演劇ユニット
小丸オンライン Ver.2.0

「ファイトクラブ+セブン」

時:2001年3月末 於:中野ウエストエンドスタジオ

〜企画趣意書〜
−2000年11月25現在−
出演者・スタッフ募集中!

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  企画・製作 神保正則
〒168-0063 杉並区和泉1-41-7-201
電話03-5376-4301 FAX03-5376-4461
E-mail:jimbo@tky.3web.ne.jp
http://www.tky.3web.ne.jp/~jimbo/




■小丸オンライン Ver.2.0「ファイトクラブ+セブン」公演概要

企画名 :小丸オンライン第2回公演
タイトル:ファイトクラブ+セブン(ふぁいとくらぶぷらすせぶん)
公演期間:2001年3月29日(木)〜4月1日(日)
     (公演仕込み:3/27〜28)
開演3/27火3/28水3/29木3/30金3/31土4/1日
仕込み場当たりゲネ 15時14時
仕込み通し稽古19時半19時19時18時
上演時間:1時間40分
劇 場 :中野ウエストエンドスタジオ(03-3319-5645)
〒165-0026 中野区新井5-1-1
JR中野駅徒歩12分
西武新宿線新井薬師前駅徒歩4分
料 金 :前売・当日2500円均一
前売開始:小丸オンライン 2001年2月15日開始予定
チケットぴあ  2001年2月28日開始予定
作・演出:一寸小丸
舞台美術:ジャンジャック十蔵
照明:神保正則
音響:伊東孝
舞監:金安慶行
映像:ミッキー・ヤング
出演:町田知華子、藤井賢弥、他(出演者募集中)
内容:下記(2000年12月現在・・・変更あります、絶対に。)
1、設定
「テロ」です。「中高生向けビジネススクール」とか「携帯電話向けJAVAゲームコンテンツ配信」とかを事業化している新進ネットベンチャーと、宗教にどつぼにはまった崩壊家族が中心。これらがリンクし、よってたかって日本の政治、経済、教育、社会、メディア、ネットをズタズタに切り裂きます。人も切り裂く予定。

2、ストーリー
ネットベンチャーとして成功を収めている企業に集う若者。潤沢な資金を使い密かに武装化している。一方で、その社長は注目若手実業家としてマスコミに取り上げられ、政府のIT戦略会議のメンバーに選出されている。国内の有力な経済人、財界人、政治家、学者が集う席にも招かれ、意見を述べるまでになっている。ある日、不人気の総理大臣の窮余の一策として、活気のあるベンチャー企業のオフィスから総理VS若手実業家のトーク番組が、テレビおよびインターネットで放送されることになった。同じ頃、ある家族が崩壊していた。母親がストレスから新興宗教に入信し、その娘達をパニックに落としめていた。娘は中学生から高校生、ネットベンチャーが主催するビジネススクールの生徒でもある。そしていつものように、娘たちは母親を殺す。さらにその先へも進む・・・。

ネットベンチャーの若者たちが事件を起こす。まず、総理大臣を対談で笑い者にする。テレビは途中までしか放送されなかったが、インターネットで全世界にその醜態が晒される。警察の突入は巧妙に阻止された。同時に経済人や学者たちを人質にとり、でたらめな要求をつきつける。若者達は、権威の失墜と、この国の絶望を表出させようとしていた。そのため、騒ぎを起こすだけで、笑いにして終わる予定であった。「なんちゃってテロ」とでも言うべきもの。もちろん、逮捕され刑に服すことは覚悟の上。が、その時、あの娘が現れ、中心的に活動していた一人の若者を刺してしまった・・・。

3、台本スケジュール
2000年11月 プロット&主要な登場人物決定
2000年12月  第一稿
2000年1月末 決定稿

4、稽古スケジュール
2000年11月〜2001年1月 週1回程度の若手中心の稽古、新人オーディション
2000年2月 週4回〜5回
2000年3月 週5回〜6回
(毎週土曜日定休、稽古は原則として夜のみ)

5、オープニング=エンディング
都市の廃墟にたたずむ少女、血に濡れている、街が崩壊している・・・

6、舞台美術素案(作家のイメージ)
舞台を格子が取り囲んでいる。舞台奥も横面も前面も。さらに天井にも。照明は天井格子の間から照らされている。舞台前面格子は客席との間になるが、見づらいものではあるが、シーリングを抑えれば、ほとんど気にならない。舞台はオリの中だ。

