夏世と小丸の、愛の見たもん勝ち(仮題)


番外編(2)「東京国際映画祭」


【金濱夏世】

2001年10月30日(火)

交換日記という主旨からずれてしまうかもしれませんが、今週映画祭に顔を出すので、この間に見た作品の事とかを(感想に限らずに)書こうかな〜、と思いました。ので、よかったらお付き合いください。

映画祭編・1

毎年、渋谷で開催されている東京国際映画祭と東京ファンタスティック映画祭が始まりました。公開前の選りすぐりの作品や、監督・出演者達の舞台挨拶、また過去の名作を大スクリーンで見れるのですから、ワクワクします。特にファンタスティック映画祭は、映画ファン達のお祭りの場であり、イベント色豊か。

今年はファンタの開会式に参加させてもらいました〜。応援ゲストとしてパンテオンの舞台に上がったのはとても嬉しかったけど、やっぱ自分の出演作品をひっさげて上りたいと思った。よし、がんばろー。

まず見たのはヨン・ファン監督の「遊園驚夢」。前作のデビュー作「美少年の恋」が好きなので期待大。香港のトップ女優ジョイ・ウォンの8年振りの映画出演と宮沢りえがモスクワ映画祭で最優秀女優賞を取ったので話題。

上映前の舞台挨拶には、ヨン・ファン監督、ジョイ・ウォン、宮沢りえが登場。特にりえさんはこの日のために監督が作ったという、まるでこの映画の衣装のようなすばらしく綺麗で豪華ないでたちで登場。会場も私も思わず「おおぉー」と感嘆してしまう。ジョイ・ウォンも映画の役のごとく麗人として登場。舞台挨拶からして、「美」へのこだわりがっ。

上映が始まると、めくるめく、けだるく美しい世界が〜。特にりえさんの美しさはハンパじゃない、とか思っていたら着替えた彼女がそーっと入ってきてナナメ前に座った。むむ、なんか不思議な感じ。

物語はシンプルではあるけれど、貴族の退廃的な美しい生活を十分に魅せてくれます。好き嫌いはハッキリ分かれるでしょうけどね。ああ、こういう映画に出たいわぁ、と思ったのでした。


【一寸小丸】

2001年10月30日(火)

東京映画祭の舞台挨拶の模様は、ワイドショーが詳しく伝えていましたね。何度も見てしまった。特に、「シュレック」の紀香の半チチと、宮沢りえの衣装が双璧でした。

映画を見ていたら、その主要登場人物がすぐソバに座るというのは、どういう感じでしょうか。不思議感覚でしょうか。NHKに飯島愛が出ていてニコニコしているのを見ていて、ふと、スカパーをザッピングしたら、飯島愛がチンポくわえていて、それでまたNHKに戻ると、やっぱり飯島愛で・・・という感覚でしょうか。違うか。


【金濱夏世】

2001年11月2日(金)

わはは、そっちの方がよっぽど不思議というか刺激的じゃないかしら。芸能人は多かれ少なかれ見世物的ではあるけど、それってホントに見世物状態ですよね。凄いなぁー。

さて、映画の方はパンテオンに会場を移してオールナイトの「松田優作セレクション」へ。「探偵物語」2話(水谷豊・原田美枝子の回と最終回)とスペシャルトーク、そして「蘇る金狼」を見ました。その後「ブラックレイン」もあったけどリタイア。

優作全盛期時代、目の大きな男性が好きだった私は優作に興味が無く、作品も流し見る程度だったのですが、今日、彼と親しかった方達(丸山昇一さん、カメラマンの仙元誠三さん、石橋凌さん、山西道広さん、山根定男さん)のトークを聞いたり、ちゃんと作品を見て、なぜ男も女も松田優作に惚れるのかが分かりました。ありきたりな言い方ですが、人間的な魅力に満ちた才能溢れる役者さんだったんですね。また、普段からの役者魂も凄かったらしいので、遅ればせながら優作に興味出てきましたよ。本とか読んでみようかな。


【一寸小丸】

2001年11月2日(金)

松田優作はね、探偵物語とか、工藤栄一監督の一連の作品群時代はリアルタイムで見ていたし、すごく好きでした。でも、その後はあんまり見ていません。

半年ほど前にすごいの見ちゃいました。「ブラックレイン」のリドリー・スコット監督が「ブラックレイン」のためのオーディションをやったときの秘蔵ビデオです。リドリー・スコット監督本人がこっそり所有していたもの。会議室みたいなとこで、松田優作が一人で芝居してるの。すごい芝居です。その場で起用を決めた、というぐらいですから、まあ、めったに見れるもんじゃないです。とにかく、マジで殺しそう、でした。目が完全に狂ってました。「よーい、はいっ」で、あんな目を出せるなんて、尋常じゃないです。

今の日本の俳優で、あんな目を出せるやつって、いるんですかね。

いません。

あ、辰吉とかは?


