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(1)1999.4.6 はじめに〜今後の予定そんなわけで始まりました。舞台照明を年間25本ぐらいやってる私が、裏方稼業の実態をバクロしちゃいます。業界ヒンシュクレポートを目指します。つっても、私がやってるのは、だーれも知らないような小劇団が多いんですけど。あと、ぬいぐるみ児童劇とか。参考になるんかいな・・・。あ、でも、今度6月の清水宏ライブは青山円形だし、構成・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチだから、けっこーヤバイネタも出せるかもしれない。特に飲み屋で起きたこととかは、きっちりレポートします。抗議、いっさい受けつけません。 ちなみに今日は4月第一週のレポートを書く予定だが、私の裏方スケジュールとしては、
4月
5月
6月
3/29 花歌稽古@横浜。初の通しだったとか。2時間30分もあった。テンポかなり悪し。細かい芝居が全然作られてないんで、ちょっと怒る。私は、花歌ではただの明かり屋さんじゃなくて、基礎的な稽古も担当している。今回から3月4月と、週一回程度、芝居の指導をしてきた。一番重視したのはパワーとリアクション。でも、どうしても一人芝居になっちゃって、リアクションが抜ける。それじゃいかん、と。立ち位置の汚さも指摘。
3/31 花歌稽古@横浜。通したら、2時間5分。細かいダメ出しを書いていたら、100個ぐらいあった。あまりに多いし、ダメ出ししてる時間もないんで、全体的なとこを二つ。「いろんなとこがあまりに雑だ。これは窪ちゃんが演出していないということ。もちろん、役者の作業でもあるんで、ちゃんと作るように。」「笑いをわかっていない。ギャグは笑かしてナンボなんだから、意図して笑わせるように。で、笑いが起こらなかったら、そこをなんとかするように。きちんとセリフ言えばいいってもんじゃないだろ。笑いをナメるな。」とか。うーん、えらそーに。 シアターゆたかには小屋付きと呼べる人がいないので、いろいろ大変だった。オーナーのゆたかさんはシロートで(芝居をいっぱい見ている演劇ファン)、高齢のおかまさんだ。人当たりはいいけど、小屋のことわかってない。で、花歌の音響さんはシロートだったので、仕込んでも音が出ない。ゆたかさんに聞いてもわからない。私のほうがわかっているみたいだったので、手を出した。音は出た。次に、マイクが入らない。で、私がマニュアルを見て、どうにか出た・・・。小屋に機材のことがわかる人がいないというのは・・・最悪だ。灯体も2台死んでた。白いビニテに故障、と書いて貼ってあったので、前の劇団の時点で壊れていたようだ。なのに、直していない・・・。ゆたかさんに、「必要だから、直してきて」と頼む。もちろん、ないという前提でプランを変える。(結局、直ってこなかった) で、14時15分からテクリハ(場当たり)開始。今回の作品は96年5月の作品の改訂再演。窪ちゃんの昔の作品なので、今のと違ってきっかけが少ない。とは言え、いつものように照明さん無視で、音響さんのキッカケのとこだけ決めて行く。明かりは私が勝手に作るのさ。それでも、いつも19時ぐらいかかってもラストまで行かないのに、今回は17時半にはテクリハが終わる。ほんと音響のキッカケが少ない。 19時、通し稽古。これをやりながら、明かりのプランを決める。 4/2 10時集合、11時から照明のキッカケを伝えながら、もう一度テクリハ。13時に終わる。本番で使うスライドが到着。スライドの稽古が14時過ぎまで。14時半よりゲネ。2時間ちょうどだった。19時、初日開幕。終演後、初日乾杯で歌舞伎町の飲み屋へ。初日を見たという客の中に、入団希望者が二人。花歌ははっきり言ってすごい顔ばっかだが(愛嬌はある)、新人は可愛い。楽しみです。ちなみに花歌って劇団は全員女性の劇団です。平均年齢は23才ぐらいだろな。 4/3 この日の本番は15時と19時の二回。集合は12時だったが、私が小屋入りしたのは、14時だった。寝すぎた。めんぼくない。ダンスシーンの稽古をする。初日を見た客が、「ダンスが揃ってない」と言ってたらしい。で、確認。ほんと、ばらばらだった。 4/4 この日の本番は14時と18時。集合は11時だったが、私は10時半に小屋入り。寝てなかっただけですけど。この日、わっこ(役者の石橋和加子=魔泥魅と書いてマドロミ)が開眼。びっくりした。マチネからすごいテンション。本人、わけもわからずぶっ飛ばしていたとか。夜も同じテンションをキープ。そのテンションで稽古すれば、あっというまにうまくなるのに。窪ちゃん一人の劇団だったが、始めて希望が生まれた、そんな瞬間だった。次回公演でかなり変わるだろうなあ。 4/6 明日の反省会(私は仕事で欠席だ)のために、ダメ出しを書き綴る。制作面とホン・演出面、役者、それぞれを延々書いた。FAXしよう。あ、花歌のホームページにも載せようかしら。とにかく、花歌みたいなバカバカしいネタをやる劇団の場合、役者のレベルが重要であり、マトモなのは窪ちゃん一人という状態はまずい。笑いとかシモネタというのは、甘い役者がやるとムカツクもんだ。そこんとこを指摘。あと、構成もやっぱ甘いと思う。サービス精神は決して客に媚び売ることじゃないと思う。そこを指摘。 夜中に清水さんから電話。なぜ、稽古に来ないのか、と。めんぼくない。金曜のに行くと伝える。 (つづく) |
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