オープニングの廃墟を作るために、客入れ時には、これらの格子が面ごと倒れているものとする。オープニングシーンの後、天井面が上昇し、横面が立ち上がり、奥面、前面が立ちあがる。そこに舞台が現れる。この舞台は、ベンチャー企業のオフィスであるが、無機質・金属質系のものである。ネット端末ぐらいは置いてあるかも。あと、プレゼン用のプロジェクターが置いてある。これで映像を投影する。

7、映像
娘と社会との関りを中心に映像化する。ロケ中心か。例えば渋谷の交差点の真ん中に血みどろで立っているロングショットとか。セーラー服かも。校舎もありか。ゲリラ撮影だろう。オープニングムービーとする。あと、フィナーレでは役者紹介のムービーがある。

8、VJ
客入れ時にビデオジョッキー(VJ)をやりたいと、神保がワガママ言っているが、廃墟とのマッチング次第だろう。

9、映画「セブン」について
1995年アメリカ。デビッド・フィンチャー監督の出世作。ブラッド・ピットが美しい。オープニングの暗い映像とかの美しさも記憶に残る。あとラストもね。聖書にある「七つの大罪」に順じて起きる連続猟奇殺人事件を追う刑事もの。サイテーのエンディングがヘビーだったけど、映画館は若いカップルでいっぱいで、立ち見が出ていた。

10、映画「ファイトクラブ」について
1999年アメリカ。デビッド・フィンチャー監督の超傑作。妄想男の栄光と、爆弾テロへ至る道程。ただの殴り合いを美学で昇華したことで周囲の共感を得、教祖へと祭り上げられる。が、社会の軋轢と対峙することになり、組織化して対抗する。エスカレートを余儀なくされ、大量殺戮の爆弾テロを成功させたところでエンディング。ほとんどオウムだね。サリンまくとこまで。

11、デビッド・フィンチャーについて
映画監督だが、1980年代はMTVを撮っていた。最初にデビッド・フィンチャーを知ったのはMTVだ。スティングの「Englishman In New York」(1988年)とかポーラ・アブドウルのヒット作「Cold Hearted」(1989年)とか、素晴らしい。特に照明の使い方がうまい。構図も凝っている。映画では「エイリアン3」(1992年)、「ゲーム」(1997年)も撮っている。映画では、タイトル音楽に重ねる映像も凝りまくり。音楽の使い方もうまいけど、もともとMTVの人だから当然だ。カット割りとかカメラ位置とか、こだわりすぎだと思うけどね。素晴らしいよ。

■小丸オンライン、そのコンセプトと戦略

1、「小丸オンライン」とは?
一寸小丸氏は、@ニフティとインターネットの演劇サイトを中心に活動する演劇ライター。同時に、実際の演劇活動も行っており、舞台照明家でもあります。また、実社会では、IT関連の歌って踊れる経済アナリストとして活躍しています。さて、その一寸小丸氏が活動拠点とする「一寸小丸オンラインホームページ」は、一寸小丸氏の演劇関連活動情報発信サイトです。小丸氏が関わるお芝居を中心に、多方面にリンクしています。このホームページが演劇公演をプロデュースすることになり(日本初?)、さらに演劇ユニットとしての「小丸オンライン」を結成したわけです。基本的には、年2回の本公演では一寸小丸氏のオリジナル作品を上演していきます。ネットワークに演劇情報を普及させることを中心に活動してきた小丸氏が、今度は演劇というリアルな世界へ、ネットワークやIT技術を広める活動を始めたわけです。「演劇の世界にもIT革命を」がキャッチフレーズ。その作品世界は、エンタテインメントを意識しながら、現代社会の表層を切り取るものとなっています。

2、小丸オンライン第1回公演
小丸オンラインは、第1回公演として「CUBE」を2000年6月29日(木)〜7月2日(日)に6ステージ、こまばアゴラ劇場にて上演しました。作・演出は同じ一寸小丸氏、舞台美術はジャンジャック十蔵氏です。出演者は17名。全部で604名を動員し、盛況のうちに幕を閉じることができました。

3、「小丸オンライン」の2001年
小丸オンラインは劇団ではありません。が、ある程度、役者を固定していきたいと考えています。毎回の公演での出会いを大切にし、才能のある人と関っていきたいと考えています。いま実力のある人よりも、未完の大器と出会いたいと思っています。2001年はそれら未完の役者たちとの出会いを果たし、2002年に備える年と位置付けます。なので、2001年初旬だけ出演者募集を行います。あとは、そこで出会ったメンバーと、その後知り合ったヨソの才能とで2002年に備えます。2002年はさらに大きな劇場での公演を目指します。

