週刊小丸んです・バックナンバー


No.10(1/4〜1/10)

●1回目しか終わってないのに、セミナー講演料が出てしまった。いいのかそれで。

●18年来の演劇仲間がiMacを買って電子メールを始めた。30代後半のおばさんだ。世の中、とんでもないことになっているぞ。

●電子メールといえば、正月の番組「アムロ&コムロのむろむろ対談」で、アムロが電子メールを始めた、と言っていた。この発言の意義は大きい。電子メール屋さんてのがいて、広告効果を測定したら、ものすげえことになるだろう。そいえば、首都圏の若い女性の6割がメールをやっているとかテレビで言ってた(ポケットボードとかケータイの文字メールとかも含むんだろ)。


●ギャラがいっぱい入ったので、なんか買おうと思い新宿ヨドバシへ。結局、フードカッターを買った。『料理の鉄人』を見てると、何がかっこいいって、フードカッターほどかっこいいものはない。欲しかったのよー。

●花歌のCMサーカスで使う素材撮りにいく。芝居の中で使う映像だ。どんなのかっていうと、土曜ワイド劇場だかでやられているやつ。ドラマのオープニングで出演者紹介と同時に、スタッフまで映像で紹介するやつだ。音響さんは、アル中のベーシストって設定だった。照明の私はブレイクダンサーという設定で、ストリートで踊らされた。

●このオープニングビデオはけっこうみものかもしれない。編集はプロの満田さんにお願いした。職場のスタジオで徹夜編集だとか。

●花歌の出番は、16日夜と17日昼。新宿シアターサンモールへ。

●ところが、劇場へ打ち合わせに行ったら、急遽、参加劇団が減ったとかで、花歌の出番が一回増えた。15日夜に。幸い、予定をまだ入れていなかったから良かったが。14日の午後にゲネをやると伝えられた。こっちの方が痛い。

●全11劇団に減ったコマーシャルサーカスの新しいスケジュール表はここをクリック


●YDBニュース脱稿。会長の年頭所感が2頁になってしまったので、私の「デジタルコンバージェンスシリーズ第一回〜デジタル情報家電の普及〜」が半頁に。とほほ。文章にならないので、箇条書きにした。


●観劇:KAKUTA『空のうえ』(アゴラ)1/7。三本のオムニバス。なんと私は役者の名前を間違えて覚えていたことに気付いた。この劇団で唯一知っていた男優を、成清くんだと思っていたが、実は若狭勝也くんだったのだ。圧倒的にうまいんで印象に残っていたのだが、名前を間違えていたのだ。リーフレットに「成清ファンクラブ」があるとか書いてあったので、てっきり『成清』が一番いい役者だと思ったんだ。全然違うんだもんなああああ。ショックだよなあ。

●今回も若狭くんが圧倒的にうまかった。ので、彼が出ていた第一話がいい。相手の女優が青島レコードからの客演だったのだが、下手なりにいい受け芝居をしていたので、うまくまとまっていた。

●第三話はバラコ(桑原)ともう一人の不条理劇だったのだが、バラコが役者としての作業を全くしていなかったので、ダメだった。役者ランキングでまたポイント落とした。演出やってるから仕方ないし、自分の芝居を見てくれる人がいないんだから、しょうがないのかもしれないが、面白い設定の芝居なのに、作りこんでいないんだものぉぉ。残念。

●ホンは巧みで素晴らしい。でも、第三話のようなやつを、ちゃんと役者と一緒に練りこんでいければ、もっといいんだけど。三つの話の重なり方も、もっとうまくやれたんじゃないのか。

●観劇:トリのマーク「丘のほとりにて。ベンジャミン」(スズナリ)1/8。照明がかっこよかったけど、芝居的には好きなジャンルじゃない。イメージを感性だけで訴えるというか、平和でちょっとずれた異質さの世界がえんえん続く。何も起きないし、どこにも行かない。この劇団はいつも変わった場所で公演していたが、今回はスズナリという一般劇場だったので、どう扱うのか楽しみだった。実際、スズナリを完全に横に使った芝居は初めて見たので、感心した。が、そこまでだった。そこからどこにも行かなかった。すべてがぬるーい。ぬるい芝居は嫌いだ。


●突然「役者ランキングの更新をもっとしてぇ」というメールが届いた。なんか、反応があるのって嬉しいなあ。頑張って更新しよう、とか思ったよ。頑張ります。今年はいっぱい芝居を見る予定なので、役者ランキングの更新もいっぱいできるはずですもの。

●週末帰省した。田舎は大雪だった。

●いまごろ「電車でGO!」を買う。あとやるドラの「サンパギータ」も買う。


●自殺ホームページ経由の青酸カリ事件は、いい話しだねえ。このことの意味をちゃんと説明できるニュースキャスターって、いないよなあ。ネットワークの問題じゃなくて、今の社会の反映なのに。和歌山の保険金殺人とかも一緒なのに。


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