週刊小丸んです・バックナンバー


No.16(2/15〜2/21)

●観劇:道学先生@トップス。知人が4人も出演している。だけど、お話が古くて古くて。古典的な価値観の良さを表現してるんだろうけど、リアリティなさすぎ。70年代の漁業の港町が舞台。おおらかで率直すぎる人々・・・25年前のノンキな世界。これを描いてどうしようっていうんだろ。なんか、現代を否定してるみたいで、むかつく。そりゃ確かに現代はひどいことになっている。けど、後ろ向いてどうすんだか。まあ、こういう芝居もアリだとは思うけど、ワタシ的には許容できないっす。

●週末、体調が悪くて芝居が見れなかった。とほほ。フォーク村、ミス東京、スーベニアとか、未見劇団を楽しみにしてたのに。

●ほんでもってMAC WORLD@幕張も行けなかった。ざーんねん。


●久しぶりにマイプロバイダの3WEBのホームページを見てみた。ら、56KのV.90対応のアクセスポイントができていた。さっそくモデムのホームページ(3com)からドライバをダウンロードし、対応。速い速い。リアルプレイヤーにしても、56Kなら遥かに見やすい。関心のあったノープラグイン・ノーサーバーのストリームムービーソフトEMBLAZEのデモページもらくらく見れる。TBSの番組ムービーをまんま見れたので感動した。テレビ番組オンデマンドだ。

●で、ニフティのシアターフォーラム演劇館(FSTAGE)のホームページの強化の話を煮詰める。シアターフォーラム全体のページも強化するみたい。ムービーとかをばんばん使うとか。FSTAGEは小劇場が話題の中心なので、あまりムービーは使えないかも。

●ほいでも、FSTAGEの名のもとに、取材とかできれば、それはそれで楽しいな。

●週刊FSTAGEの評価版は2月末に暫定公開される予定。


●仕事をばんばん断っている。いいのか>オレ。アンケートなどの集計・分析の仕事を三つも断った。あと、照明も。とりあえず、今は「オンライン流通小売」に集中しないとならんだろうと思って。

●紀伊国屋で「テレビゲーム流通白書」という1万円の本を発見。内容的にはしょぼかったけど。実際の流通チャネルを取材してなくて、小売データが中心の資料だ。そんでも「テレビゲーム市場の現状と将来展望」というテーマは、ちょっとピンチだな。テレビゲームの流通をちゃんと調査したのってないんで、それなりの価値はあると思うんだけど。

●どっちかというと「企業間電子商取引市場(B to B EC)の現状と将来展望」というテーマで6月は行きたいとか思い出す。

●昨年の五月にアメリカで発表された「ディジタル・エコノミー(アメリカ商務省)」が邦訳され、東洋経済から発刊された。今やっている調査ともろ同じ。今度の資料は「日本版ディジタル・エコノミー」として売ろうかな。ちょっと恐れ多いか。

●3月のYDBニュースの特集テーマを決める。「リストラの名のもと、人員削減や人件費抑制をしている企業に未来はない。在庫圧縮やリードタイム短縮、顧客即応などのビジネスプロセスの再構築こそが重要」とかいうやつ・・・で、いいのかな?


●花歌の稽古。まだまだハイテンショングランプリには遠い。

●私の稽古の後、みんなで読み合わせをしていた。でも、みんな普通に読んでいる。あまりにも学芸会なので、呆れる。座ったりして読んでいる。こんなんで芝居が作れると思っているのかと呆然とした。知らないというのは恐ろしい。

●読み合わせを見ていた窪ちゃんは、「面白くないし、面白くしようと思ってない」ことに腹立てていた。ちゃんと読んで、キャラクターをもっと深めろ、と。けど、そんなこと以前に、みんなわかっていないんだよ。学校の国語の授業とかなら、最初の読み合わせなら座って読むかもしれない。けど、自分たちがやっているのは、学芸会じゃないってことを知らないと。アイディアをがんがん出さないとならないのに。初見だろうと、立ってやるし、動きまくるし、小道具仕込むし、デフォルメするし。最初のうちはなんでもありなんだから、アイディア出しまくるのが『芝居の稽古』なのに。

●あまりに私があきれているので、みんなは呆然としていた。でも私は「この読み合わせの延長線上には、面白い芝居はないよ」と断言した。「こんなことやってちゃだめだ」とも言った。わかっているのかなあ。

●芝居をやってる人間が、初見のホンでどのくらいのことをやるのかを、ちょっとだけ見せてやった。

●近日中に花歌ホームページの大改造予定。たぶん2月25日頃。


●日テレで「ガメラ2」をやってた。あらためて見る。素晴らしい。ワンカットワンカットに感動してしまふ。ほんと奇蹟の映画だよ。金子監督も樋口特撮監督も、すごいよ。ハリウッドに持ってける数少ない才能だよ。早く「ガメラ3」が見たいよー。




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