週刊小丸んです・バックナンバー


No.17(2/22〜2/28)

●観劇:コアシステム@「劇」小劇場。大正期の上昇志向のめいっぱい生きてる人間を描き、現代を生きる女子高生と対比している。なんか、エンジョが悪いことみたいでむかついた。価値観ずれてるよ。おばさんの作品だ。

●観劇:おにぎりスキッパーズ@OFFOFFシアター。けっこーかっこいい役者とか女優さんとかが達者な芝居。でもって客席にも美男美女が。映像希望タレント劇団だな。ありがちなつまんないギャグで、見るべきものはない。ま、彼らの目標は映像だろうから、文句ないです。がんばってね。

●観劇:スライムピープル@駅前劇場。すごかった。関西の天才と関東のバカもんががっぷり四つに組んでのバトル。遊気舎の後藤ひろひと、楠見薫と、サモアリの小松・倉森。サモアリは僕調から分離したばかりの旗揚げの頃見て以来。当時はホンがクズだったし、若い役者はイモだったが、今回はいい役者とホンに恵まれ、好き勝手な放し飼い状態。面白かったあ。理想に近いんじゃないのか、この芝居。

●観劇:東京タンバリン@明石スタジオ。青年団にいた高井浩子が率いる劇団。青年団的な丁寧なホン。岩松とか堤とかに通じるナチュラルな芝居。若い役者がみなうまい。で、そこそこ緊張感もあり楽しめる作りではあるんだけど・・・いらついた。こういう何も起きない芝居にいらつく体質になってしまった私。情報量が少ない。

●観劇:シアタージャパン@早稲田どらま館。ホンが素晴らしかった。役者は若いんで、緻密なことを要求しているホンに応えていない。残念。いろんなことがやれるホンだ。大震災後の経済不況という昭和初期を描いている。うまい設定だ。で、登場するのが「ぐーたら哲学者」と「インチキ牧師」。うまいなあ。

●観劇:NIPPONいとしのチチバンド隊@新宿タイニイアリス。29歳の女性が恋に仕事に悩む話。一人ぼっちだったりして悩むんだけど、そんなおおげさなものか。もう、散々扱われたテーマだし、悩むの普通だし、なんかくだらねえ、とか思っちゃったよ。昔っからあるテーマだし、実際にいろいろ悩んだりしてるわけだけど、でも、芝居でおおげさに扱うかなあ。もうテレビドラマでもやらんでしょ。不倫とかなら殺し合うぐらいやって欲しいよ。ひとりでうじうじ悩むのって、ふつーっ!

●観劇:ジャブジャブサーキット@グローブ座。役者がセリフを歌っているのね。お芝居お芝居してんの。装置とかもハンパな凝りよう。で、延々伏線セリフが続く。今の時代、いきなりサビ頭でないと持たないぞ。達者な役者のセリフは続くけど、情報量がめちゃ少ない。わし、我慢できなかった。寝た。


●スズナリ九龍城の打ち合わせ。2000年2月にスズナリの外壁から内装までを変えて行うイベント。美術の十蔵さんの話では4トントラック3台分の美術を搬入するとか。上演するのは30分程度のパフォーマンスと、隠微な映像2作品。ロビーから楽屋からが迷路になり、九龍城を再現する。見世物小屋も造る。チラシは50万枚印刷するんだと。私は外壁から内装からの照明・・・というよりライトアップと迷路明かりだ。

●近日中にホームページを立ち上げるんで、興味ある人は参加して。演劇人なら楽しめると思う。映画自体はテラヤマ的なアニメ。


●週刊FSTAGEを立ち上げた。暫定評価版を公開中。観客サイドのニフティのシアターフォーラム演劇館のリソースをベースに、演劇情報のポータルサイトを目指す。FSTAGEホームページからどうぞ。

●花歌の稽古3回目。窪ちゃんはCMのオーディションで不在。台本を使ってやってみる。あまりにもシロート。次回が最後なので、芝居をどうやって作るか、に集中する。自分の頭を使うってことを教えないと。モノの使い方も。

●花歌のホームページ更新、遅れてます。窪ちゃんのエッセーももらってきたのに。

●藤井賢哉の第二回ライブ決定。ストアハウスで5月3日〜5日・・・もろゴールデンウィークやんか。休ませろー。

●FSTAGEのベストテンがゴール間近。チラシに載せる文章を作る。いろんな人のコメントを載せるため、みんなの許諾を得るためにメールを出しまくった。約100人。大変だった。ベストテンフライヤーは3月中旬に完成予定。そしたら折り込みにいかないとなんない。

●YDBニュースにとりかかる。


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