金濱夏世vs小丸

【一寸小丸】

2001年12月4日(火)

あれは異星人だよ、たぶん。そんで、感情移入したのは少年じゃなくて、ロボットくんのはかない人生に、だよ。

私はまあ、泣きそうになりました。いや、悲しくて悲しくて、心の中は豪雨でしたよ。「悲しい」というのは、心優しいロボくんが理解されずに、悲しい末路を歩むからです。そ、そんなああああああ、と、とっても悲しかった。

が、同時に「怒り」がありました。「バカヤロー」と。自己保身のバカがいましたよね。そんで、物事の上っ面だけを見て判断して、単純な思考回路を駆使して安易な結論を見出し、地球を滅ぼしてしまいます・・・。(ロボが救ってくれるけど)

ほんとに胃が痛かったよ。むかついた。でもって、これが9月11日以前なら、そんなにヘビーにはならなかったと思うんだよ。ステレオタイプなバカですからね。時代背景として、冷戦さなかの核拡散、武力競争があったと思うけど、常に回避されていましたから。「やられたらやり返せ」とか「我々は腰抜けではない」とかって力む状況じゃなくて、理性が第一の世界でしたから。「こうはならない」というのが前提だったんだもの。

もう、違う。シンプルな思考回路を持つ方が、世界をコントロールしていらっしゃる。あっちもこっちもね。だから、理解されないロボットくんは確実に死ぬ。ロボットくんがいなければ、世界が壊れる。もう、絵空事じゃないよ。痛すぎるよ。だから、エンディングのほうがさ、絵空事だったよ。そうはいかない。そんなわけない。うー、きついっす。


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