週刊小丸んです・バックナンバー


No.3(11/16〜11/22)

●映画「踊る大捜査線」を見た。素晴らしい。久しぶりの邦画の傑作だ。「ガメラ2」以来かもしれない。ホンもカメラワークも良くできてる。この水準をちゃんと維持できれば邦画も復活するのに。大人がよってたかって作ったエンタテインメントだ。

●新宿シアターアプルで久しぶりに惑星ピスタチオを見た。思ったよりも良くできてた。ピスタチオは東京初登場の頃(アリスの「破壊ランナー」とか)見ていた。で、主要な役者が抜けてしまって、大丈夫かと心配した。今回の公演は若手強化公演状態だった。きっと、公演の前半はつらかったろう。役者の成長が見て取れる。が、ホンはありものをつないだだけだし、役者のレベルは低いし、動きだって、昔の遊眠社に比べりゃ、だらだらやってるようなもんだ。遊眠社の方がずっとキレ良く動いていたよね。照明も、大変なのはわかるけど、暗いし単調だしで、がっかりよ。いや、大変なんですけど。

●UBAイントラネット活用セミナーに出席。JAVA関係でサンとか、ベンチャー企業とかのビジネス紹介が楽しい。JAVAには頑張ってもらいたいもんだ。けど、UNIXよりはNTに行っちゃいそうな勢いだもんなあ。LINUXがまだ生きてるけど。

●12月末の能地の芝居の稽古に。が、9時前に終わったとかで、会えず。早いよ。電話で聞いたら、ホンがまだできてない上に、役者は3人しかいないとか・・・。どうすんだか。23日までにホンをあげると約束する。役者も集めてね。

●横浜STスポットのスパーキングシアターを通し券で見る。全9劇団が40分ずつ芝居をやる。去年はKAKUTAが優勝した。KAKUTAだけ面白かった。でも、演劇って、この10年ぐらい進歩してないんじゃないか、とか思わせられる。それぐらい「見たもの」のオンパレードで疲れた。KAKUTAだって、5年前ぐらいからいっぱい登場した範疇のひとつ。前川麻子とかがやっていた方向だもの。

●仕事。「オンライン通販市場」と「家庭用テレビゲーム市場」の社内向け企画書を作成する。なんか、取材が70社ぐらいになる。一人でできんのかなあ。年末のセミナーのDMも作成。取材できるのかどうかが運命の分かれ道。

●バイオノート505R購入。わーい。かわいいっ。先に薄紫のチャリンコを買ったかいがあったというもんだ。

●日経マルチメディアと日経コミュニケーションを定期購読にする。

●2000年2月にスズナリを改造して行うイベントの試案が届く。スズナリの外装から変える。内装もロビーからトイレ、楽屋までを装飾して、見世物小屋にするんだ。お客はロビーからトイレ、楽屋、舞台裏を回遊して客席に到達する。途中でのぞきからくりを見ながらだ。気持ち悪いもの、奇形なもの、異形なもの、エッチなものが、いっぱいのワンダーランドだ。私はライトアップを含めた照明の担当。アニメ映画2本と芝居をあわせた「霧生館世紀末興行からくり幻燈館」はスズナリ九龍城で2000年初春予定。

●1999年5月にA-CLISの公演が決まる。大塚ジェルス。

●関係ないが、モーニング娘。とかスピードとか、ソロだ別ユニットだとかやってるけど、困ったもんだね。モーニング娘。なんか、安倍・福田以外はシロートだもの。スピードだってヒロコだけでしょ。まあ、だからこそ、別ユニットでプロデューサーの真価が問われるわけで、面白いんですけど。シロートしかいないマックスみたいな例もあるし。集団の面白さって点はあるけど、ちゃんと揃った作品を生産して欲しいよなあ。タンポポの曲はいいんで、シロートに歌わせるのもったいないよ。

●来週から頑張って取材しまくんなくっちゃだわ。





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