三月大歌舞伎

「夜の部」

■一、本朝廿四孝
■ニ、大森彦七 
■三、天守物語 

@歌舞伎座


小丸です。久しぶりに歌舞伎座にいってきました。私は幕見。900円でした。玉三郎がすごかったっす。

シアターフォーラムにっぽん伝統芸能館(FDENTOU)は1998年の3月に開設された。ちょうど1周年を迎えるというので、その記念にオフが開かれた。別に1周年じゃなくても、しょっちゅうオフやってるやんけ、とも思うのだが、みんなイベント好き好きだから、これでいいのだ。だって、30人を超える大所帯オフは、そんなにあるもんじゃないし。玉さまとか新ちゃん見たさに、みんな集まってきた。

1999年3月6日(土)

(出し物)
夜の部(午後4時30分開演)

一、本朝廿四孝 十種香/奥庭  中村雀右衛門一世一代にて相勤め申し候
   八重垣姫:雀右衛門
武田勝頼:菊五郎
   濡衣:宗十郎
白須賀六郎:團十郎
   原小文治:幸四郎
長尾謙信:羽左衛門

二、新歌舞伎十八番の内 大森彦七
   大森彦七:幸四郎
千早姫:芝雀

三、天守物語
   天守夫人富姫:玉三郎
姫川図書之介:新之助
   近江之丞桃六:羽左衛門
朱の盤坊:左團次
   亀姫:菊之助
 

観劇料: 一等席¥14,700 二等席¥10,500 3階席A¥4,200 3階席B¥2,520

オフ案内に記載された紹介によると・・・

本朝廿四孝
雀右衛門他
人間国宝の雀右衛門丈の八重垣姫は一世一代の公演。一世一代は今後この役は上演しないという事です。今回が最後のチャンス!
大森彦七
幸四郎他
現代劇でも有名かも。こんどは「マトリョーシカ」を上演するそうですよ。
天守物語
玉三郎他
歌舞伎座では初めての上演です。綺麗なお芝居です。

題して、《 電脳桟敷にっぽん座主催、シアターフォーラムにっぽん伝統芸能館一周年記念 一世一代オフライン観劇会 》 だそうだ。
<タイム スケジュール>
16:00〜16:15
集合
16:30〜18:00
一幕目(本朝廿四孝−ホンチョウニジュウシコウ十種香/奥庭)
           > 休憩タイム
18:20〜19:05
二幕目(新歌舞伎十八番の内 大森彦七−オオモリヒコシチ)
           > 食事タイム
19:40〜21:20
三幕目(天守物語−テンシュモノガタリ)
           > 移動
21:30〜23:30
懇親会

で、私は三幕の『天守物語』から幕見で参加した。いやあ、泉鏡花はやっぱとんでもないですね。すごいです。こんなむちゃくちゃな話しを書ける人は、世界にだってそうはいません。シェイクスピアなんか目じゃない。あの唐突な終わり方といったら、不条理を超えてますもんね。すごいなあ。当日券だし、玉三郎だし、900円でこんなに楽しめるんなら安いもんだよ。

さて、宴会だ。31人も残っている。

毎度のことながら、誰が作るのか凝った名簿と名札を渡され、席に。今日のお店は貸切だ。どんなに騒いでも怒られないぞ。で、みんな勝手に盛りあがる。秘蔵の資料とか、ごひいきさんのグッズとか、若かりし幸四郎のお写真とか、あれとかこれとかを見せ合う。そうかと思うと、席につくなり電源を探し、モバイルしだす人も。オフ中に本日の観劇レポートを会議室にアップするんだと。確かにリアルタイムだし、臨場感があって、生々しいレポートになるに違いない。

さて、時間の半分ぐらい経った時点で、順番に自己紹介。とりあえずの氏素性と、誰がひいきであるかをカムアウトする。この日始めて歌舞伎座に入った方とか、遠くから泊りがけでの参加者とか、さまざま。秘蔵品の特別プレゼント、とかもあり、じゃんけんで勝ち残った人がゲットしていた。モノの価値が私にはわからないんだけど、血眼でしたね、お姉さん。

しかし、なんちゅーか、FSTAGEのオフには何度か出ている私だが、このあでやかな雰囲気はいったいなんなんだろう。和服の方もいらっしゃるし、お若いかたからそうでないかたまで、まあ華やか。で、わかるんです。ちょっと高いけど、奮発して一等席の至近距離で玉さまとか新さまとかを見れたってんで、壊れちゃってるんですね。オフって壊れている人が続出するから怖い。怖いけど面白い。舞いあがってて、テンション高いもんなあ。

こわれぎみの人
和服の人
きれいなひと

気がつくと、0時を回っている。終電がなくなるぅ。ので、私は一人、スパイを残して帰路についた。以下、スパイの報告。

日付変更線を越え、流れ解散状態となったのではあるが、0時半時点で10人ほどがたたずんでいた。その中で大阪、京都、沼津からの3人と某夫婦がホテルへ。残されたのは5人。これが小劇場オフだと、やれカラオケだ、やれ深夜喫茶だ、となるのだろうが、ここはなんせ銀座のど真ん中。おまけに半分壊れ気味のメンツ。相乗り状態でタクシーとっ捕まえての帰還だったとか。が、スパイ嬢もまたシラフじゃなかったみたいで、最後の最後はどうなったかは不明だとか。そりゃそうでしょう。翌日、大阪の松竹座へ向かうものもいるし、昼観劇の方々もたくさんいます。世田谷パブリックシアターあたりでまた顔を合わせる人も多い。気がつくとまた宴会だったり。どこが「終わり」なんだか、確かにわからないのでありますね、はい。(写真は当日の汚い寄せ書き)

 文責:小丸