2005年3月第4週

 まだまだ余震の続いている福岡でして、これには地震慣れしているはずの私も、ちょっと驚いてます。というのも、関東では、地震は割りとあっても、余震はあまりないんですよ。1回グラグラッと来たら、しばらくはないって感じです。これは地震の性質が違うんですかね。今も福岡で起きてる余震の震源地はいつも福岡西方沖でして、同じところからそんなに長く地震が起きるものなんでしょうか。なんかあるんでしょうか、そこに。いや、もしかして、なんかそこの地中深く眠っているのかな……怪獣でも。確かそんな話の『ウルトラマン』ありましたよね。

 ま、それはともかく、あの地震はすぐお隣りの韓国でもかなり揺れたそうで、釜山では火事になったりして大変でしたね。ニュースでやってました。実は、ソウルでも揺れたそうなんですよ。で、韓国は九州と同じで地震なんてほとんど起きたことがないらしく、ましてやソウルが揺れたのは史上初だとかで、大騒ぎだったそうです。手抜き工事の多いソウル(いや、聞いた話ですけどね。でも、確かにソウルで工事現場を見ていると、なんか、こんなんでいいのって感じがします)の街で、もし大きな地震が起きたら、それこそ大惨事になってしまうでしょうね。今回の九州の地震で、地震が起きるのは活断層のある真上ばかりじゃないということがわかったので、今まで起きていないからといって油断は出来ませんよね。

 地震に関しては、まぁ馬鹿なこともいってましたが、実は今回の福岡西方沖地震で、私もちょっといろいろまじめに調べまして、先週の3月23日に、政府の特別機関である地震調査研究推進本部から発表された『全国を概観した地震動予測地図』報告書というのも見たんですが、ここに「今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図」というのがあるんです。で、東海地方から紀伊半島、四国にかけての太平洋側は真っ赤! 関東や長野県、四国全体もオレンジ色です。ところが、最近地震の起きた新潟や福岡の辺りは赤くなってないんです。これはですね、別にこれが当たらないっていうんじゃなくて、赤くなってないところでさえ、これだけの地震が起きてかなりの被害が出ているわけですから、真っ赤なところでは、それはそれはすごい地震が起きるんじゃないかと心配してるんです。しかも太平洋側ですからね。昨年暮れのスマトラ沖地震のような大きな地震が起きたら、津波の被害も大変なことになりそうな気がするわけです。果たして、その対策はしっかり出来てるんでしょうか。最近、2〜3ヶ月おきに連続して大きな地震が起きてるし、ほんとに心配です。『救命病棟24時』が現実のものになってしまうんでしょうか。その時は、小須田さん、お願いしますよ! あ、お願いするのは仲村さん、いや、寺泉さんでしたね!

 さて、先週は春休み真っ最中でして、といっても毎日学院に出勤はしてますが、実はこの春休み、夏休みよりも長いんです。しかも、夏休みのような職員の長い休みはありませんからね。まぁ、新学期を迎えるにあたって、やることは山ほどあるんで、相変わらずバタバタしてますが、それでも、毎日の授業の整理や準備がない分、いつもよりちょっとのんびりはしてるかな。入学式が4月4日で、新学期の授業開始は4月15日です。そういえば、入学式の会場だった、昨年と同じメルパルクホールが、先週の地震で壁が落ち、点検と復旧工事のために使用できなくなったんです。で、急遽、あちこちの会場をあたったんですが、いくつかの会場は地震の影響でまだ使えなくなってました。しかし、なんとか大野城にある“まどかぴあ”のホールを借りられることになりました。小須田氏の出た『止まれない12人』や、大鷹明良や南谷朝子の出た二兎社の『萩家の三姉妹』を観に行ったところです。で、打ち合わせに行ったら、いつも学生たちにチケットを安く提供してくれていた劇場の担当の方が、3月で辞められるとかで、そういえば人事異動の季節なんだなぁ、ということを改めて感じ、いろんなことを思い出しました。そうなんですよねぇ。私も2年前の今頃、っていうか、はっきりしたのはもう少し後ですが、突然、福岡に来ることになったんですからね。う〜ん、あれから2年。いやぁ、とにかく春というのは、変化の季節ですからね。今年もまだまだ何が起こるかわかりません。でもまぁ、私はまだ福岡に残ると思うんですけどね。いや、どうなんだろ。

 ところで、去年のちょうど今頃は、韓国に遊びに行ってました。金曜日の朝に行き、3泊して月曜日の午後に戻ってきたんですが、今年は残念ながらどこにも行けません。せいぜい小倉ですよ。太宰府天満宮の梅ぐらい見てくればよかったかなぁ。もう、桜ですもんね。あ、今年は花見はあるのかなぁ。去年は予定の日が雨になって、ビデオで撮ってきた桜を見ながら室内で飲みましたっけ。ヴァーチャル花見でしたね。今年は本物の桜の下で飲みたいですね!

 てな感じで、先週はちょっと仕事以外は停滞してまして、もう少し暖かくなってきたら、またいろいろ動き出そうと思ってます。あ、今週は2本芝居観に行く予定です。この3月に高校を卒業したばかりのメンバーで構成されている激動ミキサーの公演『半神』(野田秀樹のアレです)と、大阪の劇団太陽族の公演『砂の絵の具』です。激動ミキサーには4月から代アニの福岡校に入る子も出てるし、劇団太陽族は西鉄ホールの中村さんにずっと勧められてたんですけど、今までタイミングが合わなくて観れなかったので、今回、楽しみにしてるんです。

 映画は、映画館にはなかなか行けませんが、DVDはいろいろ家で観てますよ。そういえば、久しぶりに香港映画、っていうか『THREE/臨死』という、韓国とタイと香港のオムニバス映画を観たんですけど、その中のピーター・チャン(香港の映画監督で一番好きな監督です! 『ラブソング』は私の香港映画ベストワン!)の『ゴーイング・ホーム』が、すごくよかったんです! もう、3本じゃなくていいから、これだけ欲しいって感じ! 基本的には3本とも怖い映画として作られてるんですけど、『ゴーイング・ホーム』は、私が大好きな偏愛の映画なんです。レオン・ライが主役で、いつものレオン・ライと違って、これまたいいんですよ! それとエリック・ツァンですからねぇ。この作品を観た後は、レオン・ライも歌っている有名な主題曲を、しばらく口ずさんでいました。残念ながら1回観ただけで返してしまったんですけど……仕方ない、この作品のためだけに、このDVD買うか! てなぐらい、久しぶりに好きになってしまった作品です。ぜひ、観てみて下さい! いやぁ、韓国映画も大好きですけど、香港映画もいいのいっぱいあるんですよ。そのうち、乾坤プラスの番外編でやりましょうね、香港映画も。その前に、去年の韓国映画ベスト10の発表ですね。あ、あとの2本はねぇ、まぁ、韓国のキム・ジウンのはよくある話でしたし、タイのノンスィー・ニミブットのはいまいち入り込めませんでした。2本とも悪くはないんですけどね。

 ところで、今週の金曜日、4月1日はレスリーの三回忌(香港にもそういう風習はあるんでしょうか?)です。おそらく家で、なんか観ながら(やっぱり『欲望の翼』かな)、静かに飲んでると思います。

【今週は写真はありません】

(2005.3.29)
(つづく)


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