2008年2月第4週
18(月)昼
劇場創造ネットワークの企画のため制作の近藤さんと昼間のBar、SWITCHにて。杉並芸術会館「座・高円寺」は来年の5月の開館だが、劇団あげて、少しでも役に立ちたい。
次回公演の出演者、貝塚クン(貝塚健)と綾香(岸浪綾香)、演出の長谷クン(長谷基弘)、メンバーのあかね、なるちえ、制作鈴木、アトリエに大集合。なるちえ、伝言が苦手という弱点を発見。伝言ゲームだと一緒のチームになりたくない。うーむ。早速長谷クンがイメージ写真など。アトリエを引っ越して以来、ぱったりと筆が止まっている。こわい。
19(火)
その「座・高円寺」の備品の見積もりを発注。慣れない仕事で一日つぶれる。たくさんの演劇人たちのボランティアで劇場のオーラが輝きますように。微力ながら…。
20(水)夕刻
小峰公子氏とともに、明樹由佳出演の「ゲアリーズハウス」を見る。まず、翻訳(須藤鈴)が良かった。違和感がない。なんかご機嫌で、盛り上がり、深い時間まで飲んでしまった。いいキャスティングだったと思う。あ、明樹中心に言えば。
21(木)
築地へ。最近、ざる、に凝っている。ざる。竹のざるを探しに。昆布の安いのがあって感激GET !
22(金)
偶然、何人かのなつかし人たちからメールが来る。返事も楽しい。こんなタイミングってあるのね? 夜、マキノノゾミ氏、鈴木聡氏、ジュリとともに、詩のリーディングなぞしてみる。谷川俊太郎。寺山修司。鈴木氏の谷川俊太郎最高だった。ポエマー。
23(土)
風邪で寝込む。花粉症か?風邪か?でも、寝込む程。
24(日)
高校時代からの親友の作家、園田英樹が指導している東放学園高等専修学校5期生の卒業公演『トビラ』を見に。実はミニ同窓会も催してわいわい集まって楽しかった。未来から、過去を変えたくて高校時代に時間旅行するクラスメートたちの話。「未来は変えられる」というメッセージがさわやかに胸に迫った。かつて、そう信じていた。恥ずかしい話だが、今も、そう信じている。
(みずき)
☆明樹由佳的 写実感 |
「ゲアリーズハウス」中日を無事終了いたしました。初日に、小峰公子さんと水木さん、あかねちゃんが来てくれ、心強かったなぁ。
今回、演出の和田さんは、声を放つ事を俳優に要求してました。生きている人間が動いていることをそこに置きたいと。(アンと一緒じゃん)声も生きている体の一部。ただ出せばよいと。役者がよくやる、つなぎの笑いや息の音、ニュアンスをなるべくセリフにのせないようにと。まぁ、それってたしかにリアルと説明の微妙なラインではあるんですが。
声については、台詞については、作品や演出家によって凄く違うのだと、最近やっとわかってきました。私は四季出身で、母音法(台詞を全部母音に直して訓練します。響きはよくなります。多分。)をやりすぎ、子音が弱くなっちゃった。ボイストレーナーでもある水木さんに教えてもらったんだけど、日本語の子音のニュアンスは、本当に豊かで美しい。しかしこれは舌の筋力や息の量の調節がすごく関わってくる。難しいけど、朗読にはまるのは、分かるなぁ、と最近思います。人は色んな音色が出せるなぁ、と。
新しく誰かと出会うと、もちろん新しいことにも出会うけど、自分の中にあるものを改めて感じ、考えさせられる。今回、みんなに見守られ、よい旅をさせていただきました。て、まだ終わってないし!今日もがんばろぅう!
