三文判さんの発言には、二つの別のギロンが含まれているので、分けて書いてみます。ひとつは、今回の小松さんの発言に関するものであり、ひとつは掲示板システムそのものに対するものです。先に掲示板のはなしを。
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いやあ、久しぶりにマトモなお話を聞けてうれぴー（死語、すみません）。

三文判さんが指摘されていることって、みんなの共通認識なんですかねえ。だと嬉しいんですが。長くなるけど、あえて編集して引用させていただきます。

>匿名掲示板というものがこれだけ発展している今、あえて
>本人確認を含む場がどれだけ活況を呈することができるのか。

>けれど、現状そういった場は…正直、力を持てるほどの
>活気自体が無いのが事実です。

■ということです。障壁を設けろ＝発言を減らせ＝さびれる、だったりします。もちろん、「障壁」に工夫があれば、盛り上げることも可能だと思います。それはどんな「障壁」でしょうか。「実名」じゃないことだけは確かです。

>無意味な発言や繰り返されるＦＡＱを押し流していくには、
>場の常連の人たちの、それこそたゆまぬ努力と根気とが
>必要になってくるんですよね。

■そのとおりなんですよね。よく知られたことです。トラブルが起きることで、私も逃げてしまったことがあるので、一番痛い指摘です。もちろん、熱意を持ってケアすれば絶対に大丈夫、とも言い切れないのも事実なんですけど。でも、「必要」であるのは確かです。

>しまいには答える側が疲れ果て、場は寂れてゆくか
>どこにでもある言いたい放題の場になってしまうか。
>そういった経緯、よく見かけませんか？

■たーくさん見てきました。選択肢はその二つしかないみたいです。いや、ほんとうに選択肢は二つだけなのでしょうか・・・。

>ある意味、その中ではえんぺはまだしも奇跡的に、場の
>力というものが働いている方だと思うんですよ。
>これはいろいろな作用が、うまくからんでの結果だろうとも
>思うのですが…だから余計に、その場をどう改革していけるのか？
>そのあたりに、私は今ひとつ可能性を見出せないでいるんです。

■ほーんと奇跡的です。ただし、未来永劫、奇跡が続くとは限らないでしょう。だからこそ、知恵を、と言いたいんです。ほんと、申し訳ないとは思うのですが、論争が起きるたびに、「おなじみのギロン」としか思わなくなっている私なのです。でも、この時期、ネットって次のフェーズに移るような気がしてるので（人口増えたでしょ）、10年以上もネットとつきあっている人のお知恵をお借りしたいと思うんですよ。っていうか、一 度ぐらい、ちゃんとギロンしてみようかと思ったの。ネットとは？　掲示板とは？　評価とは？　ギロンとは？

■先に言っておきます。「なんでそんなことやる必要がある？」と思われるかもしれません。目的はひとつです。えんぺの繁栄が目的ではありません。掲示板やインターネットの繁栄（！）も目的じゃありません。それは副次的な産物です。目的は、たぶん、演劇の世界にフィードバックされるんじゃないかと思うからです。たぶんね。（そうじゃなかったら、ここではやらん）