いきなり競馬の話をするのもどうかとは思うんですが、このGTの季節、特にダービーなもんで、許して下さいな。で、日曜日、第71回を迎えた東京優駿、日本ダービー! いやぁ、強かったですね、キングカメハメハ! 先週の乾坤でも触れてたんで、取ったとお思いの方もいるかもしれませんが、実は私、直前にガラッと買い目を変えてしまったんです(時々やるんですよ。結果はいい時もあれば悪い時もありますが)。何からって、1枠1番のマイネルマクロスの逃げ残りがあるかもしれない、という妄想が渦巻き、1番絡みの3連複や馬単でドカンと勝負してしまったわけです。もちろん、単勝も。スタートして、うまく先手を取れて逃げられたところまではよかったんですが、しばらくして、おやっと思い始め、1000メートルを通過した時には、もう撃沈を覚悟して、自虐的に笑ってしまいました! だって、57秒なんて早過ぎるんだもん! 後藤騎手がいうには、なんでも先頭に立った時にハミが掛かってしまい(ハミ[馬銜]という、馬が口に咥える棒状の金具をしっかり咥え込み、馬が走る気になること。普通はゴール前にそういう状態にする)、どんどん行ってしまったとか……そりゃ、ダメだわ。う〜ん、やっぱり後藤は逃げ馬はヘタだったか。で、あとはもう、馬券のことは忘れて(悲しかったですが)、何が来るかと見てたんですが、カメハメハの強さだけが目立ちましたね。なんとレコードですよ! まぁ、出走馬18頭中8頭もいるサンデーサイレンス産駒に囲まれて、よく頑張りました。キングマンボ産駒のダービー制覇は初ですからね(ジャパンカップはエルコンドルパサーが勝っています)! カメハメハの甥っ子に当たるスズカマンボ(母の父がキングマンボ)も5着と健闘しましたし、キングマンボ産駒は東京コースは走る、といわれていたのは本当でした。
しかしですよ、去年のダービーの時も書いてるんですけど、相変わらず強いですね、サンデーサイレンス産駒は。何しろ、1着のキングカメハメハを抜かしたら、2着から7着までサンデーサイレンス産駒ですからね。まさに、偉大なる親父です! 2着のハーツクライは5番人気だったし、4着のキョウワスプレンダは13番人気、スズカマンボは15番人気だし、8頭中、7頭までが10着以内なんですから。ただ1頭、先週も書きましたが、乾坤写真館でビッグなイチモツを披露したアドマイヤビッグだけが14着でした。今回は馬っ気も出してなかったんですけどね。う〜ん、アドマイヤビッグの巻き返しはあるんでしょうか? なんか愛着が湧いてきたので、これからも追い続けたいと思います。
そのダービー、先週書いた通り、久しぶりに小倉競馬場に行って馬券を買いました。残念ながら、勝負したダービーや東京競馬のいくつかのレースはダメだったんですが、同時開催だった中京競馬の8レースと最終レースで3連複の万馬券(12レースは23.370円!)をお遊び程度に取りまして、なんとかトントンぐらいの収支で終わりました。例によって、競馬場だけにある(競馬が開催していなくてもやっている)吉野家の牛丼(ここも大盛り650円で、弁当だけ)も食べられたし、ここんところ、競馬であまり損もしてないんで、楽しかったです。ま、損をしなくなったのには、確固たる理由があるんですけどね。それは、3連複と馬単の馬券ばかり買うようになったからなんです。ローリスクハイリターンですよ。もう、馬連もワイドも買えません。秋からは3連単も発売されるようになるし。いやぁ、楽しみですねぇ。
