週刊小丸


No.59(3/11〜3/22)

3/11(土)

清水ライブ初日。朝からがんがん仕込む、予定だったが、荷物を積んだトラックが来ない。運転手の賢弥に電話してみると、自宅で寝ていた。おいおい、シャレにならんぞ。

が、実はトラックは、スズナリのそばのレンタカー屋の駐車場に止めてあった。ので、別のものが取りに行き、理由を説明して借り出してきた。車の到着は15分遅れ程度で済んだ。

こんなこともあるだろうと、養生テープと両面テープの全部をトラックに積まずに、一部手持ちで持っていたので、9時から作業に入れたので、そちらも問題なかった。

2時からテクリハ、4時からゲネの予定。音響さんのサウンドチェックやプロジェクターチェックは前倒しで終了。装置に関しては、すごくのんびり仕込んでも、11時には終わった。

それでも、遅れてきた賢弥が次々と仕事を増やしてくれる。ありがたい。まったく、よくまああんだけいらんことを思いつくもんだ。大岩にしろ賢弥にしろ、なんで3倍も時間がかかるんだか。それで、苦労して作ってくれたのを、ひと目見て、カットにしてしまう私も私だが・・。

シュート終わりが2時15分、テクリハ開始は2時半だった。この時点で30分押し。テクリハ終了が4時45分。ゲネ開始が5時。この時点で1時間押し。で、1時間45分の出し物を、途中のトークを飛ばしてやり、ゲネ終了が6時半。これは本来の開場時刻だった。それから客席作りを開始。結局、開場は6時50分。で、立ち見が出るほどの大量動員・・・。

15分押しで開演。

ゲネ中に、映像が消えた。明かり漏れを避けるために排気口に布をかけていたとかで、オーバーヒートしたのだ。プロジェクターが自動的に切ってくれたので、壊れずに済んだが、まじでやばかった。見ていたラサール石井さんがあせってた。原因が明確なので、プロジェクター担当の大岩に説明してやったら、なっとく。「私の私物のプロジェクターを壊すな!」とも。ばたばたしながらも、きっかけミスなどをチェックして本番。無事、終了。音響ミスが一つあった。

終演後、清水さんはすぐにラジオの本番のため、お客さんに挨拶もせずに、スタジオへ。残されたスタッフも、流れ解散。なんか、サイテーの現場になっちゃった。私も飲みに行かずに帰って寝た。

明日はシアターテレビジョンのカメラが入るので、また、いろいろ大変だ。

3/12(日)

清水宏のサタデーナイトライブ12、楽日。二日間興行はつらいよなあ。

11時小屋入り。すぐに照明・音響・舞台の直し。 11時半、きっかけ合わせ開始。頭から順番に清水さん抜きで稽古。途中、清水さんが参加。 12時半、終了。以後、舞台で清水さんが一人でネタの稽古。途中、シアターテレビジョンのカメラチェック。 13時10分、照明チェック。映像チェック。

13時35分、開場。受付周りが手間取り、5分遅れの開場だった。 14時10分、開演。当日券の客が多く、受付が遅れた。

18時10分、大楽が開演。無事終了。20時20分、バラシ開始。舞台の方は21時過ぎにはバラシ終わる。照明関係がやっぱり大変。

21時40分、積み込み終わり、機材を搬出。私も車に同乗。賢弥の運転。予想通り、賢弥の運転でトラブル。下北沢に戻ってきたのは11時20分だった。途中から私がルートを指示したからこの時間に帰れたのであり、もし賢弥と大岩で行っていたら、確実に0時を過ぎていたろう。もともとの搬出計画に無理があったとも言えるのだけど。計画を練ったのは賢弥。

最後の30分だけ打ち上げに参加。その後、2次会に行く。が、疲れ果ててしまった。午前3時頃、2次会終了。歩いて帰宅。

3/13(月)

1日、寝ていた。疲れ果てたよ。

清水ライブのことを考えていて、段々ハラ立ってきた。問題が多すぎるぞ。成り行きで引きうけてしまった舞監だが、あの体制では、誰だって逃げるよ。システム自体を変えないとダメだ。

ライブ自体は、3ステとも立ち見が出るぐらいの盛況だったし、清水さんのネタ自体もクオリティが高く、客の受けも良かった。とは言え、「新しさ」が感じられないのは、もしかすると問題かもしれない。毎度毎度、同じように感じるのは私だけかな?

