小丸オンラインVer.2.0「FIGHTCLUB」当日パンフ
ごあいさつ

ごあいさつ

  いまの世の中、いろんなことが危機的状況にあるけど、この危機感のなさはどっから来るんだろう。ガケっぷちの日本経済もそうだし、崩壊寸前のコミュニケーションもそう。あ、演劇を取り巻く環境も、ひどい状況にあるんですよ。演劇をやるということ自体が難しくなっている。と言うか、そこに意味を見出すことが困難で、じゃ、なぜオレらは芝居をやっているのかと言うと・・・。

  この危機感のなさはメディアに起因している。テレビの向こうの風景は、ノンキだもんなあ。簡単に影響されるこっちにも問題があるんだけど。でも、後藤のソロはいいとしても、中沢は心配でしょ。・・・とか心配してっからいかんのだよな、うーん。

  実は演劇もメディアなんですよ。携帯電話もメディアになるし。インターネットはまあ、PCを端末にしている間はコミュニケーション機能の方が重要でしょうね。そんなことより、ケータイのおかげで、パーソナルメディアの時代になったわけで、「マス」が壊れつつあることは素晴らしいことです。演劇はマスでもパーソナルでもない・・・困った存在です。どっちかと言うとパーソナル指向だと思ってますけど。

  で、次回公演はメディアをテーマに扱おうかと。なんかほら、ギャップってあるでしょ。修羅場の向こうのテレビに映る釈由美子、みたいな。あと経済ヤクザも登場します。すごいよねえ経済ヤクザ。一瞬、カタギに見える人たち。っていうか、カタギとヤクザの区別って、なに?

  次回公演は下北沢です。今後、うちの近所である下北沢で、ずっと芝居ができるようになればいいと思っています。ちゃんと、3.0にバージョンアップしてお届けできるよう、頑張ります。・・・今回も頑張りましたよ、かなり。

2001.3.25 一寸小丸

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