2007年10月第4週
更新がとても遅れてしまいました。本当にすみません。(編集部注:11月第1週と同時更新) 清木場は助成金の書類と格闘していて、原稿が遅れています。こんな必死で頼れる清木場は初めて。彼女も覚悟を決めているよう。
アンにとってまたまた、とても大きな急カーブの季節。それぞれの劇団や人生における志や、演技の技術、外部出演など露出の仕方、演劇人であるアイデンティティーを支えて生きる私生活。お肌のことさえも、大きなカーブをいつも描いて進んでいく。
さて「コミック・ポテンシャル」最後の追い込みの稽古。衣装のプランもできてくる。役がくっきりしてくる。台本を頼りに、こまかく作りこんできた。ここにスタッフのプランがぴったり合う。こんなに気持ち良く嬉しいことはない。
しかし、セリフを噛んでばかりいる。筋力が落ちているからだな。あせる。
(みずき)
☆明樹由佳的 独唱 |
オリジナルミュージカル「GIFT」の歌稽古中です。
ソロ歌わないと根性(なんの?)つかないと思って、歌稽古にいない人のソロパートを歌わせてもらっている。去年の「GIFT」の稽古で、歌トラウマはなくなったんだけど、精神的な事とテクニックはまた別でね。
むか〜しは歌大好き少女だったのよ。高校生の時は授業始まるまで、友人とオフコースやさだまさしを、廊下で歌いまくる女だった。(今から思えば迷惑な話だ。)四季に入って歌う事が苦手になってしまった。
しかし、そこで初めてテクニックが入ってきたわけで…、歌う、という訓練の入り口で躓いて、その積み上げをしないで今まできちゃったのよね。誰も教えてくれなかった、ってつい言ってしまうんだけど、これは考えが足りない、サボリだなぁ、と最近思う。歌だけじゃなくてね、いろいろあると思いますよ。芝居はもちろん、人としてもな。
急がないで、考えましょう、と思うこの頃。
(ゆか)
☆立花あかね的 独習 |
今週前半は、連日桃唄の稽古→後半は、今回の舞台となる福島県いわき市に実際に行って、モデルとなる低山や湿原などを巡ってきた。
私は今回、桃唄に初参加なのだけど、やはりまだ馴染みのない言葉のホンのためか、なかなかセリフが覚えられなかった…。が、最近ようやく頭に入ってくるようになった。水木さんのセリフは、もう大体、その日か次の日には入る。やはり、「言葉の慣れ」というものがあるんだな。
さて、いわきに行った日は、まさに台風の日。雨が降りしきるなか、共演者の方々といわきを巡った。ホンはフィクションなので、実際に実在する地名などが出てくるわけではない。ただ、モデルとなっているところもあるわけで。実際にその土地を踏むことでイメージが広がった。しかし、私のなかのいわきのイメージは、晴れて山々を見渡せる爽やかなものではなく、土砂降りでちょっと淋しげなものになってしまったけれど…。
(あかね)
☆清木場直子的 _ |
お休み
☆成本千枝的 団研 |
週末、嵐の中いわきへ行く。
今回11月に客演させていただく劇団桃唄309では、福島県立いわき総合高等学校の芸術・表現系列(演劇)第4期生による「高校生版」も並行上演される。泊まりのグループは学校見学もしたのだが、私は日帰りグループの為いわき市観光。しかし、よりによってなぜ台風が・・・
着いた直後は、結構降ってるな・・・と思っていたら、帰る頃には歩くのも困難な暴風雨になっていた。傘が折れたくらいで、皆無事帰ってこれてよかった・・・
そんな中、「いわき市暮らしの伝承郷」へ行く。昔の家がそのまま建っていて、中に入ることができる。井戸や土間もある。畳、板の間、囲炉裏などなど・・・たくさん触ってきた。昔の家って広いな、天井も高い。後「閼伽井嶽薬師常福寺」も行った。樹齢数百年の杉や松。怖いぐらいの大きさ!下から見上げると、空がとてつもなく遠くに見える。
日常ではあまり体験できないな、この感覚。
今週は水木さん出演の、加藤健一事務所「コミックポテンシャル」をみにいった。パワーをもらう。よし、今週も頑張るぞ。
(なるちえ)
(2007.11.5)
11月第1週分と同時に届いた原稿。きよこばさん、飛んだ。(じんぼ)