週刊FSTAGE
メンバーズエッセイ
東京演劇事情通日記

(3)1999.5.4 花歌・藤井・前川

4/28 花歌の稽古へ。6月公演に向けて、毎週一回2時間、私が稽古を担当する。前回公演で使った台本をもとに、二つのシーンを徹底的にやる。今の花歌役者の課題はパワーがないことと、役者が自分で作りこんでいくことができないこと。この二つのテーマに即した稽古メニューを組んだ。前者の稽古では、わっこが良くなっていてほっとする。が、後半の『芝居を作る』稽古では、窪ちゃん以外全然できない。こんな状態で、作家が役者から何かを与えられることを期待してきたわけだ。そりゃあ無理だ。今回の稽古で、作家のイマジネーションを刺激できればいいと思う。(この劇団は一応、役者へのあてがきが恒例なんです)

4/29・4/30 プレステソフト「サイレント・ヒル」をやってすごす。はまる。

5/1 藤井賢弥ライブの稽古へ。通しを見る。7割ぐらいの出来。今回が第2回目の公演で、第一回目は今年の1月だった。そのときの好評だったネタがいきなりシリーズ化されている。ちょっとどうかと思ったが、まあ、簡単なやつじゃなかったので、ヨシとした。まだ完成度は低い。

5/2 藤井賢弥ライブの江古田ストアハウスに照明の仕込み図をFAXする。ついでにA-CLISの大塚ジェルスホールにもあいさつのFAXする。

■藤井賢弥から、稽古のため山ごもりする際にもらった手紙をニフティと自分のホームページにアップした。本人にはナイショ。とてもへんてこりんな手紙で、本人の意気込みが書いてあるのだが、タイトルは「暮らしの知恵」だし・・・。なんか、近況報告というよりは「現代詩」みたいな感じがしてとても面白かったんで、アップしたのだった。ケンヤの脳みその回路のずれぐあいが表現されている。

■前川麻子氏から長文のメールが届いた。自分のホームページに人の芝居の批評を書いたら、当事者から怒られたとか。で、実はその事務所が自分のダンナの所属事務所でもあったので、ダンナが窮地に陥ったとか。相変わらずトラブルな人だ。前川氏は表現者だから、自分の発言を削除することはできないという。実に当然だ。頑張って欲しい。けど、ダンナは会社を辞めることになりそうだとか。で、ホームページの掲示板も削除する予定とか。・・・大変だよなあ。六本木キャラメルのライブから一歩外に踏み出し、前向きな活動を始めた途端にコレだもの。こういうのって、表現者のテンションを一番落とすんだよね。微力ながら応援していこうと思う。

5/3 藤井賢弥ライブ@江古田ストアハウス初日。朝から仕込んで、夜が初日公演だ。忙しいぞ。

(つづく)


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