ああ、今週はギャンブル乾坤になってしまいそうですが、ついでにいえば、最近はギャンブルといえば、競馬だけですね。パチンコも福岡に来てからやってないし(広島に行った時に時間つぶしにやったぐらいですかね)、麻雀もパソコンのゲームぐらいですね。牌はもう何年も触ってません(最後は2002年の正月ですね)。パチンコは特にやりたいとは思いませんが、麻雀はね、ひとりじゃなくて4人でやるんで、いろいろコミュニケーションや駆け引きがあったりして好きなんですが、逆にいうと4人集まらないと出来ないわけで、昔はそれこそ稽古の後に、新宿の雀荘“メトロ”で朝までやったりしてたもんでした。そのままバイトに行ったりして。いつの頃からか、劇団の若い子たちも麻雀やらなくなりましたが、最近の若い子はどうなんでしょうねぇ? 競馬も、ギャンブルというより、推理するのが楽しいんですけどね。まぁ、それにお金がついてくるわけで、やる以上は損はしたくないという思いで、勝とうとするわけですけどね。そういった意味で、当たって一番うれしいのは、万馬券を取った時より、勝負した馬の単勝や馬単が取れた時ですね。だから、1着から3着までを、その順番通り当てる3連単は、当たれば相当うれしいでしょうねぇ。もちろん、配当もかなりのものになると思いますが。
ギャンブル以外の話題をひとつ、というより、本来はこっちの方がこのStagePowerのサイトにふさわしい話題だと思うんですが(そう思いながら、なぜ最初に書き出さなかったんでしょうかねぇ)、先週の土曜日、中洲の博多川で「船乗り込み」が行われ、初めて観ることが出来たんですよ! 船乗り込みというのは、歌舞伎の興行が行われる際、歌舞伎役者が「御当地到着」を船に乗ってお披露目するという、歌舞伎独特の伝統行事だそうで、今は大阪の道頓堀川(7月)と福岡の博多川でしか行われていないようです。福岡は毎年6月に博多座で大歌舞伎が上演されるのに合わせて、5年前から始められ、今年は中村魁春襲名披露ということで、二代目中村魁春の他に、芝翫、富十郎、梅玉、時蔵に、松本幸四郎、中村鴈治郎、片岡孝太郎らがのぼりを立てた船に乗ってお披露目をしました。それを川岸や橋の上から、「成駒屋〜!」とか「高麗屋!」とか「萬屋!」などと声をかけながら見送るわけです。いやぁ、おもしろかったですねぇ! 歌舞伎は好きでも、歌舞伎役者たちの素顔ってなかなか見れないじゃないですか。その人たちが、ニコニコと手を振りながら船に乗って通っていくんですから。船には福岡市長やその他お偉いさんたち、芸者さんたちも乗っていて、市長の名前も親しげに呼ばれたりしてました。漫画家の、というより、こっちでは、今は明月堂の“博多通りもん”(博多みやげで一番人気の銘菓!)のCMで有名な長谷川法世さんも乗っていて、「法世さ〜ん!」などと掛け声をかける人もいました。笑っちゃったのは、松本幸四郎に「ラ・マンチャ!」と声を掛けたおばさんがいて、周りも大笑いで、幸四郎も苦笑してました。船が通るのは見送っている人たちのすぐ近くなので、みんな和気あいあいという雰囲気で、それがまた、すごくよかったですね! 大きなキャナルシティやリバレインの横の小さな川を、のぼりを立てた小船に歌舞伎役者たちが乗って通り過ぎていく風景は、福岡のひとつの初夏の風物詩なんでしょうね(途中で口上披露も行われたんですが、時間の都合で観ることは出来ませんでした)。またひとつ福岡が好きになりました。6月の博多座では、幸四郎が弁慶をやる「勧進帳」も演目にあるので、久しぶりに歌舞伎を観て来ようかと思います。
そうそう、『純愛中毒』も『スキャンダル』も観て来ましたが、それについては別の機会にまとめて報告しますね。今週末からは、ついに『シルミド』が公開されます! なんかあんまり宣伝されてないみたいですけど、拉致被害者家族の帰国とタイミングがよすぎたんでしょうかね? 何しろ、金日成暗殺計画の実話ですから。とにかく、男たちがみんなカッコイイ映画です(っていっても変な意味でも、見た目がという意味でもありませんよ)! 私も早く字幕付きのを観たいので、初日に行って来ようかな!
(2004.6.1)