週刊小丸んです・バックナンバー


No.11(1/11〜1/17)

●今週は花歌週間です。花歌マジックトラベラーが新宿シアターサンモールで行われる「フロム・エー コマーシャルサーカス」というイベントに出場するのです。全11劇団が参加して、それぞれ30分ずつ芝居をするのです。花歌は金土日の3ステやります。私は照明です。

●横浜のSTスポットだと、16フェーダーで照明40台ぐらいで公演している。ところが、サンモールは160フェーダーで、200〜300台ぐらい吊ってある。すごいことだ。スパイラルとかミラーボールとか流れ雲とかも使える。

●で、月曜に場当たり。どう考えてもピンが必要っぽい。ので、ピンのオペレーターを探さないとならない。土日はなんとか見つかったが、金曜が4時半入りということで、なかなか見つかんなかった。結局前日の夜中になんとか調達。誰も知らないだろうが、大岩・中野有子・能地、というへなちょこ三人組になってしまった。

●花歌を含め、全11劇団のうち、9劇団を見ることができた。まあ、みんなどっかで見たような芸風だ。1999QUESTが一番ちゃんとしてた。流行りモノ系芝居で、はっぽーびじん系だ。(「はっぽーびじん」は劇団名)

●噂のシアターガッツは、思ったよりも普通だった。

●花歌は頭の悪さを最大限に発揮して、お客を引きまくらせていた。近日中に、彼女たちのメイクアップ写真を公開します。バカですので、期待してください。

●観劇:ビジョン@青山円形。カムカムの松村武の作・演出。双数とか拙者ムニエルとか参加してるけど、もろカムカムやん。で、セリフが冗長に聞こえ、壮大な物語を構築しているわりには、全然届いてこない。松村のホンが問題というより、なんつうか、こういうコトバが届かなくなっているんじゃないのか現代、って感じ。コトバにパワーないもの。役者も下手だったし。双数の今林と松村がいい芝居してた。

●観劇:つまずきのいし@下北沢「劇」小劇場。2年ぶりぐらいで見た。寺十さんと木立さんは相変わらずうまい。猫田直が、なんかふけた・・・すみません。けっこうファンだったんですけど・・・。役者がいい芝居してるし、今回のホンはけっこう面白かったんですけど(アパートの隣の部屋に大きさが数メートルもあるカメが住んでいて、周囲のみんなが、対処に困っていて・・・という話。安部公房みたいだ)、演出は相変わらず何もやってなくて、散漫な感じ。

●観劇:「夏の夜の夢」@東京グローブ座(グローブ座カンパニー)。上杉祥三とか山崎清介とか、ほんと久しぶり。私は下手最前列に座っていたのだが、西牟田が目の前でチチもまれまくり、ちゅーされまくっていて・・・。上杉さんの小芝居は、野田秀樹みたいで、なんかいまいち。でも、シェイクスピアを役者芝居にしちまった演出家と役者の技量には感心した。いろんな「夏の夜の夢」を見たけど、若いカップルのエピソードが中心で、すごくわかりやすかった。「幽玄」なムードはなかったけど。

●日本テレビで本間しげるライブをやっていた。なんか久しぶり。昔のネタばっかりだったけど。「性教育」だけ始めて見た。けっこう面白かった。

●うわあ、芝居ばっかりの1週間。仕事がストップしている。まずいぞ>俺。


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