週刊小丸


No.46(11/15〜11/23)

11/17(水)

13時、天然ダンス工房の打ち合わせを横浜テアトル・フォンテで。小屋の下見もできるはずだったが、本番が入っており、それも14時開演ということで、めちゃめちゃてんぱっている小屋の人と打ち合わせ。っていうか、ほとんど聞けないうちに、13時半の開場時間に。事前連絡では空いていたはずだったとか。天然ダンス工房の主宰のまっちゃんがあせりまくっていた。

喫茶店で打ち合わせ。スモークも使いたいとか、ドライアイスも使うとか、なんか大変なことになっている。

夜、ピスタチオを見に新宿シアターアプルへ。元十六夜社の稲月とか歩雅とか関ちゃんとかと会う。関ちゃんはピスタチオの仕込みを手伝ってタダ券をもらったんだと。44がらみだ。関ちゃんとは、先週のラスキン以来だが、ほんと結婚しても変わらん男だ。あと、塚本隆和もいた。

ピスタチオは、44が違和感なく板の上に立っていたのに、驚くやら、呆れるやら。こないだまでピスタチオの仕込みを手伝っていた44が板の上に立ってるんだもんなあ。そんで、44の次の仕事は、シアターダッシュの舞監だ。ピスタチオっていったい。

11/19(金)

にんじんボーンの取材へ。荻窪駅でえんぺのにしかどさんと待ち合わせ。やっぱ、仕事帰りのにしかどさんはスーツ姿。私も13時〜20時まで会社で仕事してたのだが、いつものようにすっとこどっこいな格好だった。

荻窪の住宅街へ入っていき、にんじんボーンの稽古場へ(某児童劇団の稽古場だ)。稽古の真っ最中だった。宮本さんががんがんダメ出ししていた。いくらダメを出しても、ほとんど女優さんの芝居は変わらなかった。というか、ちゃんとできていたのは、山口さんぐらいだった。

稽古後、宮本さんへインタビュー。そしたら、役者さんたちが宴会を始めた。けど、私とにしかどさんはマジメにインタビュー。そのうち、宮本さんもビールを飲み出した。私とにしかどさんはマジメにインタビュー。どうも、回りに役者たちがいて、お話しをしているので、関係なしに、普通の声で話しができないので、なんかペースがつかめなかった。マイペースにはほど遠いインタビューだった。

11/20(土)

A-CLISの稽古@豊洲。午前中の、基礎稽古と、午後からの遊びまでは私も元気だった。しかし、前日、日中仕事し、夜、取材し、そのあと、それをまとめ、ってな感じで寝てなかったので、午後から一気に疲れが出てしまった。台本を使っての稽古が始まったとたん、寝てしまった。稽古場が和室で、タタミだったのが悪いんだああ。

気がつくと、夕方、稽古は終わっていた。速攻で三軒茶屋の一跡二跳の通し稽古へ。19時から通し稽古。私はただの見学で、終わってから松浦さんと古城さんにインタビュー。

21時頃通しが終わり、その後、松浦さんのインタビューを始めたら、途中で古城さんのダメ出しが始まった。松浦さんは構わないというのでインタビューを続けたが、声を抑える必要があり、またまたペースがつかめなかった。それでも、前半は結構、楽しかった。言いたいことをいってしまった。若手がダメだ、とか。

22時、退出し、近所のサテンで古城さんインタビュー。ライフスペースで盛りあがったのが面白かった。あと、装置のこともいろいろ聞けた。でも、若手の役者と制作さんがいたので、あまり無茶なことは言えなかった。

11/21(日)

この日は天然ダンス工房の通し稽古だったのだが、疲れ果ててしまって、休んでしまった。かなり体調悪かった。インタビューの速報をニフティにアップするのでせいいっぱい。やばかった。

11/23(祝)

天然ダンス工房の稽古@山手。昼すぎまでかかって、週刊FSTAGEをアップし、日中会社で仕事して、午後から横浜の山手に移動して、天然ダンス工房の稽古に。ほんとに小さい子供達から、大学生までが参加するダンス教室なのだった。お母さんたちもスタッフで手伝っている。お母さんっていっても、20代だ。若いぞ。ガキよりもお母さんばかり見ていた私だった。むふふっ。

かなりいろんな傾向の曲を使って、めいっぱい踊っている。ダンスのレベルは子供の発表会なのだが、構成的には、そこいらのジャズダンスの発表会に匹敵している。かなり凝った構成で、曲もハデだ。和物からラテンからテイクファイブから西部劇から。明かりに対する要求は、ハンパじゃなかった。まあ、その要求に応えるのは楽しいが、果たして予算はついてこれるのか。ディスクマシンとか回して欲しい、とか言うし、星球も使いたいとか。金かかるのにぃ。

ちなみに、このダンス公演の私のギャラはほとんど無しだ。もらったギャラを音屋と舞監と、照明のバイトに挙げてしまった。まあ、マイナスにならなければいいや。

(つづく)


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