4、「演劇の世界にもIT革命を」
昔からテクノロジーとアート・表現活動は親和性の高いものでした。現在の最先端のテクノロジーはITです。情報技術(インフォメーション・テクノロジー)です。代表はインターネットですが、PCやケータイ、放送なども範疇です。演劇界は遅れています。ワープロで台本書くのとか、ウェブに広告ページを載せるのはITではありません。第1にコミュニケーションが変わらねばなりません。役者とスタッフ、役者同士、作り手と観客などの関係が変わるのです。そこにITが使われるのです。第2に舞台表現に使われねばなりません。照明や音響以外にも、舞台美術や装置、映像に使われるでしょう。無線技術の進化も注目されます。少しずつ活用していきます(先立つものが・・・)。

5、「ネット情宣」について
小丸オンラインの公演情報は、チラシ媒体やDM、雑誌メディアも一部使いますが、メインは徐々にネットに移行していきます。ネットを使った情宣は、コスト安ですが、手間は200倍ぐらいかかるものです。ホームページを強化することは重要ではありません。演劇サイトで宣伝することも重視していません。重要なのは、未来の顧客とコミュニケーションすることです。

6、「2001年秋、多媒体向けコンテンツ配信会社設立!(計画)」について
コンテンツを作る技術は少しストックできました。人的なネットワークも。あとは、それをビジネス化すること。いいビジネスモデルを2001年春までに構築し、その後、会社化に向けて、資金を集めます。

7、「小丸オンラインプロデュース公演」
2000年に振り出しに戻ってしまった「藤井賢弥ライブ」のプロデュースを手がける可能性があります。また、出会った役者・才能をプロデュースしていきます。前述のコンテンツ配信会社は役者・スタッフのマネジメントも手がける計画です。自ら企画したコンテンツを、一部、自製していく計画。芝居は「やれりゃいい」ってもんじゃありません。役者もスタッフも良い環境で創作できないと。そのために、複数メディアへのコンテンツ展開を図ります。演劇として作られたものを、CD−ROM、DVD、インターネット配信、ケータイコンテンツ化、CSデジタル向けなどへの展開を。

8、「一寸小丸オンラインホームページ」の新展開
ホームページ上で、映像を使ったコンテンツを配信します。まず、「藤井賢弥チャンネル」を企画。藤井賢弥が持つ1分ネタを10本掲載予定。2000年11月スタート。また、次の企画として「呪い・崇り実験室」が進行中。2001年1月スタート予定。

9、小丸オンライン若手公演
小丸オンラインの本公演は年2回。その間を若手による企画公演が埋める。年1回は小劇場史に輝く名作を上演。2001年度は「飛龍伝」を予定(2001.5)。2002年度は「蒲田行進曲」。その後、パラノイア百貨店や唐組の名作を上演予定。また、年1回は実験演劇を予定。不条理劇的なものなどを、オリジナルオムニバスとして上演(2001.12計画)。いずれも若手の演劇経験の場と位置付けるが、ベテラン役者との共演も意識したものとする予定。

10、小丸オンライン参加費用
役者の参加費は1公演5万円。ただし、役者が販売したチケット代は全額役者にバックされる方式。すなわち、2500円のチケットは20枚売れば、役者の負担はゼロとなり、それ以上売れば役者の収入となるシステムです。

11、スタッフ募集中!
スタッフは、実績のある方はギャラ支給(作品または現場を見せてください)。実績のない方は最初の公演のみノーギャラ覚悟でね(現在募集しているのは、ビデオ編集、Webデザイナー、照明、音響、グラフィックデザイナー、メイク、衣装、DJ、VJ、CGアーティスト、写真家、制作、顧客管理、お手伝いさんなど)。また、現在のギャラはお友達価格が中心で、正規のギャラにはほど遠いのが現状です。毎公演、その技術に対し、少しずつアップしていく予定です。第1回公演と比べ、2001年3月の第2回公演では、舞台美術、照明、音響など、アップできました。

12、参加手続き
2001年1月まで週1回程度の稽古を行っていますので、ぜひ、見に来てください。連絡いただければ、2〜3週間先までの稽古スケジュールをお知らせします。稽古に何回か参加した後、決断してくださればオッケーです。

企画・製作
小丸オンライン 電話03-5376-4301 FAX03-5376-4461
http://www.tky.3web.ne.jp/~jimbo/  E-mail jimbo@tky.3web.ne.jp
〒168-0063 杉並区和泉1-41-7-201 神保正則

演劇情報発信サイト⇒週刊FSTAGE
http://www.nifty.ne.jp/forum/ftheater/fstage/weekly/index.htm

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