週刊小丸


No.61(3/28〜4/7)

3/28(火)

玄米舎の稽古へ。先週の稽古の時、この日に通しができるように、と言っておいたのだが・・・通せなかった。

いくつかのシーンを見せてもらう。音響・照明とも、きっかけがめちゃめちゃ多い。ってゆうか、普通の芝居だ。だけど、金曜は乗り打ちだ。朝10時に小屋入りし、夜7時には開演しなければならないのだ。絶対にゲネはできないだろう。ってゆうか、テクリハすら終わらない可能性もある。なんで乗り打ちなのに、こういう芝居を作るのか、とかむっとする。まあ、大ちゃんのやりそうなことだよ。

相変わらず大ちゃんの芝居はすごい。ホンも面白い。全体としてはどうかなあ。通しを見ないとなんともいえんが。明日通すとか言っているけど、明日は忙しいんで稽古に出れない。本番前日に すべてを決めないとならないという・・・。ゲネがないのは、照明・音響的にも大変だが、中学生達も心配だ。劇場の空間に慣れる必要があるだろうに。舞台の恐さを知る前にいきなり本番なんて・・・知らんぞ。声が出なくなる可能性だってある。セリフが飛ぶだろうし・・・。なんか、恐ろしい結果が訪れそうだ。

安伊子から電話。まだ稽古場とってないとか。ひえ〜。やばいよ。

ふと、週刊FSTAGEを更新するのを忘れていたことに気づく。やばい。やばすぎ。あせる。シゴトもしなくっちゃなのに。

えんぺの論争が、あまり発展してないのでがっかり。抽象的な方へ行っちゃった。ざーんねん。

3/29(水)

午前中、仕事。会社のHP更新。

午後、買い物。垂木とカーテンレールとライナーとペンキ。これで引き割りの仕掛けを作らないとならない。金曜に間に合うのか。

近所の材木屋と、幡ヶ谷の金物屋で、すごく安く買えた。東急ハンズの半分の値段だった。ラッキー。

夜、東京ヴォードヴィルショーの若手公演の稽古場見学。八年ぶりに復活した養成所を出た若手が公演を行う。それを取材してくれ、との週刊FSTAGEでの依頼。レポートは近日、週刊FSTAGEに掲載予定。

にんじんボーンの宮本さんから直接電話あり。稽古場見学オッケーだそうだ。午後1時から10時までの全日を見学する。今回のにんじんボーンには憩居かなみが出演している。

3/30(木)

午後、玄米舎の通し稽古。2時間以上はあった作品が、カットしまくりで、1時間45分に。ほっとした。

「CUBE」出演者の関田が、知人にも企画書を送って欲しいと連絡。出演候補者だ。後日送ることに。(まだ送ってない4/3)

演劇ぶっくの情報締切りが3/31であることに気づく。ユニット名だけが決まっていない・・・。大島に連絡とれず・・・追い詰められてしまい、結局、以下の名前にした・・・。とほほ。

「一寸小丸オンラインプロデュース」

3/31(金)〜4/2(日)

玄米舎公演@池袋小劇場。

なんせ、出演している現役女子中学生は、昭和61年生まれだ。1986年だ。中学1年生だ。もう一人は中学2年。・・・なんだかなあ。

初日、予想通り、ゲネできず。おまけに賢弥がまた寝坊。仕込み日の朝6時に私の荷物を取りにくるはずが、8時になっても来ないので電話したら、寝たいた。それからが大変で、車は別のものに取りにいかせ、賢弥は小屋入り。車は11時頃になりそうなので、引き割りの装置だけ私が持参することに。と言っても、でかいものを電車には乗せられないので、チャリで片手運転で1時間かけて・・・。汗だくになった。小屋についた時点で「終わった」。

公演は無事終了。動員は150人弱だろう。なんか、中学生も頑張っていたし、大ちゃんは天才なのに、ダメダメの公演だった。

才能はこうして消耗していくんだよなあ。

楽日の打ち上げに中学生も参加。朝まで盛り上がった。ある意味で楽しかった。

4/3(月)〜5(水)

「CUBE」台本の構想ですごす。シゴトもしないとならないのだが、どうしても、「CUBE」を先行させてしまう。金曜夜7時に新宿でミーティングをすることにした。台本を渡すのだ。だから、書かないと。金曜は7時に新宿東口紀伊国屋書店1F入口集合。

清水さんが体調が悪いらしく、気の使える越田さんに、気を当ててもらえないか、と打診してきた。はたして、清水さんの体調は気で直るのだろうか。

今週末、前川麻子のアンファンテリブルの公演が六本木である。その小屋は照明設備とかないらしく、前の六本木キャラメルから一式を移設するとか。が、はたして芝居になるのか心配。木曜に稽古を見に行き、土曜の仕込みに立ち会う予定。

能地から来週の公演(ACファクトリー)を見てくれと電話。土曜の夜に行くことに。

IQの稽古は、本番(4/13〜14)の直前に行くことにした。

4/6(木)

アンファンテリブルの稽古を見学。公演会場である六本木将軍で稽古していた。前川麻子の娘、ヒナタが出演し、芝居していた。がびーん。FSTと週刊FSTに宣伝を書いた。

将軍はショウパブでもあり、ハデなショーは行われているが、芝居をやれるほど、照明設備がない。前明かりが全然足りないのだ。それでも、ベビー4台、DF4台ぐらいはある。バトンはないけど。DFを移動して、前から当てることを提案。どうやって吊るのかは、土曜の仕込みのときに考える。

会社からメール。専門店の企画は会社で進めるので、辞退してはどうか、と。生活は苦しくなるが、どう考えてもそのほうがベターのように思える。決まれば嬉しい。

「CUBE」の台本を書き始めた。楽しい。

4/7(金)

日中、「CUBE」の台本を書く。B5で20ページまで書いた。これで40分ぐらいだ。全員の登場シーンと、「ここはどうなっているんだ」というとこまで到達。この後、一人一人死んでいくわけだ。まだ半分だな。月曜までに仕上げる。

夜、書き上げた台本を持って、「CUBE」ミーティング。メールで連絡がつくやつを中心に10人が参加。大島に久しぶりに会ったら、金髪になってた。

今回の芝居の出演者は全員、髪を染める、という条件を提示。全部染めなくても、一部だけでもいい。でも、既にただの黒髪ってやつは半分もいない。

(つづく)


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