週刊小丸んです・バックナンバー


No.15(2/8〜2/14)

●観劇:双数姉妹@新宿トップス。女優中心の公演。面白かった。最前列で見れたし。特に、前々から「いいんじゃないか」と思っていた間瀬をいっぱい見れて満足。やっぱ間瀬はいい。もっと早く使って欲しかったよ。桑原バラコもイキのいい芝居で上出来。バラコってパニックものがうまい。そういえば、十六夜社でバラコと稽古したとき、逆ギレした女をやらせたら、めちゃめちゃうまかったっけ。男に拳銃向けながらブルブル震えている芝居がすごかったっけ。

●観劇:いるかHotel@下北沢駅前劇場。女子高生の世界。神戸の地震で親友を失った娘っこの悲しい物語。思い出を胸に、一歩踏み出そうと・・・。役者が弱い。本来、前半でいかにヘビーな思い出を抱えているかをきちんと描けないといけない。単に『大人になりたくない』とかってんじゃなくて、『不安』を描かないと。で、そこから一歩前へ踏み出すことの大変さを描き、その変化を見せてくれないと。何も描けていなかった。

●観劇:IQ150@アゴラ劇場。仙台の劇団。久しぶりに見た。今回はいつもと違い二人芝居。それも大人の男女の会話劇。西澤さん(女性)がうまい。コミュニケーションの下手な二人が遠回りしながらも少しだけ交流する姿が丁寧に描かれていた。いつものハデな芝居を期待していたんで、ちょっと肩透かしだったけど、でもうまいよ。これはこれで満足。

●観劇:うべんの会@下北沢オフオフシアター。遊気舎の女優うべんが、企画する公演(4回目)。初めて見た。ぬるい。どアマチュア芝居。役者へた。ホンはんぱ。構成あまい。アマチュア芝居のいいところを見せてはいたが、でも、アマチュアじゃないだろうに。1時間が長く感じた。最初に時計を見たのは開演して20分の時。疲れたよ。


●花歌の小丸稽古第一回@横浜。楽しかった。もう、どうしようもなく下手だったので、まだまだ稽古になってないけど、でも、とにかく稽古って楽しいなあ。誰か一緒に稽古やろうよー(都内で)、とか思う。

●とか思ってたら翌日、今平から電話。「ANIMEX以降、予定がないんだけど、稽古したいのですが、小丸さん、ひま?」と。喜んで「やる」と伝える。でも、今平一人とだとつらいので(ある意味では楽しいけど)、せめて4人にしよう、と応える。で、稽古するんなら4人ぐらいでの公演を目指そう、と伝える。

●さらに翌日、「逆・熱海殺人事件」という企画を伝える。女三人と男一人の熱海。


●しかし、今年は『仕事しよう』と決意し、1冊10万円の資料を4冊作るスケジュールなのに、芝居とか始めちゃって(^^;)・・・まあ、結局こうなるんだよなあ、とほほ。

●ほんで、ニフティの演劇フォーラムの『演劇ベストテン』のチラシも今作ってるの。できあがったら折り込みしないとならない。あ、パソコン通信NIFTY-SERVEにある演劇フォーラムのFSTAGEが選ぶ『演劇ベストテン'98』のチラシが二月末か三月にできあがります。欲しい人には郵送しますんで、住所書いてメールしてね。

●さらに、FSTAGE内で「週刊FSTAGE編集部」というのを発足させようと運動を始めた。このクソ忙しいのになにやってんだか。ニフティ内にあるシアターフォーラムのホームページを充実させようという企画で、たぶん私が編集担当になる。思ったよりもすばやく編集部員に手を挙げる人が現れている。目標三人だったのに、すでに4人に。

●シアターフォーラムは今年10周年を迎えるので、そのイベントも企画することになりそう。


●三月に児童劇のお仕事が入った。和光市民会館で「はだかの王様」。


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