藤井賢弥の見せ者小屋でSHOW TIME

藤井賢弥のワンマンライブ「見せ者小屋でSHOW TIME」は、静岡県出身のケンヤ君(25歳)が狂ったように狂うお笑いショー。ノンフィクショントーク(つまり実話が笑えるのね)と一人芝居で濃密な1時間半。今年2回目です。師匠の清水宏も見に来る予定。


Vol.1 1999年1月26日(火)、27日(水) 江古田ストアハウス
前1500円 当1700円 3ステ 動員200人
作・演出・出演 藤井賢弥
照明:神保正則 音響:橋本佳代子(戒穴社長) 舞監:大岩正人
制作:高松みどり 宣伝美術:サワダミユキ

Vol.2 1999年5月3日(祝)〜5日(祝) 江古田ストアハウス
 (3日19時半、4日19時半、5日15時、19時半の4ステ)
前1500 当1700円
作・演出・出演 藤井賢弥
照明:神保正則 音響:稲月優 舞台:大岩正人・能地貴之
制作:高松みどり 宣伝美術:サワダミユキ

問:KENYA事務所 03-3363-8832(Fも)
  ストアハウス 03-3954-7246


急遽決定! 浜松でワンデイライブ(8月1日)
詳細情報

次回予告

藤井賢弥の見せ者小屋でSHOWTIME 3

1999年8月23日(月)〜25日(水) 江古田ストアハウスにて

稽古場レポート


「暮らしの知恵」

少林寺拳法の特訓は僕の日課であるはずなんですが、3月は夢も希望も桜だって満開となる時期だけに東京も忙しく動いています。そのあおりをうけバイク便は朝から夜まで大繁盛、愛車と二人で23区を走りっぱなしです。そんな中、朝一番から少林寺の特訓は体にはちょっときつい。だからバイトも終わり近所の人達がゴールデンタイムをむかえてる頃、僕はいそいそとジャージに着替え、少林寺を始めるんです。本番まで1ヶ月、気合十分。狭いキッチンでも「あちょー!!」「後ろ回し蹴り、旋風脚!!」このせいで妹が自分の部屋から出る事ができないんです。お風呂に行くには、狂乱なるキッチンを通らねばたどり着くことが出来ないのだから。

妹と一緒に住むようになったのは最近の事で、就職の為上京してくる事になりまして、母さんが僕に言ってきたんです。「賢弥、あんた園子のボディーガードになりなはいやー。」「・・・・」「東京は、ヤクザじゃろ、覚醒剤じゃろ。」「・・・・」「家賃は園子が8万、賢弥が3万やでー。」「!?・・よしっ!!」という訳で、東京に小さな藤井家が誕生したんです。

「お兄ちゃん、もう通ってもいい?」僕は張り詰めた筋肉を伸ばしながら、「おうっなんだよ、通りたい時に通ればいいじゃねーか、遠慮するな。しかしお前も動け!躍動させろ!!こういう特訓しないから太るんだよ、フォアー!」のそのそとキッチンを通り抜けお風呂場にむかう妹なんですが、通れないのもわかる。だって特訓中はロッキーやらミュージックが永遠リピートされ、手足がキッチン中に飛びまわってる訳で、通れる訳ないですよね。

高校時代の僕は家に帰る事はめったになく、妹と口をきくといえば「金よこせ」ぐらいしかなかった。それが25歳にして兄妹のコミュニケーションをとることになろうとは、ほんの2、3ヶ月前の僕には知る由もなかった。なるほど、大いなる発見がありました。妹のやつ、ぽーっとしてるくせに根性があった。朝起きると味噌汁ができてある。バイトから帰ってくると味噌汁ができてある。日曜日だって味噌汁が。いつだって味噌汁ができてある。作ってるところは見たことないのにいっつもあるんです。おまけにうまい!! 味噌汁とお米があれば大満足な僕は「おおー幸せのミステリー!!」発見はまだあった。はじめて妹の彼氏というのを拝ませてもらったのですが何日か泊まっていったんです。この彼氏、じゅんや君というのですけど体の動きになめらかさのかけらもなく、ギィ〜ガシャン「はっはじめまして こっこれ しらす、焼津名産のしらすです、ごっごはんにまぶして食べてね」俺が初めて見たじゅんやは、しらすをつかんだ手が震えていた。そんな可愛らしい男なのに、なかよしごっこでみんなの歌みたいな男のくせに、体は俺よりでかくって、肩幅も俺より広い、で、俺の事を「お兄ちゃん」ってよぶんですよ、ずうたいのでかい奴からお兄ちゃんなんて呼ばれると、「おっなんだ!!」と、いばっちゃったり、恥ずかしくなっちゃったりで、俺も一念発起!次の日の朝から「じゅんやーマラソンいくぞ!!」一緒に走り、筋トレと、少林寺を教えてあげました。そして3人で味噌汁を飲み、僕はバイトへ出発。気持ちよかったなー。僕にとってこういった日常は、宝であり、可能性なんです。妹の発見や、じゅんやとの出会い、これなくしては僕は楽しくない。しかも、一つを知れば100を知りたくなるのが僕のサガなのかも。日常の変化にも極端な変化を求めて4月より約一ヶ月間、山にこもってきます。大自然の日常を発見できれば、大地と合体できたりして・・・本番の直前に下山してまいります。山の香りがする少林寺アクション、トーク、一人芝居、藤井賢弥流のノンフィクションということで大自然も劇場に連れてくる予定です。では確認します。ボンカレーいっぱい、お米、フライパン、ヌンチャク、寝袋・・・よしっ、いってきます!!

                 1999年3月31日 藤井賢弥

小丸様


Vol.1(99.1.26-27)

1、オープニング(ブロック割り)
2、修業
3、ショートショートの広場「首から上」
4、実録:練馬の母
5、ショートショートの広場「マネーズキラー」
6、実録:本物の母
7、ネガティブ&ポジティブ東京大学編
8、走れ裏稼業メロス(車屋のケンさん)

Vol.2(99.5.3-5)

1、オープニング(和太鼓)
2、ドキュメンタリー山に住んでみた
3、ピンクのタクシー
4、女の準備
5、ネガポジ東京医大物語
6、実録賢弥の真実(詩を読む)
7、たたけ裏稼業大工のケンさん


ライブ2(1999年5月5日 江古田ストアハウスにて)




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