2007年7月第3週
とことん話し合いながら、話せば話す程プレッシャーで眠れない。私ホント小心なんですよ。演劇的勇気がないから説明に走る。説明がないと、観客はおろか出演者にさえも、わかってもらえない。
資料を山積みして、TEYOと曲を作る。アンの場合、音楽は台本でもあるのだ。ヨンホに音楽を聴かせ、踊ってもらう。すべて理解している…! メンバーの眼がハートに輝く。またひとつ、美しいシーンが出来上がる。
(みずき)
☆明樹由佳的 存在認識 |
え〜。「前進 後退 回れ右」なこの一週間。
これ、「ゴドーを待ちながら」の中のワンフレーズです。なんか好きなんだな、この言葉。今回「御母堂伝説」の中には、ゴドー待ちが一つの大切な要素として登場します。初めて(お恥ずかしい!)じっくり読む、ベケット…。稽古が進むにつれて、その内容が身につまされてきます。読んでてじーんときたりね。
「前進 後退 回れ右」して“ここに居る事”を、誇りに思います。そして、これはポッツォ(泉の意)の台詞。
(ゆか)
☆立花あかね的 美味認識 |
月日が経つのは本当に早い…。ラ カンパニー アン『御母堂伝説 Waiting for GOBODOT』初日まであと2週間切った…。たった1週間ほどのために、1年前ぐらいから少しずーつ、コツコツと準備をしてきた。「演劇」か…。
先週は、韓国から来日した2人を連れて、皆でサムゲタンを食べに行く。二人はとても喜んでくれた様子!むしろ私たちが美味しいものを食べて元気が出た。
稽古が続くとコンビニ→居酒屋の毎日になってしまうので、元気が無くなってしまう。やはり美味しい食べ物は偉大だな。今週も美味しいものを食べてがんばるぞ!
(あかね)
☆清木場直子的 自己認識 |
あっという間に毎日が過ぎてゆく・・・
今回の芝居は特に、台本を元にいろんな、いろんなことを調べ、考えながら進む。この歳になって、私のアイデンティテーって・・・
稽古と一緒に、私はこれからどうしたいのか、人生について考えたり。役のサネコと私は、一緒なんだな。
にしても、ちょっと自分が空っぽな気がして、へこんだりする。
がっ!
稽古場に行けば、テヨやヨンホやみんながいる。まだ1週間ある!! ぼーっとしないで、最後までいくぞ。
・・・力が入ると、歌の音がはずれる。入れてもらったテープを聞くが、はずれる・・・。このシーンにくると、内心、ドキドキ。
次回から、はずさない。
(きよ)
(2007.7.27)
前の週の原稿が26日に届き、この週のが27日に届きました。ちょっと遅らせて更新。もう今週の金曜には開演です>御母堂。なんだかんだ言っても、今回のだけは見とかないといかんと思う。奇跡が起きれば奇跡的に面白い舞台になりそうな予感。まあ、わからんけど。(じんぼ)