2007年12月第4週


17日(月)
昼は年賀状用の画像の整理。思い出すなあ。名場面ばかりだから写真がカッコイイ! また写真集作りたい。夜は長谷君も含めた打ち合わせ。制作が加わった!!鈴木恵美子さん(まださん付け)よろしくね。次回公演のロケーションで、東南アジアのジャングルと南米の草原の資料が必要なの、と言うと、
す「あ、私、写真持ってます」
み「え?」
す「スマトラのジャングルとアンデスの」
み「な?なんで?」
す「行ったんです」
み「なんで?」
す「好きだから」
これ以上の相性があるだろうか?

18日(火)
風間杜夫さんの落語を聞きに、サザンシアターへ。「すててこてこてこ」で落語家の役をやり、それからコツコツネタを増やして、今では落語の仕事もたくさん来るそうだ。忘年会もかねてわいわい飲んだ。風間さん、普通の会話も本当にリズムと切れがよくて面白い。柳家花緑さんがゲストだったけど、江戸弁を喋る小学生だったという思い出話が本当に楽しかった。

19日(水)
午後はアンの作業。印刷所に頼むのも良いが、こうしてああだこうだと言いながら作業もいいですね? なかなかいいものができましたよ。夜はアンの忘年会。関わった方々ともっともっと話したかった。

20日(木)
私生活をもっと潤いあるものにしようと、部屋の模様替え。うまくいかないなあ。台本また少し進む。まだまだ。

21日(金)
劇作家協会のウェブ会議。またまた、長谷君。大活躍だ。多忙の中で、一番立ち遅れていた分野なので、本当にスッキリした。来年春までには整いますからね! そしてデジカメを買った。

22日(土)
長い旅中ずっと一緒に居て、いきなり逢わなくなるのが舞台の仲間の常。辻親八さんと、深貝大輔と再開。ふかーーく飲んだよ。

23日(日)
カナダでレコーディング中だったはずのDJ.TEYO。突然来日。阿佐ヶ谷のクラブで再会。逢うとほっとする。これでクリスマスはみんな揃ったね。雲にかかる月が美しかった。

今週はめちゃくちゃお金使った。カメラと服。食。とびきりいいワインも飲んでしまったし…。年末は怖い。今年も、いろんなことがありました。新作書いています。乞う御期待! 来年もよろしくお願いいたします。

(みずき)

☆明樹由佳的 聖誕快楽

明樹由佳

来年のアンの準備が、本格的にはじまりました。演出をお願いする、桃唄309の長谷基弘さんとアンのメンバーで打ち合わせをしました。公演までの進め方や、キャスティングやスタッフさんの事、などなど。演出が違うと、取り巻く人間関係もばっと変わるので、緊張もし、楽しみでもあります。私は、長谷さんとは一度一緒にWSをさせて頂いただけだけど、なんだかずっ〜と知っているような気がします。

打合せの日、「クリスマスプレゼントあげようと思って。」と、アップルシナモンとチャイとチョコを、打合せの合間にそれぞれに分けて(ジップロックの袋に分けて!)くださいました。おいしかったな〜。なんだか、後からしみじみ思い出す、そんな方なのです。長谷さんて。

(ゆか)

☆立花あかね的 温去知来

立花あかね

今年も一年、『週刊StagePower』には大変お世話になりました! さて、今年一年を振り返りましょう。

個人的には、ヒンドゥー五千回・桃唄309 と他劇団に客演して、久々にアン以外の空気を吸わせて頂き、多くのことを学んだ。俳優としての技術はもちろん、稽古場でどのように存在したらいいのか、そしてそして、他劇団がどのように制作を進めているのか、も。今まで芝居の現場で考えもしなかったことを考えるようになったのは、自分に「ラ カンパニー アン」というホームグランドができたからだと思う。アンに何を持ち帰ろうかなということを常々考えていた。

さてさて、そのアンの公演は今年は一本だけだったけど、かなり力を込めました。『御母堂伝説』。8月。やー。暑かった。あせもができたもんな。Theatre iwato では、またぜひアンの公演をやりたい!でも、8月以外に!

しんどくて毎日泣いていたが、終わってみると「一人の人間というちっぽけな存在をフル活動させなければ、舞台に立ってはいけない」というしか残っていない……。

というわけで、来年もおそらく年一本でしょう!フルパワーで全力投球するラ カンパニー アン本公演は。2008年9月18日〜24日で10ステージ。劇場は、新宿・シアターミラクルに決まりました。8月は避けました!さて、どんな舞台にできるか。企画進行中!

(あかね)

☆清木場直子的 温故想来

清木場直子

今年は、なんといっても ”暑い”夏!! 御母堂伝説は、汗だく。とても思い入れのある作品だ。アンの舞台では、私とはかけはなれている人間ではなく私の中にいる役だったから、どの役柄も非常に愛着があるのだ。そして、「そう!私これが言いたかったの!」というのがセリフであったりして、演劇は自分の思いを伝える場所であった。

うぅ!思い出す。稽古場ではじめてみた「祈りのあとに」 あぁ。これだわ!! すごく興奮した。何度見ても興奮する!! あの時から私の演劇がはじまったのだ。

人をとても愛しいと思えるのは、演劇を選んだからだと思う。ごくごく平凡な私の人生を”人生を楽しむ”ために、そして自分がどんな人間でこの先どんな生き方をしていくのかを照らしてくれている気がしてならない。

蛇姫〜(蛇苦止浜綺譚)あの酒好きな女よ! またやりたいなぁ。サネコ(御母堂伝説)のような弱い立場の人間の気持ちがわかる女になりたい。

来年どうなるかすごく楽しみでならないのだ!!

(きよ)

☆成本千枝的 謹賀新年

成本千枝

17日 ミーティング
来年の事について話し合う。来年の公演の演出、桃唄309の長谷さん、制作の鈴木恵美子さんもまじえて。来年も頑張るぞ!と気合い入る。

19日 年賀状づくり
8月の「御母堂伝説」の写真を使って、年賀状づくり。といっても途中から参加した私は、プリンターからでてくる年賀状を待って数をかぞえるぐらいしかしていない…ほぼ、御母堂の写真と録画をみていた。初めて、録画されたものをみた…こんな照明だったんだ、とか私の知らないところでこんなことが!などなど。見入っていた。公演中にチェックしておくべきだよな。というか、仕事しろよ、私。

夜、アン忘年会。御母堂でお世話になった皆様と。最初は女性ばかりの飲みの席となりました。後からいらした男性、数名。若干入りずらそうにしていらっしゃいました…皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

(なるちえ)

(2007.12.26)

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というわけで、次回更新は来年ということで、年末>新年モードの日記になってますね。キモチ的にはこれから年末の山場がやってくるんですが・・・。とりあえず、来年もよろしくお願いします。アンの増量に期待してます。(じんぼ)

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