【金濱夏世】

2001年11月9日(金)

鬼丸の目が凄いって、知り合いの監督が言ってました。

映画祭の方で期間中鑑賞した作品は、
ポール・サロッシー監督「殺し屋の掟」
園子温監督「自殺サークル」
チャン・ミン監督「週末の出来事」
ステファン・ルツォヴィツキー監督「アナトミー」
三池崇史監督「カタクリ家の幸福」
キム・デスン監督「バンジ―ジャンプする(仮題)」
ヤン・ユノ監督「リベラ・メ」
ジョニ―・トー、ワイ・カーウァイ監督「痩身男女」
スティーブ・ベック監督「13Gosts」

と、一日二本ペース。昼間起きれなくて見逃した作品がいっぱい。ううう・・残念。

それぞれの簡単な感想は私のホームページの日記に書いてあります。そう、わざわざここで書くほどの作品が少なかったんです。

この中で個人的に素晴らしいっ、と思ったのは、キム・デスン監督の韓国映画「バンジ―ジャンプする(仮題)」です。上映前、友人と「ジャンプする!!」なのか「する?」なのかを話していたのが恥ずかしい・・

テーマは「運命の恋」であったりするんだけど、一筋縄ではいきません。やられましたっ!心にきちゃいました。物語も映像も俳優も皆いい。主演のイ・ビョンホンなんかほんと上手い。うーん切ないよおおー。配給はまだ決まってないらしいが、DVDが安く売っているという情報が。うーん、どうしよう。

同じ韓国映画の「リベラ・メ」はちょっと派手さにもっていかれてました。爆破・炎上は本物の火を使っているだけあってさすがに凄かったけど、物語にもう一ひねり欲しかったなぁ。(男泣きでいえば「ユリョン」の方がずっと上)でも、どっちも主演してるチェ・ミンスが素敵だからいいや。というか、興行コケた「ユリョン」は泣けるので見て下さい。

韓国映画、面白いね。ちょっと前の「アタック・ザ・ガスステーション」もいい。あ、でも「カル」は、まだよく分からないです。


【一寸小丸】

2001年11月10日(土)

「カル」は「シックス・センス」への便乗じゃないの? つまんなかったなあ。

昨日、DVDで見た「スナッチ」(ガイ・リッチー監督作品)がすげかった。まったくもー。めちゃくちゃすぎて、笑ったよ。とにかく役者さんたちが素晴らしすぎる。昔、日本ではこれ系の役者はみんな小劇場にいたんだけどねえ(その前は日活とか東映)。唐さんとことか、寺山さんとことか、あと、ザンパクとか。2001年のニッポンの若者としては、リアリティないのかなあ。そんなことないだろ。


【金濱夏世】

2001年11月14日(水)

唐さん、寺山さん、あと、ザンパク〜?見ない訳にはいきませんね。あ、でも圧倒的な奇優はいるんじゃないかなあ。

そうそう見れなかったけど大変好評だったのが、三池崇史監督「荒ぶる魂たち」。とても面白いらしい。だれに聞いても「凄く良い」と言います。「カタクリ家の幸福」と同じ監督かと驚くそうです。というか三池作品の中でもかなり上位にくるらしい。また主演の加藤雅也さんの演技は必見と。映画祭前日(変なの)に試写会があり、声をかけられたのだが、急で行けず見逃してしまった。うう・・・

あと、早起きできなくて見逃した作品がけっこうありました。またそれが好評だったりして・・くやしいなあ。え?そりゃ、私が悪いって?


【一寸小丸】

2001年11月16日(金)

三池さんのそれの評判は私も聞いた。すごいらしい。見ないとね。

しかし、見ないと見ないとと言いながら、ぜんぜん見てないなあ。最近はテレビで映画とスポーツ中継と、あとニュース。やばいっす。次回公演のネタが戦争なんで、まあ、ニュースは欠かせないんですけど。

今やってる仕事が一段落ついたら、映画館にゴー。次の仕事が決まるかどうかが問題なんだけどね。またツタヤ通いになるかもしれない。

そういえば、「GO」が面白いらしい。窪塚、いいってね。


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