(ゆか)
☆立花あかね的 臨場感 |
9月公演『鳥の眼〜Daring Darkness』のキャストが続々とアトリエに集う。次回公演の内容について色々と話していると、早く稽古がしたくてウズウズするなー。
今週は、もう終了してしまったが、由佳さん出演中『ゲアリーズ・ハウス』を観に行く。劇中でどんどん家が完成していき、それに伴い由佳さんの役もだんだん変わっていく…。それがとてもおもしろく、舞台の醍醐味、“今そこで起きていること”を堪能することができた!
(あかね)
☆清木場直子的 共感 |
今週は、久しぶりにお芝居を観に行く。由佳さんが、出演している「ゲアリーズハウス」。この時期いろんな人からの出演連絡をもらったものの、観に行けるのはこの作品と、ぎりぎりみっちゃんのくらいかもしれない。
もう少し広い劇場で見たいと思った作品。話は、好きだし後半引き込まれたけど、少しお客さをつかむのに時間がかかるかなぁ。と、思った。
人それぞれの好みもあるけど、しばらくお芝居から離れて演劇と関係のないとこで生活している人が、見たいと思うもの感じたいと思うものを考える。仕事帰りにみるお芝居だもんなぁ。たまにしかない休みに観にいくお芝居だもんなぁ。
健康診断や歯医者の診察室で、待つ親子やお年寄り、自転車に乗ってすれ違うおばさんやおじさん、レジ打ちしてるお姉さん、お医者さん、歯の掃除をされながら歯科助手のお姉さんのことをうっすら考える。みんな何考えてんのかなー。
(きよ)
☆成本千枝的 時間感 |
18日
19日 水野里香さんの歌のレッスン
23日ジャンべWS
(なるちえ)
9月のアン公演で演出をしてくださる劇団桃唄309の長谷基弘さん、客演の方々と顔合わせ。あと、半年ほどありますが、今から楽しみです。皆さん、どうぞよろしくお願いします。
といっても、私はまず声のだし方から。1月に一度受けた時は、あかねさんと二人同時だったが、私はまず個人レッスンを受け続けたほうがいいみたい。よくわからない事、盛り沢山である。が、頑張らねば。一時間はあっという間に経つ。気持ち的には毎日受けられたらな…と思う。
少し慣れてくると、丁寧さがなくなる。早いリズムで大人数だと何となくできてる気になる。(いや、全くできてないんだけど)一つの音を丁寧に。しかし、家でも思いっきり叩けたらな…と思う。
☆高木充子的 沸騰感 |
いよいよ劇場仕込みに入りました。あともう少し、底無しの持久力が求められています。きっと。
稽古場からの帰り道、沸騰した頭で月を見てぼんやりします。公演直前になると、そういう月とか木とか葉っぱとか、自然のものしか目に入らなくなります。なぜなんでしょう。
あともう少し。頑張ります。
(みつ)
☆制作鈴木恵美子的 夜感 |
実はわたくし、転職をしたばかりでございます。
まあ、病院をかわることにしたわけで、新しい病院には今年の1月半ばから勤務しています。新人にはなかなか夜勤はさせてもらえないわけで、しばらく日勤ばかりしていたのですが、就職して1ヶ月、先日今の病院での初夜勤をして参りました。約2ヶ月ぶりの夜勤でした。
夜の病院っていうのは、ちょっと独特の雰囲気があります。たいていの人は怖いと表現するのですが、私は結構好きです。眠ってる患者さんの巡視をしながら、「人が休んでる時間に私は働いているのだわ」と思う優越感はちょっとアドレナリンを放出させます。まあ、歳を取るごとに夜勤が辛くなるのも事実なんですけどね。でも、今日も夜勤明けのまま劇場に通って頑張っておりますよ。
(えみこ)
(2008.3.5)
楽天団の「ゲアリーズハウス」と箱庭円舞曲が終わってしまった。アンの次回公演出演の岸浪綾香さんのブログ「ココロ*トレモロ」はこちら。むむっ、出演者が決まったら、そのブログとかはどっかに掲示しといたほうがいいかなあ・・・。(じんぼ)