろう。

(きよ)

☆アンの中で、ペースをつかみのびのびし始めたね…成本千枝的先週

成本千枝「なるちえ熱」

22日 午前 ジェストダンス
私、踊ります!というガチガチな気合いは必要ない。細かく、丁寧に実感していくこと。前回と変えてみて、今日わかったこと。

午後 ジャンべWS
11人という大人数でのWSだった。今日の調子は手がもつれて、リズムとれず。身体が疲れているのか、動かない、もつれる、という自分の感想だった。WS終了後、初めたばかりの頃WSでご一緒した方が見ていたようで、「上手くなったね。」と言ってもらった。確かに叩き方もわからない頃と比べれば、変わったのは目に見えてわかるのだと思う。問題はここからだ、とこの日実感。地道に稽古するのみ。

(なるちえ)

☆新人として雑務をこなすのは当然だが、アンの場合、これがずっと続くんだよね?…高木充子的先週

高木充子「MIT's EMPATHY」

稽古場を取りに、某施設まで自転車で向かう。五年くらい前に、数回通った場所。道を覚えてるかどうか不安だったので(私は重度の方向音痴です)地図を片手に・・・無事到着! 意外に覚えているものでした。懐かしいなあああ。今こうやってまた稽古場取りにここに来るなんて思いもしなかったなあ! 稽古場取りも楽し。

(みつ)

☆私(水木)には予算の話しが辛くて仕方ない。予算の会議しているともう、芝居なんてやらない方が世の中のためだとまで思う時があるが、楽しそうに寝食忘れてエクセルをいじる…制作・鈴木恵美子的先週

鈴木恵美子「お加減いかが?」

杉並芸術会館に関連した仕事が続いています。先週は予算案を作成していました。あまりにも時間がなかったので、禁じ手ではありますが、夜勤の合間をぬって、患者さんが寝た後に書類を広げることにしました。我が家ではないのでインターネットもエクセルの力もお借りすることが出来ず、別のイベントの予算案と計算機だけを頼りに、あーでもないこーでもないと誰もいないナースステーションで呟いておりました。結論。お金の計算楽しい。あっちを引いてこっちを足して、いやいやこっちをここまで足したらやばいだろう。なんて言いながら計算機を叩くのは、まるでRPGしてる、いや作ってるみたいです。水木さんにはまるで宇宙人を見たかのように「楽しかったの?」と言われてしまいましたが。思えば学生時代もあの公式か?あっちの公式か?と因数分解するのが大好きでした。クラスの9割が合格する解剖学は落ちてもクラスの半分が落ちた統計学は受かってたし。どうやら根っから数字が好きらしいということを今更ながら自覚。落ち着いたら、数学検定でも受けようかな。

(えみこ)

(2008.4.8)

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先に3月第4週が届き更新しました。 (じんぼ)

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