週刊小丸


No.50(12/20〜1/6)

12/20(月)

花歌最後の稽古。相変わらず稽古場の雰囲気悪い。いくらダメ出ししても、反応がない役者がいる。窪ちゃんのダメ出しに反発のひとことが返ってくる。やばいぞ。

でも、芝居のほうは、未完成ながらも、うまくいけば面白くなる感じ。

最後の稽古だったのだが、通しができなかった。ので、私は見ていないシーンが残った。いいのかそんなんで。プラン作らないとならないのに。

この日までにシゴト(原稿書き)を終えるはずだったのに、200頁のうち、3頁ぐらいしか書いていない。だめじゃん!

12/21(火)

花歌仕込み@新宿パンプルムス。午後からテクリハ。音響の橋本佳代子がヘボい。じょじ伊東が音の仕込みを手伝ってくれ、テクリハでも手を出してくれる。音質はなんとかなったが、橋本が右往左往してトチる。だいじょうぶか!

夜の通しの前にテクリハ終わる。最後まで行ったぞ。それもこれも音響が素人じゃないからだよな。めでたい。

12/22(水)

花歌初日。当初、ゲネを二回やろう、とか言ってたけど、キッカケの確認をしたり、音を録音しなおしたり、編集したり、選曲したり、などなどで時間がとられる。そんで、この日はじょじがいない。音が割れまくってて、やばいぞ。

ゲネは無事終わる。夜、本番。ギリギリで橋本も切りぬけた。音も割れなかった。

芝居の質はかなり低かった。役者が頑張らないとならないのに、上がってこない。このまま奇跡は起きないのだろうか。

12/24(金)

4ステ目にしてようやく初日が出た。本番の前にいろいろ言ったのが良かったのだろう。窪ちゃんとワッコと客演の鈴木さん(医大生で、先日、病院への就職が内定した)が頑張ってた。

12/26(日)

楽日だ。結局、動員が伸びなかった。芝居は金曜以降、良くなっていたが、それでもヒロインの子とか、全然ノリが悪く、最後まで上がってこなかった。なんていうか、モチベーションが落ちているかんじ。他の子にも言える。集団としては限界なのかと思う。

終演後、バラして打ち上げ。シゴトが残っている私は、12時頃帰った。シゴトは28日がタイムリミットなのに、半分しかできてないのだ。打ち上げの席では、暴動も起きず平和だったので、ほっとして退席。が、帰ろうとすると役者のワッコとマキが擦り寄ってきて、二人で見送ってくれるという。で、店の外に出ると、「もう、ついていけない」みたいなことを言う。そんなことを言われても、私は何も言えないので、「頑張れよ」と無意味なことを言い残して帰宅。

12/27(月)

頑張って仕事していた早朝(朝の五時)、窪ちゃんから電話。私が帰った後の打ち上げの席で、劇団員全員脱退を宣告されたそうだ。3月の再演と、駅前劇場の窪面ライブをどうしましょう、と。それで、落ち込んで帰宅した窪ちゃんちの留守電に9月の駅前劇場一週間が決まったという連絡も入っていたとか。ようやく決まったビッグチャンスなのに、劇団は崩壊してしまった。

が、方法はあるし、甘い役者連中と切れることで、新しい展開が生まれるかもしれないと思う。後でFAXすると伝え、電話を切った。

12/28(火)

翌日から会社は正月休みなのだが、シゴト終わらず。が、この日の午後、仕上がる。で、印刷屋に直接持っていったが、印刷屋もこの日でシゴト終わりだとか。したら、会社から、今終わっても同じなので、正月五日の仕事初めの日に提出しろ、とか言われた。それまで内容の充実に励め、と。「終わった」という爽快感が一瞬で消える。がびーん。が、予定ページに足りないので、気分的にはチャンスを与えられた感じ。

夜、賢弥ライブの最後の稽古。いろいろ問題多い。

12/29(水)

賢弥ライブの仕込みと、本番@江古田ストアハウス。今回の賢弥は、二人のゲストを呼んで二人芝居を3本やっている。しかし、ほんとに完成度が低い。稽古の段階ではぼろぼろだった。が、本番はかなり良くできた。驚き。初日を見に来ていた清水宏さんが感心してた。客の評判もいい。

賢弥は今回、トークネタのために、3日間だけ高級ホストクラブでバイトしている。そこでの出来事を3倍ぐらいに膨らませて話していた。かなり面白いネタなんだけど、ノリは悪かった。その替わり、二人ネタとかラストの軽いトークとかが面白かった。

12/30(木)

賢弥楽日。2ステ。デキは日によって違うが、ノリはそこそこ上がってきた。朝まで打ち上げ。カラオケで歌いまくった。賢弥のギャラの振込が延期された。

12/31(金)

午後から帰省する。その前に窪ちゃんにFAXした。窪田あつこプロデュースの形での活動を提案。窪ちゃんは発砲B-ZINの劇団員に誘われているらしいので、この際、劇団員になり、そのコネでいい役者を集め、客の呼べるユニットを組織しよう。もう、素人と芝居やってる場合じゃないのだ。うまくいけば、面白くなるぞ。

1/4(火)

窪ちゃんと電話で相談。窪田あつこプロデュースで行くことに。駅前が8/30〜9/5までの1週間空いてるとかで、問題は動員だ。しかし、窪ちゃんが挙げた名前は、昔の知人ばかりで、ビッグネームがない。客を呼ぶという意識が低い。まあ、役者に抜けられたショックもあるんで仕方ないよな。後日、打ち合わせることにする。

1/5(水)

シゴト提出。それほど怒られなかった。良かった良かった。が、あんまり売れてないとかで、ギャラは1月末に請求することに。とほほ。

帰りに、「パラサイトイブ2」と「ロビットモンジャ」を購入。

夕方、会社に戻り、別のセクションで打ち合わせ。「専門店産業白書」の企画書を提出。3月発刊予定でスタート。前のセクションに戻り、「携帯電話向けサービス市場の現状分析と将来予測」の企画の打診。好感触。セミナーもやれそう。が、その前に今の資料を売らないとならない。DMを作り直すことに。

1/6(木)

完成DM提出。窪ちゃんとの打ち合わせの予定が流れた。

(つづく)


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