録画しておいた「雷波少年」「アサヤン」「電波少年」「ビューティフルライフ」を見る。みんな素晴らしい。

アサヤンのめちゃくちゃさと言ったら、すごいよ。演劇はどこまで迫れるのだろうか。負けてるよなあ。

3/14(火)

確定申告に行く。朝から2時間かけて書類をでっちあげ、税務署に行く。5分で終わり。ご苦労様。5月に20万円の還付がある。

週刊FSTAGEの更新遅れる。やばい。

シゴト、ようやくスタート。専門店産業白書、書かねば。が、その前に・・・と始めたプレステの「パラサイト・イヴ2」に、ちょっとはまる。っつうか、ある場所から進めなくなってんだよ。これをクリアしてからPS2を買うのだ。

会社から催促。今日から再スタートです。頑張ろう。「携帯電話向けサービス市場」のやつも進めないとならん。やば。

3/15(水)

「CUBE」の出演者が16人になった。最後に決まったのは、関田則子。でもって、16人以外に、今平の友人、細田の友人、関田の友人というのが参加候補になっている。稽古に来てもらってきめる。

あと、4月に入ってから誘うつもりの人もいるので、最終的に4〜5人はオーディションということで落とすことになるかもしれない。が、もしかすると全員出ているかもしれない。どうなることか。

オープニングとエンディングの装置は決めたが、途中では映像を使うぐらいしかネタがない。なんか考えよう。あと、照明は、バトンからひもでぶらさげる。アゴラはタッパがあるので、空間が抜ける。それを回避するため、低い位置に灯体を置くのだ。そのため、床から2mぐらいの位置にぶらさげる。という照明にする。途中で揺らすことも可能だ。

3/16(木)〜17(金)

ずっと読んでなかった新聞とか雑誌を読んですごした。もう、たまりまくってたんだ。

新聞は朝日と日経産業と日経流通。ネットの状況とか、すごく変化していた。ディレクTVがなくなる意味も、ようやくなっとく。えらいこっちゃ。

ようやく会社に行った。金曜の午後だった。ホームページのことで部長と議論。あまりにも低レベルのことを要求されるのだ、だんだんむかついてしまった。しばらくは、コンセプトの見えない状態のページで行くみたいだ。しょうがない。

また、パラサイトイブ2が壁にぶち当たっている。

3/18(土)

A-CLISの稽古に。この日一日で、全シーンの出ハケを決める予定で、意気込んで稽古場に行く。が、オープニングの演出で、もめる。また、全体を通しての方針でも、もめる。悩む。しょうがないので、作るのは翌日にして、オープニングと全体を通した方針を検討する回になった。結局、全然進まなかった。とほほ。

稽古の後、芝居で使う声を録音するため、品川きゅりあんに移動。そこの音楽室で録音。声の出演だけを頼んである方とかと会う。声はすごくいいのだが、あまり芝居にはなってない人だった。

群集のガヤも録音。が、ガヤなのに、全員でいっぺんにやるのではなく、一人一人に同じようなセリフを言わせ、それを重ねるとか。ちょっとびっくり。順番に録音する。あまりにも非効率ではあるが、一人一人の稽古の意味もあるんだろう。面白い経験にもなるし。だけど、録音前のリハーサルがほとんどないので、意味ない。

朝からA-CLISにつきあい、録音が終わったのが夜の9時。へとへとになった。肉体的にも精神的にも。

とほほ。

3/19(日)

この日、朝からA-CLISの稽古に行き、昨日作れなかった分を作る予定だった。が、疲れ切っていて、寝こんでしまった。起きたのは夕方だった。めんぼくない。

夜、「CUBE」のミーティング。大島と会い、ユニット名を決めなければならない。が、大島急遽、知人の不幸があったとかで欠席。

結局、小丸、細田、羽生、安伊子、越田、伊藤の6人でミーティング。稽古スケジュールを決めた。11時過ぎにとっとと解散。

名前どうしようか。マーケティング先行で「劇団スピルバーグ」「劇団つんくプロジェクト」「劇団キューブリック」「劇団電気少年」とか、バカなアイディアしか出なかった。

3/22(水)

賢弥ライブの稽古。いつもの「本番1週間前」の状態だった。三日前なのに。忙しかったからなあ。チケットも売れてないみたいで・・。

トリネタをがんがん作る。作りながら、何がやりたいのかを明らかにしてゆく。しかし、問題の多いライブになりそ。

賢弥ライブは9月に江古田でやるそうだ。

アゴラ劇場に半金を払った。

(つづく)


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